香港ロケとは? わかりやすく解説

香港ロケ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 04:26 UTC 版)

吼えろ鉄拳」の記事における「香港ロケ」の解説

香港ロケは1981年5月13日から16日まで行われた5月13日ランタオ島での海上シーン撮影。仇を追ってモーターボートで島に向かうシーン撮影予定していたが風が強く波も高かったスタッフ鈴木監督に「吹き替えでやりましょう」と進言真田は「香港くんだりまでロケにきて、吹き替え使われたんじゃアクション・スターの名前に傷がつく」と怒り、「桃山城天守閣セット)から飛び降りたことを考えりゃ(『忍者武芸帖 百地三太夫』での撮影)、どうってことないですよ! 」と必死に鈴木食い下がった真田はどんな危険なシーンでも一度吹き替え使ったことはなく、一度でもスタントマン使えば映画観るお客さんは「あれは別の人がやってるんだ、と思うに違いない中学からJAC通い苦労したことが水のになってしまう」という自身アクション・スターとして誇りか鈴木説き伏せたモーターボート時速80キロ吹き飛ばし水煙で前は見えずカメラ追えないスピードだった。撮影終了後はパンツまでぐっしょり濡れた5月14日香港二階建てバス屋根の上での決闘シーン撮影小雨降りバス屋根濡れて滑りやすく、しかも想像以上揺れ激しかった撮影香港のメインストリート・ネイザンロード。屋根から落ちれば後続の車に確実に轢かれる失敗許されない念入りに打ち合わせ後、30キロから40キロスピードバス走らせアクションスタート。道路上張り出した看板がやけに多くそのたび屋根這いつくばらなくてはならない。突然本物パトカーサイレン鳴らし追って来て助手席警官ピストルに手をやったため、バス急停車あやうく振り落とされそうになる警官と話がつきロケ再開された。バス屋根から看板飛び移るシーン一発決めた5月15日九龍城ロケ。ここは現地の人も怖がって足を踏み入れず、映画のロケ隊が入るのは初めてといわれた。香港暗黒街支配する大ボスに話をつけロケ許可された。人一人がやっと通れる細い路地ばかりで昼間なのに薄暗く異様な匂いが漂う。ロケ隊前で若い女スカート捲り上げ麻薬注射したり、小さな子供までタバコを吸うような場所だった。鈴木はこれら香港ロケは、鈴木友人ショウ・ブラザーズ副社長だった蔡瀾が裏から手をまわしてくれ、通常絶対撮影不許可ロケ敢行できたと述べている。 5月16日水上レストランシーンで香港ロケ終了

※この「香港ロケ」の解説は、「吼えろ鉄拳」の解説の一部です。
「香港ロケ」を含む「吼えろ鉄拳」の記事については、「吼えろ鉄拳」の概要を参照ください。

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