stark
「stark」とは、「荒涼とした」や「飾り気のない」「殺風景の」「簡素な」といった外観や輪郭がむき出しになっていることを意味する英語表現である。
「stark」とは・「stark」の意味
「stark」とは英語の形容詞・副詞である。形容詞「stark」として、基本的に景色や場所が「荒涼とした」、建物などが「飾り気のない」「殺風景の」「簡素な」、選択や現実が「はっきりとした」「厳しい」「過酷な」「あからさまな」といった意味を表現する。また名詞の前に形容詞「stark」が使用されて修飾すると、「まったくの」「ひどい」といった意味を持つ。副詞「stark」として、「まったく」「完全に」といった意味を持つ。「stark」と同じ語源を持つ関連語として、名詞「starkness」、形容詞「starkers」、副詞「starkly」が挙げられる。ドイツ語にも「stark」という単語があるが、「力強い」「激しい」といった意味で、英語の「stark」とは意味がまったく異なる形容詞である。「stark」の発音・読み方
「stark」の発音記号は、アメリカ英語で「stɑ́rk」、イギリス英語で「stɑ́ːk」と表記される。「stark」の読み方をカタカナで表記すると、アメリカ英語で「スタァク」、イギリス英語で「スターク」となる。「スタァク」の「タ」、「スターク」の「タ」の部分にアクセントを付けて発音をする。「stark」の語源・由来
「stark」の語源は、ゲルマン語派を起源とする「強固な」「厳しい」といった意味の古英語の形容詞「stearc」から来ている。また「力強い」「激しい」といった意味の古ノルド語の形容詞「sterkr」、古フリジア語の形容詞「sterk」、ゴシック語の形容詞「starks」、古高ドイツ語の形容詞「starah」、ドイツ語の形容詞「stark」、中世オランダ語の形容詞「starc」、デンマーク語の形容詞「sterk」とも関連があるとされている。当初「stark」は「まったくの」「完全に」という意味であったが、1830年代に「荒涼とした」「殺風景の」といった意味を持つようになった。「stark」の覚え方
「stark」の覚え方として、「あの映画スター(star)は、苦(k)労したことを忘れずに、殺風景な部屋にすんでいる」などの語呂合わせが挙げられる。「stark」を含む英熟語・英語表現
「stark-staring」とは
「stark staring mad」の形式で、「完全に頭がイカれている」「ひどい狂乱状態にある」といった意味を表現する。同じ意味を持つ表現に、「stark raving mad」「stark raving bonkers」が挙げられる。
「in stark contrast」とは
「全く対照的に」「くっきりと対照をなす」といった意味を指す。
「stark naked」とは
「真っ裸で」「素っ裸で」といった意味を持つ。
「stark reality」とは
「厳しい現実」「容赦のない現実」といった意味である。
「stark」を含む用語の解説
「STARK(ブランド)」とは
アメリカユタ州パークシティのファッションブランドである。正式名称は「Rhonda Stark(ロンダスターク)」で、1993年に設立された。ブランド名はオーナー兼デザイナーの「Rhonda Stark」から来ている。「ロンダスターク」はアメリカ先住民族系の柄が入ったアパレルや小物を販売し、全ての製品はアメリカユタ州パークシティの工場で作られている。製品は「楽天市場」などの各オンラインストアにて購入できる。
「starkness」とは
英語の名詞で、「荒涼とした様子」「過酷さ」といった意味を表現する。
「starkers」とは
英語の形容詞で、「狂った」「全裸の」といった意味を指す。
「starkly」とは
英語の副詞で、「まったく」「完全に」「厳格に」といった意味を持つ。
「stark」の使い方・例文
「stark」の使い方として、以下の例文が挙げられる。・His room is unfurnished and stark.(彼の部屋には家具が何一つ無く、殺風景である)
・She is forced to make a stark choice between prioritizing a family and choosing a job.(彼女は家族を優先するか仕事を選ぶか、厳しい選択に迫られている)
・He stared at his teacher with a look of stark disillusionment.(彼はひどく幻滅したような表情で教師を見つめた)
・She does drugs and is stark raving mad now.(彼女はドラッグをやっていて、今は完全に気が狂っている)
・My personality is in stark contrast to my brother's personality.(私の性格は私の兄の性格と全く対照的である)
stalk
「stalk」とは、茎・軸・葉柄のことを意味する英語表現である。
「stalk」の基本的な意味
「stalk」は、主に茎・軸・葉柄という意味で用いられる名詞・動詞であるが、そのほかにも幅広い意味で用いられている。名詞としての「stalk」は、植物の主茎、または葉、花、または果実を植物の主茎につなぐ細い茎、ワイングラスの脚や細長い煙突など、細く直立した物体などを意味する。動詞としての「stalk」は、動物や人を捕まえたり殺したりするために忍び寄る、違法に誰かを追跡し、一定期間監視する・跡をつけるという意味のほか、闊歩する、病気や厄災が蔓延する、幽霊が彷徨い出るなどの意味で用いられることもある。また、スラングでは一緒に過ごす、一緒に出掛けるという意味のほか、執着して人を追い回す・ストーキングする行為を指す。「stalk」の語源
「stalk」の語源は、木製部分という意味のゲルマン祖語の「stalla-」である。ゲルマン祖語の「stalla-」が、はしご・ハンドル・茎の支柱の1つという意味の古期英語の「stale」に変化した後、「stalk」になった。「stalk」の発音・読み方
「stalk」の発音はカタカナ語では「スターク」と表記されるが、発音記号ではイギリス英語は「stɔːk」、アメリカ英語は「stɑːk」という表記となる。そのため、イギリス英語の発音記号をカタカナにすると「ストォーク」という発音になり、アメリカ英語の発音記号をカタカナにすると「スタァーク」という発音になる。「stalk」の活用一覧
原形:stalk過去形:stalked
過去分詞:stalked
現在分詞:stalking
「stalk」を含む英熟語・英語表現
「don't stalk」とは
「don't stalk」とは、後を追い回すな、ストーキングするなという意味の英語表現である。ストーカーへの警告として用いる表現である。
「beanstalk」とは
「beanstalk」とは、植物の豆の茎という意味のほか、Webアプリケーションとサービスをデプロイ・スケーリングするためのサービスという意味もある。「beanstalk」のコードをアップロードすると、容量の事前設定、負荷分散、自動スケーリングからアプリケーションの状態監視まで、デプロイを自動的に処理することができる。
「tea stalk」とは
「tea stalk」とは、茶柱という意味の英語表現である。お茶を淹れた時に、茶柱が直立して揺らいでいる現象は、日本の茶文化において幸運の前兆として知られている。
「rice stalk」とは
「rice stalk」とは、稲穂という意味の英語表現である。東アジアの湿った地面で生育する直立した植物である。秋になり種子が熟すと、茎が重みで頭を下げる。茶色く熟したものだけではなく、緑色の状態のものも稲穂と呼ぶ。
「stalk」の使い方・例文
・My hunting dog will sometimes hide in the grass and stalk a deer before giving chase. (私の猟犬は時々、草むらに隠れて鹿に忍び寄り、追いかける)・A few undercover detectives have started to stalk the suspect in hopes of catching him in a criminal act.(数人の覆面捜査官が、犯罪行為で容疑者を捕まえることを期待して、容疑者に忍び寄り始めた)
・She trimmed the stalks of the roses before putting them in a vase.(彼女は花瓶に入れる前にバラの茎を切り落とした)
・He refused to accept that he was wrong and stalked furiously out of the room.(彼は自分が間違っていることを認めることを拒否し、部屋から怒りを露わにして出て行った)
・These plants have a strong and firm rhizome from which a very long stalk bearing three to five leaves develops.(これらの植物は強くしっかりとした根茎を持ち、そこから3~5枚の葉を持つ非常に長い茎が発達する)
・Gently remove sprigs of thyme from the stalk and sprinkle over tomato sauce with chopped parsley.(茎からタイムの小枝をそっと取り除き、刻んだパセリと一緒にトマトソースに振りかける)
・Police say the bandits stalk their prey carefully, finding out who is most vulnerable.(警察によると、盗賊たちは獲物を注意深く追跡し、誰が最も脆弱かを突き止めているという)
・Celebrities are often stalked by reporters and fans.(有名人は、記者やファンに跡をつけられることがよくある)
スラングの意味の「stalk」の例文
・She called the police because her ex-husband was stalking her.(元夫が彼女をストーカーしていたので、彼女は警察に電話した)
・I really want to stalk my friend tonight, but I think she has a date with her boyfriend. (今夜、どうしても友だちとお出かけしたいけれど、彼女は彼氏とデートがあると思う)
スターク
スターク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/10 00:02 UTC 版)
スターク
(以下の英語には原音がストークに近いものもある)
- stalk - 英語で茎のこと。
- stalk - 英語で「忍び寄る」、「ひそかに追跡する」などを意味する動詞。「ストーカー」も参照。
- stark - 英語で「堅い」、「硬直した」、「荒涼とした」、「まったくの」、「はっきりとした」「ありのままの」などを意味する形容詞。「まったく」「完全に」などを意味する副詞。
- stork - 英語でコウノトリのこと。
地名
- スターク郡 (イリノイ州) - アメリカ合衆国イリノイ州の郡。
- スターク郡 (インディアナ州) - アメリカ合衆国インディアナ州の郡。
- スターク郡 (オハイオ州) - アメリカ合衆国オハイオ州の郡。
- スターク郡 (ノースダコタ州) - アメリカ合衆国ノースダコタ州の郡。
- スタークビル (ミシシッピ州) - アメリカ合衆国ミシシッピ州の都市。
人名および、それに由来する事物
姓
英語圏の姓 (Stark) 。
- ジョン・スターク - アメリカ独立戦争時、大陸軍に属した軍人。
- ハロルド・スターク - アメリカ海軍所属の軍人。
- スターク案 - ハロルド・スタークが考案した建艦計画。
- スターク (フリゲート) - アメリカ海軍所属のミサイルフリゲート。ハロルド・スタークの名に由来。
- デビッド・デューイ・スターク - アメリカ合衆国の科学者。アーネスト・ウッドワード・ディーンとともにディーン・スターク装置を考案した。
- ハロルド・スターク (数学者) - アメリカ合衆国の数学者。
- スターク予想 - ハロルド・スタークによる数学上の予想。
- リチャード・スターク - アメリカ合衆国のシルバーアクセサリー・革製品ブランド、クロムハーツの設立者。
- フレヤ・スターク - イギリスの探検家。
- リチャード・スターク - アメリカ合衆国の小説家、ドナルド・E・ウェストレイクのペンネーム。
- ジョン・スティルウェル・スターク - アメリカ合衆国の音楽出版者。
- レイ・スターク - アメリカ合衆国の映画プロデューサー。
- ポーリン・スターク - アメリカ合衆国の俳優。
- アンソニー・スターク - アメリカ合衆国の俳優。
名
英語圏の名 (Stark) 。
- チャールズ・スターク・ドレイパー - アメリカ合衆国の科学者、工学者。チャールズ・スターク・ドレイパー研究所の創設者。
- スターク・サンズ - アメリカ合衆国の俳優。
企業名
- スタークコーポレーション - 日本の芸能プロダクション。
フィクション
- ウィリー・スターク - アメリカ合衆国の小説『すべて王の臣』(映画『オール・ザ・キングスメン』の原作)の主人公。
- トニー・スターク - アメリカン・コミック『アイアンマン』の主人公。
- スターク・インダストリーズ - トニー・スタークが経営する企業。
- ジョージ・スターク - アメリカ合衆国の小説『ダーク・ハーフ』の主人公、サディアス・ボーモントのペンネーム。
- スターク家 - アメリカ合衆国の小説『氷と炎の歌』(ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作)に登場する諸名家のひとつ。
- フィリップ・"フィル"・スターク少佐 - アメリカ合衆国のアニメ『インヴェイジョンUSA』 に登場するキャラクター。
- コヨーテ・スターク - 日本の漫画『BLEACH』に登場するキャラクター。
- セバスチャン・スターク- アメリカ合衆国のドラマ『SHARK カリスマ敏腕検察官』の主人公。
- ブラッドスターク - 日本の特撮ドラマ『仮面ライダービルド』に登場するキャラクター。
関連項目
「スターク」の例文・使い方・用例・文例
- ミスタークリーン
- オイスタークラッカーという,カキのシチューやスープに添える,塩味のクラッカー
- 1990年には,ヤマハマスタークラスでレッスンを始めた。
- 石田純(じゅん)一(いち)さんが「ミスタークールビズ」に選ばれる
- 調査結果に基づいて,俳優の石田純(じゅん)一(いち)さんが今年の「ミスタークールビズ」に選ばれた。
- 石田さんは,なぜ自身が「ミスタークールビズ」に選ばれたと思うかを尋ねられると,冗談まじりに「素足で靴をはくことが多いので,足元が涼しげに見えるのかもしれない。」と語った。
- トニー・スターク(ロバート・ダウニー・ジュニア)はテクノロジー企業,スターク・インダストリーズのCEOである。
- トニーは,テロリストの莫大な貯蔵兵器がスターク・インダストリーズによって作られたものであることを知り,ショックを受ける。
- トニーは米国に戻ると,スターク・インダストリーズは兵器の製造をやめると発表するが,トニーの会社の最高幹部オバディア・ステイン(ジェフ・ブリッジス)はその考えに反対する。
- トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr.)は大手テクノロジー企業スターク・インダストリーズの社長だ。
- フューリーと彼のエージェントたちはトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr.)とスティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス)を説得してアベンジャーズに参加させる。
- 億万長者の発明家であるトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr.)は,ハイテクの装甲スーツを装着して,アイアンマンに変身する。
- 1年前の激しい戦い以来,スタークは謎(なぞ)の敵によって引き起こされる脅(きょう)威(い)におびえている。
- スタークは敵によって自分の世界がめちゃくちゃにされるのを目の当たりにする。
- スタークの恋人であり,ビジネスパートナーでもあるペッパー・ポッツ(グウィネス・パルトロウ)やスタークの親友ローディ(ドン・チードル)など見覚えのある登場人物がこの映画に戻ってくる。
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