三井・三菱の解体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 04:55 UTC 版)
昭和22年7月にGHQは三井物産、三菱商事の即時かつ徹底的な解体指令を出し、両社は11月末に解散した。両社は日本を代表するトップ商社であり、この解体時点で三井物産は71年、三菱商事は合資会社営業部時代から47年という、それぞれ長い活躍の歴史を持ち、素人集団である日本建設産業に比べれば、立派な経験と商権を持つ商社であったといえた。GHQはこの処置をとるに当たって、住友財閥にも商社があるはずであると考え、取り調べたところ、日本建設産業という会社に、住友本社の残党が多数転入して商事活動をしているというので、資料を取り寄せたが、取扱高があまりにも少ないので、これは問題にならぬと決定された。
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