裕夢
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/12 13:49 UTC 版)
| 裕夢 (ひろむ) |
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|---|---|
| ペンネーム | 裕夢 |
| 誕生 | 1987年(37 - 38歳) |
| 職業 | ライトノベル作家 |
| 言語 | 日本語 |
| 国籍 | |
| 活動期間 | 2019年 - |
| ジャンル | ライトノベル |
| 代表作 | 『千歳くんはラムネ瓶のなか』[1] |
| 主な受賞歴 | 小学館ライトノベル大賞優秀賞(2019年) |
| デビュー作 | 『千歳くんはラムネ瓶のなか』 |
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影響を受けたもの
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裕夢(ひろむ[1]、1987年[2]〈昭和62年〉 - )は、日本のライトノベル作家。福井県福井市出身[3][4]、東京都住在。
経歴・人物
1987年、福井県福井市に生まれる。福井県立藤島高校出身[5]。卒業後は、東京の大学に入学し、教授を目指すべく大学院に進学[6]。大学・大学院では心理学を専攻した[7]。元々、純文学や一般文芸の書物は嗜んでいたものの、ライトノベルを始めとしたオタクコンテンツを裕夢に薦めていた大学院生時代のオタクの友達から自身の誕生日に丸戸史明がシナリオを務めていた青春ラブコメ系のゲームを貰い、実際に遊んでみたことからアニメやライトノベルの沼にハマっていったと語っている[4]。その後、雑誌の編集者として出版社に籍を置いた後、会社を辞め、暫くはフリーランスのライターとして活動していた[4][8]。2019年、『ラムネの瓶に沈んだビー玉の月』で第13回小学館ライトノベル大賞優秀賞を受賞[8]。同作を『千歳くんはラムネ瓶のなか』に改題し、同年6月にガガガ文庫より刊行され作家デビューした[4]。
2020年、『千歳くんはラムネ瓶のなか』でラノベ好き書店員大賞2020文庫部門の2位を獲得[9]。2021年から、このライトノベルがすごい!の文庫部門を2年連続で1位を獲得する[10]。2023年には2位を獲得し、未アニメ化作品としては史上初となる殿堂入りを果たした[11]。
作品リスト
ライトノベル
- 千歳くんはラムネ瓶のなか(小学館〈ガガガ文庫〉イラスト:raemz、2019年6月18日 - 現在、既刊11巻)
アニメ
脚注
注釈
出典
- ^ a b 『このライトノベルがすごい!』編集部『このライトノベルがすごい!2025』宝島社、2024年12月10日、135頁。ISBN 978-4-299-06183-6。
- ^ “「千歳くんはラムネ瓶のなか」テレビアニメ化決定 福井県が舞台のライトノベル、作者は福井市出身の裕夢さん”. 福井新聞. 2024年8月15日閲覧。
- ^ “裕夢さんのTwitterプロフィール”. Twitter. 2019年7月閲覧。 エラー: 閲覧日は年・月・日のすべてを記入してください。(説明)
- ^ a b c d “【特集】『弱キャラ友崎くん』×『千歳くんはラムネ瓶のなか』最新刊同時発売記念 屋久ユウキ×裕夢 青春ラブコメ対談インタビュー”. ラノベニュースオンライン. 2021年7月6日閲覧。
- ^ hiromu_yumeの2020年1月31日午後10時48分のツイート、2023年6月21日閲覧。
- ^ hiromu_yumeの2019年8月28日午前2時08分のツイート、2023年6月21日閲覧。
- ^ hiromu_yumeの2019年7月8日午後5時29分のツイート、2023年6月21日閲覧。
- ^ a b “小学館::ガガガ文庫:第13回小学館ライトノベル大賞 最終選考”. ガガガ文庫. 2020年5月8日閲覧。
- ^ 「ラノベ好き書店員大賞2020:文庫部門『探偵はもう、死んでいる。』、単行本部門『リアデイルの大地にて』『Unnamed Memory』が第1位に輝く」『ラノベニュースオンライン』Days、2020年3月14日。2021年5月27日閲覧。
- ^ 「『千歳くんはラムネ瓶のなか』の「このラノ」連覇で考える、明日のラノベの潮流」『Real Sound』blueprint、2021年12月4日。2021年12月13日閲覧。
- ^ このラノ2023, pp. 4–5.
- ^ “「千歳くんはラムネ瓶のなか」千歳朔役の坂田将吾らキャスト発表、制作はfeel.”. コミックナタリー. ナターシャ (2025年2月16日). 2025年2月16日閲覧。
参考文献
- 『このライトノベルがすごい!』編集部『このライトノベルがすごい!2023』宝島社、2022年12月10日。 ISBN 978-4-299-03647-6。
関連項目
外部リンク
- >> 「裕夢」を含む用語の索引
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