ベティ・ウィリアムズとは? わかりやすく解説

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ベティ・ウィリアムズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/04 16:28 UTC 版)

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ベティ・ウィリアムズ
Betty Williams
ベティ・ウィリアムズ(2009年)
生誕 (1943-05-22) 1943年5月22日
北アイルランドベルファスト
死没 2020年3月17日(2020-03-17)(76歳)
北アイルランドベルファスト
国籍 イギリス
受賞 ノーベル平和賞(1976年)
ノーベル賞受賞者
受賞年:1976年
受賞部門:ノーベル平和賞
受賞理由:北アイルランド平和運動への貢献

ベティ・ウィリアムズ(Betty Williams, 1943年5月22日 - 2020年3月17日)は、北アイルランドベルファスト生まれの平和活動家。一男一女の母。

来歴

北アイルランドでは、領土や宗教など様々な問題が絡み合い、長年にわたり紛争が続いていた(北アイルランド問題)。1976年、紛争に巻き込まれて子供たちが犠牲になった事件をきっかけに、主婦だったウィリアムズは、仲間とともに平和を求める署名運動を開始、2日間で6000件の署名を集め、大きく報道された。その連帯は女性たちの間で大きく広がり、「平和への大行進」へと発展した。

こうした草の根の運動が評価され、1976年度のノーベル平和賞を、運動をともに進めたマイレッド・コリガン・マグワイアと共同で受賞した。一主婦であった彼女のノーベル平和賞受賞は異例である。また、この受賞は1977年になってから、遡って1976年度の受賞者として表彰する形で決定した[1]

その後も世界を舞台に女性と子供を守るための活動を展開した。1997年に「世界子ども慈愛センター」を創設し、会長に就任した。

脚注

  1. ^ The Nobel Peace Prize 1976”. ノーベル財団 (2009年). 2014年10月11日閲覧。 “The Nobel Peace Prize 1976 was awarded jointly to Betty Williams and Mairead Corrigan. Betty Williams and Mairead Corrigan received their Nobel Prize one year later, in 1977.”

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