フルメタル・パニック!
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『フルメタル・パニック!』(Full Metal Panic!)は、賀東招二による日本のライトノベル。また、これを原作とする漫画、アニメ作品。原作のイラストは四季童子。略称は「フルメタ」[4]。富士見ファンタジア文庫 (富士見書房→KADOKAWA) より1998年9月から刊行されている。2024年1月時点でシリーズ累計発行部数は1150万部を突破している[5]。タイトルはスタンリー・キューブリックの映画『フルメタル・ジャケット』をもじったものである[6]。
- 1 フルメタル・パニック!とは
- 2 フルメタル・パニック!の概要
フルメタル・パニック! The Second Raid
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「フルメタル・パニック!」の記事における「フルメタル・パニック! The Second Raid」の解説
『フルメタル・パニック! The Second Raid』(フルメタル・パニック ザ・セカンド・レイド)として、2005年7月から9月までWOWOWにて放送された。『ふもっふ』に引き続き京都アニメーションが制作を担当。全13話で、グロテスクな描写が見られるため、R-15指定相当となっている。また、最終話のみ放送時間が延長された。公式略称は『TSR』。 TSRは長編の『終わるデイ・バイ・デイ』をアニメ化したものだが、第1話から第4話は、原作には無いアニメオリジナルエピソードとなっている。ただし原作が前後巻の短い話のため、5話以降のエピソードでもオリジナルシーンが随所に散りばめられている。前作とは違い、長編のみで構成されているため主な舞台は「学園」ではなく「軍」。オリジナルストーリーも挿入されているものの、アニメ第1作とは違い、原作長編の雰囲気そのままのシリアスなストーリーが展開されている。第1作で削除されたキャラクターの多くは本作が初登場となる。ただし前作に引き続き、本作に置いてもウィスパードやブラックテクノロジーに関連したシーンのカットが多くみられる。 本作では宗介やテッサなど一部のキャラクターのデザインが変更され、一部ASのデザインも第1作から一新されており、後に原作にも反映された。 WOWOWノンスクランブルアニメ初の5.1chサラウンド・ステレオ放送。DVDは第1話放映開始一週間前に放映された特別番組「フルメタル・パニック! TSR〜ライトノベルの夜明け〜」を収録した全7巻。 放映の約半年前にプレDVDとしてオリジナルストーリーの「Scene00」が月刊ドラゴンマガジン等で誌上販売された。 本編DVDに関して、初回限定版の収録音声はドルビーデジタルの5.1ch及びステレオ2.0chさらにコメンタリーが収録されているが、通常版についてはステレオ2.0chのみとなっている。またDVDの初回限定版にはDVD収録話と同じ本編を収録(音声はステレオ2.0chのみ)したUMDが付属した。DVDのジャケット画は初回限定版と通常版で異なる画だが、UMDのジャケットには通常版の画が採用されている。 DVD-BOXは、2007年7月27日に発売され、DVD-BOXにおけるDVDの内容は初回限定版と仕様が同等の本編の収録音声がドルビーデジタル5.1chであり、映像・音声特典も収録されている。 2008年9月26日に後述の特別版OVA、「Scene00」、「〜ライトノベルの夜明け」、映像特典「香港ロケ映像」も収録されたBlu-ray BOXが発売された。ドルビーTrueHDを使用し5.1chマルチチャンネル音声が、リニアPCMではステレオ音声が収録されている。また、DVD同様コメンタリーも収録されている。 2008年の地上波放送時では、残酷描写においては濃いシャドウをかけるなど表現規制が行われている。また最終話は通常のテレビサイズでの放送となったため、BGMの一部変更や、相良宗介とテレサ・テスタロッサの会話以降の部分がカットされて放送された。
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