ライラ・オディンガとは? わかりやすく解説

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ライラ・オディンガ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/14 01:19 UTC 版)

ライラ・オディンガ
Raila Odinga
生年月日 (1945-01-07) 1945年1月7日(80歳)
出生地 イギリスケニア、マセノ
出身校 マクデブルク工科大学
前職 大学教員
所属政党 オレンジ民主運動
配偶者 イダ・オディンガ(1950年 - )

第2代ケニア共和国首相
在任期間 2008年4月17日 - 2013年4月9日
大統領 ムワイ・キバキ
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ライラ・アモロ・オディンガ英語: Raila Amolo Odinga1945年1月7日 - )は、ケニア政治家1992年より国会議員。エネルギー相(2001-2002年)、道路公共事業住宅相(2003-2005年)、首相(2008-2013年)などを歴任した。

略歴

  • 1965年東ドイツのマクデブルク工科大学(現在のオットー・フォン・ゲーリケ大学マクデブルク英語版の一部)に奨学生として留学。
  • 1970年機械工学学位を取得。
  • 1971年 - 1974年ナイロビ大学講師
  • 選手としても所属していたゴル・マヒアFC (Gor Mahia F.C.を運営[1]
  • 2007年、ケニア大統領選挙に出馬。
  • 2008年4月17日、合意に基づき首相就任。
  • 2013年4月9日、2010年の憲法改正後、初の総選挙実施に伴い首相職廃止。
  • 2017年8月8日執行の大統領選挙に出馬するも、現職のウフル・ケニヤッタ大統領に敗れ次点で落選。しかしその後、大統領選に不正があったとし裁判所に異議申し立てを行い、9月1日、ケニア最高裁判所は不正を認定しこの申し立てを認め、60日以内の再選挙を命じた[2]。しかし、ケニア選挙委員会に公正な選挙に向けた改革を実行する意思がないことを理由に、10月10日にやり直しの大統領選挙への立候補取りやめを発表[3]
  • 2022年8月9日に執行された大統領選挙英語版に立候補したが得票率は48.8%にとどまり、50.5%を獲得したウィリアム・ルト副大統領に敗れた。しかしオディンガは選挙に不正があったと主張し、一部の選挙管理委員も結果が不透明と批判していることから法廷闘争となる可能性が指摘されている[4]

家族

脚注

  1. ^ a b スティーヴ・ブルームフィールド『サッカーと独裁者 アフリカ13か国の「紛争地帯」を行く』白水社、2011年、125頁。 
  2. ^ ケニア大統領選、やり直しに=最高裁「選管に不正」-惨事再燃に懸念”. 時事通信社 (2017年9月1日). 2017年9月4日閲覧。
  3. ^ ケニア大統領の再選挙、野党候補が不出馬表明 「公正な選挙」望めず”. 日本経済新聞 (2017年10月11日). 2017年10月22日閲覧。
  4. ^ “ケニア大統領選、ルト副大統領が勝利 対立候補は不正を主張”. BBC News. BBC. (2022年8月16日). https://www.bbc.com/japanese/62557909 2022年8月17日閲覧。 
  5. ^ a b c d Daily Nation, June 2, 2001 The Price of being Raila Odinga's wife

外部リンク

公職
先代
ジョモ・ケニヤッタ
1964年 - 2008年は廃止
ケニア共和国首相
第2代:2008 - 2013
次代
首相職廃止




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