トリップメーター
速度計の中に組み込まれている区間走行距離計のこと。車輸の回転信号を機械的または電気的に受け取り表示するメカニズムは、総走行距離計(オドメーター)と同じで連動しているが、これはノブを押したりまわすことで表示がリセットされ、ゼロスタートになる。燃料補給後の走行距離やドライブ時の区間距離を知るのに便利である。独立操作のできる2組のトリップメーターが組み込まれたものが多い。近年は液晶式が流行しており、異なる2区間の走行距離を切り替えて表示できるタイプや、オドメーターと切り替えて表示するタイプが普及している。
トリップメーター
走行距離を表示するメーター。とはいっても、それまでに走った距離の合計を表示するオドメーターと違って、途中でリセットして0に戻すことが可能。たとえば、ツーリングへ行く前にリセットして、家に帰ってきたときにメーターを見れば、ツーリング中に走った距離がすぐにわかる。他にも、燃料計のないモデルでは、ガソリンを満タンにしたときにリセットすれば、だいたい一定の距離でガソリンがなくなるので、給油する目安にすることもできる。また、燃費計算をするときにも役立つ。 アナログタイプは、横に付いているダイヤルをグルグル回してリセットするが、最近では車と同じようにデジタル表示、しかも2つを同時に計測できるツイントリップメーターを採用しているモデルも多くなってきた。
【関連用語】アナログメーター オドメーター
トリップメーター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/19 15:15 UTC 版)
トリップメーター(Tripmeter)とは走行距離の積算計で、オドメーターとは異なり区間距離を積算し、ユーザーがリセットできるようになっている。たいていの場合、メーターの横またはそばにリセットボタンが存在する。オドメーターと異なり、トラック・バスを含む旧車ではこの装備の無いものや、1990年代前半までの一部の小型自動車の廉価グレード、および2000年代前半までの一部の軽自動車の廉価グレードなどで省略されているものも存在していた。
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