パワー・ゲームとは? わかりやすく解説

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パワー‐ゲーム【power game】

読み方:ぱわーげーむ

大国がその政治的経済的な力を背景にして主導権握ろうとして行う、国際政治上のかけひき

「パワー‐ゲーム」に似た言葉

パワー・ゲーム

作者マーロ・ゲイル

収載図書5分間エロティカ
出版社扶桑社
刊行年月2004.10


パワー・ゲーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/16 05:06 UTC 版)

パワー・ゲーム
Paranoia
監督 ロバート・ルケティック
脚本 ジェイソン・ホール英語版
バリー・L・レヴィ英語版
原作 ジョゼフ・フィンダー
『侵入社員』
製作 アレクサンドラ・ミルチャン
スコット・ランバート
ウィリアム・D・ジョンソン
ディーパック・ナヤール
製作総指揮 スチュアート・フォード
サム・イングルバート
シドニー・ダマズ
クリストフ・ランデ
アレン・リウ
ウィリアム・S・ビーズレイ
デヴィッド・グレートハウス
ダグラス・アーバンスキー
ライアン・カヴァナー
タッカー・トゥーリー
出演者 リアム・ヘムズワース
ゲイリー・オールドマン
アンバー・ハード
ハリソン・フォード
ルーカス・ティル
エンベス・デイヴィッツ
ジュリアン・マクマホン
ジョシュ・ホロウェイ
リチャード・ドレイファス
音楽 ジャンキー・XL
撮影 デヴィッド・タッターサル
編集 ダニー・クーパー
トレイシー・アダムズ
製作会社 ゴーモン
エンターテインメント・ワン
IM・グローバル英語版
配給 レラティビティ・メディア
東京テアトル/ハピネット
公開 2013年8月16日
2014年11月15日
上映時間 106分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $35,000,000[1]
興行収入 $13,785,015[1]
$7,385,015[1]
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パワー・ゲーム』(原題: Paranoia)は、2013年アメリカ合衆国で製作されたスリラー映画ジョゼフ・フィンダーの小説『侵入社員』を原作にしており、ロバート・ルケティックが監督を務めた。出演はリアム・ヘムズワースゲイリー・オールドマンアンバー・ハードハリソン・フォード

ストーリー

プロローグ
巨大IT企業「ワイアット社」に勤める野心家の青年アダムは、チャンスを与えられずなかなか結果を出せずにいて、いつまでも給料が上がらない日々を過ごしていた。彼には病気の父親がいて、金を稼がなければならない事情があったのだ。
序盤
ある日、アダムは企画会議での自身の失敗から仲間たちと共にリストラされ、その腹いせに「会社の経費」を私的流用してしまい、これがCEOであるワイアットに発覚してしまう。
終わりを覚悟するアダムだったが、ワイアットは彼に極秘である命令を下す。それは、ワイアット社の長年のライバルである「アイコン社」に産業スパイとして潜入し、新製品の情報を盗み出せというものだった。
ワイアットに弱みを握られてしまったアダムは断ることもできず、「アイコン社」に社員として潜入することになる。
中盤
アイコン社に入ったアダムは、幹部職員のエマと親密な仲になり、次第にCEOのゴダードからも信頼を勝ち得ていくのだった。今までとは打って変わった生活に酔いしれるアダムだったが、彼を待っていたのはワイアットとゴダード、二人の経営者の恐るべき本性だった。
エマのことを大事に思うようになったアダムは、彼女を騙していることに良心の呵責を覚えるようになり、産業スパイを止めようとする。しかし、ワイアットの部下によってケヴィンが車で轢き逃げされ、次は父親やエマを狙うと脅されてしまう。
終盤
新製品を盗み出すよう強要されたアダムは、機密ブロックにある金庫室へと入り込むが、そこにあった新製品には「泥棒はいつまでも泥棒」というメッセージが表示される。ゴダードは、アダムがスパイであることを承知の上で、産業スパイを行うよう罠に嵌めたのだ。
ゴダードは、ワイアットとアダムの会話をすべて記録しており、証拠をFBIに提出されたくなければ「ワイアット社の株式の半数を渡せ」という条件を、ワイアットに伝えるようアダムに命じる。
ラスト
アダムはそれをワイアットに伝え、「ワイアットの女秘書がゴダートに通じている」と証明して、その時の会話を元同僚でITスペシャリストのケヴィンが記録する。
さらに、ゴダートとワイアットとの取引にも同席するが、携帯電話を使用不能にされてしまい音声記録ができない事態となる。しかし、事前にゴダートの携帯電話にダウンロードされていたアプリにより、ケヴィンは携帯電話内のメール情報をダウンロードし、それをFBIに送り付けたのだ。
すぐさまFBIが乗り込んで、ゴダートとワイアットは逮捕されて刑務所送りとなった。アダムやケヴィン達も逮捕されるが、FBIに捜査協力したこともあり、情状酌量されて不起訴となる。
エピローグ
ケヴィン達と会社を立ち上げたアダムは、エマに入社してくれるようオファーして、二人はふたたび恋人として付き合うようになった所で、物語は終わりを告げる。

キャスト

※括弧内は日本語吹替

IT企業「ワイアット社」に社員。7歳の頃に母を亡くした。
IT企業「ワイアット社」の社長。ゴダードの弟子にあたる人物。
「アイコン社」の幹部職員。
「アイコン社」のCEO。携帯の小型化を可能にした人物。麻薬で息子を亡くしている。
アダムの同僚。
行動心理学の専門家。
アダムをワイアットの元に連行した。
FBI。
アダムの父親。病気を患っている。
ケヴィンと一緒に歩いていた女性。

日本語版スタッフ

  • 日本語字幕 - 杉山緑
  • 日本語吹替翻訳 - 税田春介
  • 日本語吹替演出 - 宇出喜美

参考文献

  1. ^ a b c Paranoia” (英語). Box Office Mojo. 2015年2月3日閲覧。

外部リンク


心理ゲーム

(パワー・ゲーム から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/13 02:50 UTC 版)

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心理ゲーム(Mind games)、マインドゲームとは、人間の競争行為であり、心理学では3つの定義がある。

  1. 意識的に行われる闘争であり、心理的に一歩先んじることを目的とする。パワーゲーム(power games)とも呼ばれる。多くの場合、相手の士気をくじくために受動攻撃的な戦略か、または相手の思考を弱体化させることで攻撃者が優れているように見せる戦略がとられる[1]
  2. 無意識的に行われる交流で、参加者はそれを演じているとはあまり気づいていないゲーム。交流分析では世界のそれぞれの社会で中心的なものだとしている[2]
  3. 神経認知やパーソナリティを改善させることを目的としたマインドスポーツ。脳トレーニングやパズルなど[3]

意識的ゲーム

心理ゲーム(mind games)の語は 1968年に初めて用いられた[4]。今日では「威信のための闘争」というゲームは、企業政治、スポーツ、人間関係にて日常的にみられる[5]


無意識的ゲーム

エリック・バーン交流分析理論では、心理ゲームについて「社会的・心理的に隠された交流」という視点からゲームを説明している[6]。典型的な例としてバーンは以下のゲームを挙げている[7]

カウボーイ「納屋を見に行きませんか?」
女性「私、昔から納屋を見るのが大好きなの!」

これは社会的には納屋の話題ではあるが、心理的には浮気・セックスの提案である。

ゲームの種類について、バーンは30-40種を著書で挙げている[8]。交流分析家、アルコホーリクス・アノニマスアラノンなどは「ゲームは制度化されつつある社会において、優勢的であり、しかも深いところに根付いている。誰もが知っているゲームのルールに基づいてプレイすることに、多かれ少なかれ同意している。アルコール依存症ファイブハンドレッドなどがこれを示している…。社会制度は、さまざまなゲームプレイヤーを生み出してきた」と述べている[9]

マインドスポーツ

脚注

  1. ^ Gita Mammen, After Abuse (2006) p. 29
  2. ^ Eric Berne, Games People Play (1966) p. 45
  3. ^ mind game”. The Free Dictionary. 2012年8月9日閲覧。
  4. ^ Google ngrams
  5. ^ Jacques Lacan, Ecrits: A Selection (London 1997) p. 68
  6. ^ John McCleod, An Introduction to Counselling (2009) p. 255-6
  7. ^ Berne, p. 32
  8. ^ Berne, p. 64-147
  9. ^ John Dusay, "Transactional Analysis", in Eric Berne, A Layman's Guide to Psychiatry and Psychoanalysis (Penguin 1976) p. 309-10

関連項目

外部リンク




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