ブラッドバタフライ(BB)団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 14:11 UTC 版)
「パワプロクンポケット6」の記事における「ブラッドバタフライ(BB)団」の解説
メカ亀田(メカかめだ) BB団団長。プロペラ団が組織を抜けた亀田へのイヤガラセのために造ったロボット。「こんな馬鹿なものはいらない」と評され捨てられたが、後にB.B.団を創設。捨てられた事を恨み、オリジナル(亀田)を超えようとしている。マニアな性質を見せており、大量のおまけ付き菓子を船で運ばせたり、グッズを売り払うために飛行場を作らせようとするなどして、所長と副所長に呆れられている。しかし「オリジナルを超えることだけが自分の存在意義」との考えから亀田の収集癖を模倣していただけで、マニア心を理解しているわけではない(落田には「グッズの置き方に愛がない」と言われている)。1つの密売ルートが潰されても既に別のルートを確保しておく等、団長としては有能である。 主人公が仲間達と反乱を起こすルートでは、彼との直接対決となる。直接攻撃を防ぐバリアを張り、ミサイルやクロー、体当たりで攻撃してくる(なお、負けても条件次第で再戦可能)。としおくん(後述)が暴走するルートではとしおくんを倒した主人公に勝てないと判断し、島を捨てて逃走。再び組織を設立して活動する。 当初正史では「としおくんルート」が正史とされた為行方不明と思われたが、『ダッシュ』パワポケ図鑑の『6』あらすじで正史ではこちらも倒されている事が判明した。 ヘルガ BB団所長。一年前に島に来た、冷静沈着で頭が切れる女性。修羅場をいくつもくぐり抜けてきた軍人で、以前はコンゴで国連の平和維持活動に従事していた。規律に厳しく、一見残酷な面もあるが、主人公に本を貸したり、処刑されそうになった収容者を助けて欲しいと言う主人公の願いを聞き入れるなど優しい面もある。またイベントが進むとBB団の活動の意義や彼女が所属している本心を聞くこともできる。主人公と接触している内に主人公に好意を抱くようになり、100日目にペラが足りずにドクターのミスで死亡した際は「日本に遺体を送る」と約束したり、反乱の際に主人公を射殺した際は悲しげな表情を浮かべる等、主人公の死に心を痛めている。収容者AとCが兵士に大怪我を負わせて銃を奪って反乱を起こして拘束して翌日に公開処刑した際も辛そうな顔付きをしていた(ヘルガ自身も反乱したことは許されないが、怪我をさせたことについては故意ではないとして処刑することを躊躇していたが、メカ亀田に「処刑しないとお前を殺す」と脅された為、仕方なく執行した)。運動会の時にフォークダンスやキャンプファイヤーがあると思っていたなどとお茶目な一面もある。恐怖による正義を目指している。ノルウェー国籍だが、父親がドイツ人のため本人はドイツ人だと主張している。色々な本を所有しているが、ファンタジー系で登場人物が蘇るような話は嫌っている(本人いわく、「死は絶対で、安易に打ち消されるようなものであってはならない」)。 事件の終結後、全ての責任を取って死刑に処された。処刑される寸前にも主人公のことを思い出そうとする等、未練があった様子(本人曰く「女々しい」と自虐していた)。 マコンデ BB団副所長でBB団前所長。半年前までは所長だったが、島で病気が流行して大勢の収容者が死んだために降格させられた。野球は嫌いだが、ブラッドバタフライの監督でもある。ヘルガの下で働いている現状に不満を持つが、副所長としての立場上、逆らう事が出来ず、ヘルガの前では諂っている。 所長に無断でリフレッシュルームのビデオに環境ビデオを混ぜたり、2軍メンバーの裏野球大会決勝戦前のしあわせ草の摂取量を3倍にするなどの独断行動をとっている。また中盤で収容者の不満を和らげる為に班対抗の運動会を提案する。なお、実際はこの運動会でさらに確執を深めさせようとしていたがヘルガに却下されている。 収容者に対しては所長や一般の兵士以上に冷酷な態度を取り、主人公が死亡しても「つまらないことをいちいち報告しなくてよい」と発言し、自分の気に入らない収容者には病人であろうと激しい暴行を加える等、非常に横暴(イベントで病を患った収容者に嘔吐物をズボンに吐かれた際は激怒して暴行した上に後に処刑した)。一方で自身に従順な収容者に対しては多少は優しく接することもあり、主人公も例外ではなく収容者AとCが反乱を起こした際に主人公に助けられた際は、感謝の言葉とペラを贈っている(この時の貰えるペラの金額は犬レベルに応じて変動する)。BB団の幹部だが、無能な一面が多くBB団の兵士に時折理不尽な態度を見せる事もあり、ヘルガと違いBB団の兵士としあわせ島の島民からの人望は薄い。だが過激化するBB団の活動には躊躇する姿勢も見せる等、残忍でありながらも僅かながら良心は残っていた模様。ヘルガには裏切りを警戒されていた。自分の身が危険になると1人で何も出来ず情けない一面を見せる。最後は軍隊に逮捕された。 ドクター / ジーラー・ジェンキンス しあわせ島の収容者で人体実験をしている、しあわせ島で最も幸せな人。収容者を診察するなど、島での医者の代わりも務めている。 BB団壊滅後は軍隊に逮捕されず逃げ延び、とある大企業に拾われ、そこの研究室で数々の発見をし名声を得て女優と結婚。裕福で幸福な暮らしを送ったとされる。 しあわせ島編内では単に「ドクター」としか呼ばれず、プロフィールでもそう表記されている。本名ジーラー・ジェンキンスは条件を満たした上で最終決戦後にヘルガから語られる。攻略本でも「ドクター」と表記されるが、本名が普通に表記される。 BB団の兵士(ビービーだんのへいし) しあわせ島の警備や管理をしている兵士。全員同じ顔だが、『1』『3』に登場したプロペラ団工作員同様映像の都合によるもので、実際はそれぞれ違った過去を持つ普通の人々。基本的に収容者に対し強く当たるが、中には良心を持った者もいる。自分たちには罪の意識はないが、収容者がバタバタと死んでいく現実に何も感じていないわけではないようで、主人公と落田に死者の埋葬作業を指示したBB団兵士は主人公が死者に対して祈る事を許可し、同時に牧師を探そうとしていた。この兵士は主人公に「あれは兵隊じゃなくて人間だったよ」と称され、主人公はこの事を小杉に話したが、主人公が分かりやすく話さなかった為に小杉は意味が分からなかった。この意味は「兵隊の心でなく人間の心を持ってた」という意味。 BX-A5(ビーエックスエーファイブ) PX-001(たかゆき)の量産型。別名はそのまま「量産型たかゆき」。自我があるが、戦闘には使えないようになっている。量産型なのでたかゆきの性格を引き継いではいるが、たかゆきよりも好感が持てるロボットで非常に人間らしい行動を取る。 主人公と交流があったのは生産された内の一台。兵器工場で働き最初は主人公に高圧的な態度を取り「奴隷3号君」と呼ぶが、段々と主人公と打ち解けようとする。展開によっては鉱山で落盤事故が発生した際、無断で救助活動を行い、何人もの収容者を救助するも命令違反で廃棄処分にされてしまう。 だが他に用途があるかもしれないという事からヘルガの命令で頭脳部分は保存され、別の場所で研究される事になったという事が聞かされ、主人公は安堵していた。
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