南海奇皇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/21 10:26 UTC 版)
『南海奇皇』(ネオランガ)は、スタジオぴえろ制作の日本のテレビアニメ、および作品の中に登場するロボットとも生物とも判らない身長18メートルの巨人のこと。
注釈
- ^ ファーストシーズン放送中に情報を載せたアニメ雑誌では23歳、設定資料大全集では24歳となっているが、作中で1年近くの時間が経過しているため間違いでもないとの指摘がある[2]。
- ^ a b 「南海奇皇 ネオランガ ドラマCD」では夕姫がジョエルのことを二歳年下と語っているが、詳細は不明
- ^ 和王は勝流とは同級のはずだが、なぜか初登場した3話ではナレーションで「後輩」と語られる。
- ^ 第2期のオープニングの映像に暗示するかのようなカットとして彼女が確認でき、本編は彼女の死を思わせる幕引きであるが、最終話のエンディングテロップのラストシーンにて、砂浜に突き立つ物さびたネオランガの剣のもとに立つ人物(成長したジョエル)の隣に車椅子の女性がおり、ラヴレの存命が仄めかされている。
- ^ そのことについては劇中明確には語られていないが、少なくとも島原家の一類が「スーラ」の直系であることは明かされており、それが示唆するものは“スーラ”個人と島原兄妹の血縁関係である。
- ^ a b 40話でナイエルは和王に「あれはスーラの本質なのだ。スーラの本質は人の形を取るのだ」と語る。
- ^ 41話にてトゥーリは“スーラ”を指して「虚神に対して怒っている」、「人間の安全を省みない」という旨を告げている。出現からイブキと戦い敗れるまで、“スーラ”はバロウの伝承を語るジョエル、トゥーリによって危険な存在であると見做された。
- ^ 一時的なものかどうかは不明だが、42話にてネオランガに同化した海潮はイブキとの再戦の最中、「彼がランガを動かせないゆえに自分が動かしている」といった旨の発言をしている。
- ^ 47、48話。それを聞いた夕姫により「はるか昔、ランガはタオという強大な力に屈服せず抵抗し戦った。しかし人は戦乱を嫌い、ランガを封印し神として利用してきた」と明かされる。
- ^ バストトップが丸見えになってしまうシーンはスロー再生が仕様。
- ^ Monster from Marineの略[3]
- ^ 47話にてネオランガは米軍艦隊のミサイル斉射の前に破壊されるが、この時のランガは勝流の計略によって内部に“スーラ”や同化する者が無い状態であった。火力の違いはあるものの、攻撃の直前の「魂があれば(攻撃に耐えられる)」との勝流の言葉が示唆するものは、少なくとも近代兵器の攻撃に耐えるネオランガの防御力は“スーラ”(もしくは同化する者)があってこそ発揮される、というものである。
- ^ このことから、バロウと九州南部に太古なんらかの関わりがあったと想像できるものとなっている。
- ^ その実体はネオランガと同じく、唯一の神タオに封じられたかつて「スーラ」と呼ばれた神々のうちの一人[3]。
- ^ 23話でナイエルが「レヤの解析が終わったばかりなのに」と言っていることから、これを回収し研究する目的があったと思われる。
- ^ a b c 神々の纏う鎧、というスーラ・虚神・バンガの設定は同じく會川昇原作の『天保異聞 妖奇士』の妖夷にも受け継がれており、神の血を引く子孫だけがそれを操ることができるという設定も同一。
- ^ 虚神はスーラを由来とするものだが、和王はしばしば「虚神」が太古から存在していたように言い回す。
- ^ 作中では主に虚神会の関係者によって「復活」と言われるが、太古に「虚神」が居たわけではない。あくまで虚神は「スーラ」の亡骸を再利用したもの。
- ^ 虚神・イブキに同化した藤原和王、ネオランガに同化したラヴレは共に直系ではない。彼らの場合、時に命が危ぶまれるほどの相当なダメージを身体に被った。
- ^ 「バンガ」という名称はかつて會川昇が原作を手掛けた漫画、「転生伝説 バンガ」(作・神崎将臣)にも見られる。
- ^ 41話で古来存在していた最も強力なスーラであったと言う。
- ^ 41話で完全な形で発掘された唯一の虚神。虚神会はイブキを復活させるために今まで実験を繰り返してきた。
- ^ 「イブキ神の発掘の際に共に発見された古代の投弾兵器。損傷の激しかった本体を我々の技術で修復し、改良を加えた」虚神庁研究主任、竹末芳幸の作中での発言。
出典
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