ヘル・クルセイダース(地獄の十字軍)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 14:00 UTC 版)
「コブラ (漫画)」の記事における「ヘル・クルセイダース(地獄の十字軍)」の解説
「地獄の十字軍」編で登場する外人部隊。十字軍の名前通り、十字架を部隊章としている。依頼次第でどのような戦いにも参加し、勝利のために手段を選ばぬ冷酷な存在。入隊に際しては完全実力主義で、過去の経歴は一切問われない。しかし、自分に降りかかる火の粉を自力で落とせないような者は必要とはされず、入隊試験で実力の無い者を殺して「落第させる」ことすら辞さない。傭兵部隊だけに兵卒・下士官の服装は自由だが、将校や一部の部隊は制服や戦闘服など軍人らしい服装をしている。
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ヘル・クルセイダース(地獄の十字軍)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 06:11 UTC 版)
「コブラの登場人物」の記事における「ヘル・クルセイダース(地獄の十字軍)」の解説
オフェーリア ヘル・クルセイダース編のヒロイン。コブラと同時にヘル・クルセイダースに入隊した女傭兵。右腕に装着した折りたたみ式の鉄爪による接近戦の名手で、エレファントの操縦試験でもコブラに次ぐ結果を出した。実は「地獄の十字軍」編の舞台となるエルラゴ星の出身で、種族間戦争を止めようと傭兵になったが、コブラ達との共闘で戦争の真の背景を知ることに。コブラと作中で肉体関係になった数少ないヒロインの一人であり、その事でレディがコブラを咎める場面もある。 ザッパ コブラと同時にヘル・クルセイダースに入隊したドナルド星人。自称「コブラのファン」。お調子者な性格で、戦闘ではセコい手を使うのが得意。 アイアン・ブル軍曹 ヘル・クルセイダース第3小隊を率いる、ゴリラの姿をしたサイボーグ。頑丈かつパワフルな体と強靭な精神力の持ち主で、荒くれぞろいの部下達も彼には頭が上がらない。傭兵だけに戦いの大義より報酬を優先するが、仲間を大切にしたり弱者に手を出さないという温厚な部分もある。右腕が銃となっている。 「バブ・イルの塔」にて、ルービック率いるメドゥサ族に対してタートル号のスーパー・ブラスターの弾を右腕に装填して応戦した。 「ギャラクシーナイツ」編では、コブラの手配書の横に彼の手配書が貼ってあった。 ゴールドマン総統 ヘル・クルセイダース総司令官。その名前の通り金髪の美青年にして黄金を好む性格で、旗艦ムーンフォーカットの自室は成金趣味丸出しのデザインである。エルラゴ星の「秘宝」確保のため、雇い主不在にも関わらずエルラゴ星の種族間戦争に介入し、聖地「光の谷」への手がかりをつかんでゆく。部下の肉体に密かに微細状の爆弾を埋め込み、失態を犯したり反乱を企む者は容赦なく処刑する。 「秘法」の在りかである「バブ・イルの塔」にて、コブラが造った偽物のムーンレンズでガリアスの扉を開こうとしたが開かず、もう1度行おうとしてガリアスの扉に殺される。 コブラについては情報を有しており、初対面にもかかわらず整形後の顔ばかりか、第2の愛銃パイソン77マグナムまで知っていた。 趣味は昔の戦闘機を集めてコレクションにする事。 ルービック中佐 ヘル・クルセイダース副司令官を務める女将校。狡猾なサディストで、強い男を好む。ゴールドマンの特命を受けて、エルラゴ星の「秘宝」確保に動くも、コブラ達の妨害で失敗。部下を全て失い一人生き残る。ゴールドマンがゼロに、ゴールドマンに刃向かった場合の見せしめとして処刑される。実は生きており、その正体はメドゥサ族のスパイで「秘法」の在りかを知る事が目的だった。 「バブ・イルの塔」で大勢のメドゥサ族を率いて攻め込もうとしたが、スーパー・ブラスターを持ち出してきたブルと交戦状態となる。コブラが「光の谷」である小の月を破壊したことによって星中の女性の額にあったルビーが消えて、ルビーの取り合いが無くなった事で自身の率いて来たメドゥサ族と共に去って行った。 ゲッペル少佐 ヘル・クルセイダース第7機動隊の指揮官を務める肥満体の将校。強欲かつ利己的な性格で、自分の利益のために子飼いの部下と共にヘル・クルセイダースを裏切り、エルラゴ星の「秘宝」を独占しようとした。敵対するものには残忍で、時限爆弾付き弾丸を平然と撃ち込む。 地球ニューヨーク沖を移動していたセント・メリー号に乗っていた金星のロム王国国王と乗客を殺害し、そこに居たコブラに時限爆弾付き弾丸を撃ち込む。このことが切っ掛けでコブラは爆弾の解除を知るゲッペルを探すため、ヘル・クルセイダースに入隊する。 爆弾解除の番号は自身の保険として言わなかったが、コブラ達の策略によって言ってしまい、策略を行った遊園地にて置いていかれる。 またゲッペルの言葉から、コブラ達は「秘法」の在りかを示すムーンレンズの居場所を知る。 ベグラ大尉 ヘル・クルセイダース所属の女将校。ムーンレンズ(コブラが造った偽物)の解読に成功した後、ゴールドマンよりルービック中佐の後任として副司令官に任命され、階級も一気に中佐に昇格するが、「秘法」の在りかを知ったルービックに殺される。 ワンフー ヘル・クルセイダース第3小隊の隊員。入隊第2訓練であるエレファントの操縦試験において実力の無い新兵を追跡・攻撃する任務に就く。しかし、コブラのサイコガンに撃たれて首を落とされ、乗っていたエレファントをコブラに奪われた。 エルビス 第3小隊隊員。銃を仕込んだエレキギターを愛用している。小隊行きつけの酒場にて仲間であるワンフーを殺したコブラを狙うも、上官のアイアン・ブル軍曹に止められる。しかし、前線基地の兵舎でシャワーを浴びていたコブラを仲間と共に待ち伏せ、返り討ちになった。 マドレーヌ 第3小隊隊員の女傭兵で、エルビスと同じく銃仕込みのエレキギターを愛用。3年前に恋人の賞金稼ぎピーコックがコブラに殺された事で復讐を図るも、失敗した上にシャワー室という場所柄を利用したコブラの作戦により、エルビスの一味を返り討ちにするための「見せ餌」になった。その後もコブラを狙うが、そのチャンスを得た矢先にメドゥサ族に殺される。 ブラックソード・ゼロ 古代火星人が残した設計図によって作られたバトル・アーマロイドで構成された特殊部隊「ブラックソード」に所属していた男性型バトル・アーマロイド。数々の勲章を授与されていて戦闘本能が高く、装甲戦闘ロボット(ファイティングアーマロイド)の究極の作品といわれている。元々の機体番号は別ナンバーだったが、戦闘能力が高いため「彼を超える者は彼(ゼロ)のみ」という意味合いでゼロのナンバーがつけられた。だが、その性格から部隊の上官と仲間を皆殺しにして、ヨミ流刑星において擬似冬眠(シャム・スリープ)させられていたが、ゴールドマンの命令で来た兵士達によって脱獄。 コブラを強敵と見ており、コブラが存在する限り自身は「最強の殺人マシーン」ではあり得ないためコブラに戦いを挑む。 ライブ・メタル製の肉体は頑丈なだけでなく強力な再生能力を有し、敵の内蔵を食い荒らすハンタースネイクを体に備え、兵器との融合能力を使いこなすが、ハンタースネイクのような小さい兵器との融合はできない。弱点は心臓を抜かれたら行動不能になることだが、心臓は抜かれても意識はある。 「光の谷」でのコブラとの戦いにて、古代火星人の啓示を聞いたコブラによってゼロの心臓は撃ち抜かれ、最後は行動不能となった。 2019年より連載中の新エピソード「OVER THE RAINBOW」では宇宙を漂流していた際「西の魔女」(あるいはロンブロゾー)と名乗る謎の存在によって復活する。
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