ラー・イエロー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 04:15 UTC 版)
「遊☆戯☆王デュエルモンスターズGXの登場人物」の記事における「ラー・イエロー」の解説
三沢 大地(みさわ だいち) 詳細は「三沢大地」を参照 ティラノ剣山(ティラノけんざん) 声:下崎紘史 2期から登場する筋肉質の少年。語尾に「~ドン」や「~ザウルス」と付ける恐竜オタク。 使用デッキは【恐竜族】。 恐竜や昆虫をこよなく愛し、自らを「気付かれない蓑虫」と例える翔に対し「蓑虫さんに失礼」と昆虫と恐竜の関係を説いていた。地方にいた頃は不良少年であり、喧嘩に明け暮れながらも公園等の清掃活動にも参加していた。その頃を本人は「悪い事もした、だが同時に良い事もする。だから皆が安心してしまいワクワクしない」と反省している。 幼い頃、親と共に行った化石発掘現場で落盤事故に遭い足の骨が潰れ、失われた骨の代用として恐竜の骨の化石を埋め込まれた。興奮すると時折瞳が爬虫類のように変化する(本人曰く「恐竜のDNAを取り込んで進化した」)。 入校当初は「オベリスク・ブルーが当然」と高慢な態度で登場(しかし、アカデミアの制度によりイエローになった)、己の強さを示す為に子分を引き連れて「ティラノ団」を結成しデュエルディスク狩りを行っていたが、十代に敗北。その際、彼の個性に惚れてしまい押しかけ舎弟になる。以後はティラノ団を解散させ十代の部屋に居候する。十代のただ一人の舎弟を自負する翔とは痴話喧嘩が絶えないが、彼を尊敬している場面もあり仲は良い。彼の制服は他のラー・イエロー生徒と比べて色が濃く、袖は自ら外している。十代達に御馳走を作るなど料理の腕も達者で、十代の顔の特大アップリケを作るなどかなり家庭的な特技を持っている。 前述のDNAのおかげで斎王琢磨(破滅の光)の洗脳術は通用しなかったが、爬虫類を暴走させる原因となる電磁波の影響も受けてしまう。精霊を感じることができたり、斎王やネオスが「ストレングス(力)の象徴」と呼ぶなど、特別な素質を持っている。十代と斎王とのデュエルの際に精神がスペースザウルスとなり、ネオスと共にレーザー衛星「ソーラ」を破壊するという活躍を見せた。 3期では十代らがユベル(加納マルタン)の元へ行こうとするときはデュエルゾンビ達と戦った。鮫島校長からユベルの話を聞いた後、ヨハン・アンデルセンを助けに行く為に異世界へ戻ったが、豹変した十代に憎悪に近い違和感を覚えている。その後ブロンに捕らえられてしまい「邪神教義-憎」の発動により光の粒子となり消滅したが、十代とユベルのデュエルの後無事現実世界へ戻ってきた。 4期では早乙女レイと共に卒業アルバム委員としてリーダーシップを発揮している。卒業デュエルの時、十代に空野大悟の捜索を頼まれ発見するが、それがミスターTである事に気付きデュエルを行う。持ち前の恐竜のDNAのおかげで心に闇がなくミスターTを苦戦させたが、彼の言葉に翻弄され敗北、ダークネスの世界へ連れて行かれた。だが十代の声を聞いた事で、現実世界への帰還を果たした。卒業式では下級生代表として送辞を読む事になったが、悲しみのあまり涙して、クロノス・デ・メディチ教頭と同様に退場させられた。180話の予告にて卒業後の翔と連絡を取り合う事を約束している。 英語版では十代への台詞のほとんどが、カートゥーンネットワークにおける「同性愛表現の規制」の対象に指定され、全く別の台詞へと変更されている。 小原 洋司(こはら ようじ) 声:樋口智恵子 小柄な外見の男子生徒。 デュエルの実力はあるが、プレッシャー弱く連敗している。大原とは気が合う親友。 使用デッキは「キングゴブリン」を主力とした【ゴブリン】。 「闇の巨人デュエリスト」として報復活動を行い、闇夜でのアンティルールで自分達をいじめの標的にした生徒のレアカードを片っ端から奪い続けた。79話で台詞はないものの大原と共に卒業式に出席していた。 英語版での名前はBrier。 大原 進(おおはら すすむ) 声:かねこはりい 男子生徒。大柄ななりだが、そんなに気は強くなく温厚。小原とは気が合う親友で、彼が十代に負けた際にかばったりしている。小原とは違いデュエリストではなくゲームデザイナー志望。 小原の意志を認め、「闇の巨人デュエリスト」を演じて彼の計画に加担していた。179話で台詞はないものの卒業式に小原と共に出席していた。 英語版での名前はBeauregard。 神楽坂(かぐらざか) 声:日野聡 闇遊戯に似た風貌をしており、千年パズルの柄のシャツを着ている。他人のコピーが得意で、デッキだけでなくその持ち主の口調も真似るのが特徴。武藤遊戯、海馬瀬人、丸藤亮といったトップデュエリスト達のテクニックを研究し尽くしている。展示されることになった遊戯のデッキを盗み、盗んだデッキで十代とデュエルする。「開闢の使者」や「混沌の黒魔術師」といった闇遊戯が使用していなかったモンスターで圧倒するもいずれも「スカイスクレイパー」で強化されたフレイムウィングマンに倒されて敗北する。十代とのデュエルの後、十代と亮にデュエリストとして自分に足りない物を教えられた。だが、今度は十代に化けてデッキもそのまま十代同様のものにするなど、教訓になっていなかった。179話で卒業式に出席していた。 英語版での名前はDimitri。 江里糸 石輝(えりいと いしき) 声:山岸弘一 男子生徒。名前通りエリート意識が強い。内村 米人(うちむら よねひと)(声:岩下政之)らと共にホワイトサンダーとなった万丈目とのデュエルに敗北、光の結社の一員となった。光の結社の崩壊後は元に戻った。異世界に飛ばされた時は内村らと共にゾンビ化していた。なお、この名前は取巻達同様、NDS版「スピリットサモナー」において設定されたものであり、アニメ本編では名前は登場しない。 上杉(うえすぎ) 声:岩間健児 男子生徒。ジェネックスで守備デッキを使い剣山と対戦したが敗北した。 山中(やまなか) 声:中村太亮 男子生徒。異世界に飛ばされた際、空腹に耐えられずユベルに操られたマルタンの思うがままに、笑いの仮面の精霊と融合させられてオブライエンと対決。人を小馬鹿にしたように「笑っちゃう」「笑える〜!」などと笑う。最後は嘘泣きしてオブライエンを倒そうとするも、囮と気付いていたオブライエンに止めを刺され、「笑えね〜!」と言い残し敗北。無事に救われた。
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「遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX」の記事における「ラー・イエロー」の解説
デュエルアカデミアの中級クラスの寮。高等部から入学した優秀な生徒はここの所属となる。名前の由来は「ラーの翼神竜」とカードカラーのイエロー(黄)である。ブルーほどではないが、優秀だと言うことでレッドを見下す生徒も存在する。所属する生徒は三沢大地、ティラノ剣山、加納マルタンなど。二年目の途中から三年目の前期までは丸藤翔も在籍していた。寮長は樺山。男性寮だが、第一話ではラーイエローの女生徒も登場している。
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