ワンガリ・マータイとは? わかりやすく解説

ワンガリ・マータイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/19 01:26 UTC 版)

ワンガリ・マータイ(Wangari Muta Maathai, 1940年4月1日 - 2011年9月25日[1])は、ケニア出身の女性環境保護活動家、政治家ノーベル賞受賞者。


  1. ^ “ノーベル平和賞受賞のマータイさん死去”. 日テレNEWS24. (2011年9月26日). https://news.ntv.co.jp/category/international/191442 2020年2月7日閲覧。 
  2. ^ Magu, Stephen M. (2018). The Socio-Cultural, Ethnic and Historic Foundations of Kenya's Electoral Violence: Democracy On Fire. Routledge. ISBN 9780815350651
  3. ^ 小野一『緑の党 運動・思想・政党の歴史』講談社〈講談社選書メチエ583〉、53頁。 
  4. ^ 社説:マータイさん死去 「モッタイナイ」を永遠に - 毎日jp(毎日新聞)
  5. ^ W.マータイさん死去 アフリカの環境保護に尽力 04年ノーベル平和賞 産経新聞 2011年9月26日閲覧
  6. ^ 「もったいない」のマータイさん、ケニアで国葬に ロイター 2011年9月30日閲覧
  7. ^ ワンガリ・マータイさん死去:「木を使わないで」遺言通り葬儀 毎日新聞 2011年10月10日閲覧
  8. ^ 10 Questions: Wangari Maathai TIME MAGAZINE WORLD 2004年10月10日閲覧
  9. ^ マータイさん演説要旨 ノーベル平和賞受賞 47news 2004年12月10日
  10. ^ もったいなくない マータイさん旭日大綬章 春の叙勲”. 朝日新聞デジタル (2009年4月29日). 2023年4月8日閲覧。


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ワンガリ・マータイ

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もったいない」の記事における「ワンガリ・マータイ」の解説

ワンガリ・マータイは、ケニア出身環境保護活動家である。環境分野初めノーベル平和賞受賞した人物でもある(2004年)。 『MOTTAINAI』との出会い2005年2月京都議定書関連行事のため、毎日新聞社招聘により日本訪問その時同社編集局長とのインタビューで「もったいない」という言葉を知る。 「もったいない」は"wasteful"と同じ意味であって両方言葉環境問題考えるに重要な概念話したという。 同年2月17日に、当時内閣総理大臣小泉純一郎会談した際、"wasteful"という言葉使用したが、「もったいない」という言葉使った報道された。 同年3月には国連女性地位委員会出席者全員に「もったいない」と唱和させたりするなど、世界へこの語を広めようとしている。 『MOTTAINAI』を世界共通の言葉とする理由もったいない」に感銘受けた後、この意思概念世界中広めるため他の言語該当するような言葉探したが、「もったいない」のように、自然や物に対す敬意、愛などの意思リスペクト)が込められているような言葉が他に見つからなかった。 消費削減リデュース)、再使用リユース)、再生利用リサイクル)、尊敬リスペクト)の概念一語表せ言葉も見つからなかった。 そのため、そのままMOTTAINAI』を世界共通の言葉として広めているという(『世界一受けたい授業』(日本テレビ系テレビ番組)などで語った所による)。 グレンイーグルズ・サミット2005年7月歌手ボノボブ・ゲルドフなどとともに、英首相トニー・ブレアアフリカ支援訴えたイギリス・スコットランドのパースシャーで開かれた主要国首脳会議)。 その後エディンバラサッカー場開催されライブ8Live 8コンサートで、6万人観衆に「もったいない」を紹介その他の活動 南アフリカ共和国ヨハネスブルクネルソン・マンデラ大統領87歳誕生日を祝う式典にも招かれビル・クリントン前米大統領ら約1,000人の招待者MOTTAINAI呼びかけた。 アメリカ合衆国ハーバード大学エール大学などの講演でも「日本人知恵」としてこの言葉紹介している。 再来日2006年2月毎日新聞社招き再来日し、当時の環境大臣小池百合子トヨタ自動車名誉会長豊田章一郎歌手倉木麻衣など、政財界首脳著名人会談する一方で千葉県松戸市小学校早稲田大学横浜国立大学北九州市など日本各地講演しさまざまなイベント市民交流したこの際日本の伝統美である風呂敷を「もったいない精神象徴」と紹介し小池一緒にFuroshiki」をアピールし風呂敷ブーム巻き起こした自叙伝での紹介 2006年10月発刊タイトルは「Unbowed」(「不屈へこたれないの意味)。 アフリカ緑化活動、「グリーンベルト運動」を軌道乗せるまでの苦難半生描いたものであり、その序文でも「MOTTAINAI」を紹介している。 マータイ山口昭(後述)が唱えるもったいない精神」に共通しているのは、本来、日本人が「もったいない」で感じネガティブ概念昇華し、これを人やもの、生物、自然、平和を敬う3R運動環境保護平和運動実践理念としてポジティブとらえている点である。

※この「ワンガリ・マータイ」の解説は、「もったいない」の解説の一部です。
「ワンガリ・マータイ」を含む「もったいない」の記事については、「もったいない」の概要を参照ください。

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