グレートゲームとは? わかりやすく解説

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グレート‐ゲーム【the Great Game】


グレートゲーム

作者渋谷

収載図書フーコー短編小説傑作選 1
出版社フーコー
刊行年月1998.12


グレート・ゲーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/21 02:18 UTC 版)

グレート・ゲーム: The Great Game)とは、中央アジアの覇権を巡るイギリス帝国ロシア帝国の敵対関係・戦略的抗争を指す、中央アジアをめぐる情報戦チェスになぞらえてつけられた名称[1]イギリス東インド会社の一員であったアーサー・コノリー英語版1840年ヘンリー・ローリンソン少佐にあてた手紙の中ではじめて命名したといわれる。後に『ジャングル・ブック』で知られるイギリスの作家ラドヤード・キップリングの小説『少年キム英語版』(1901年)により広く使われるようになり、なかば歴史用語として定着した[1]


注釈

  1. ^ 河口慧海は『西蔵旅行記』のなかで1902年のチベットにおけるロシアの暗躍ぶり(武器支援等)を記録している。河口は、日本では求法僧として知られるが、欧米やチベットにおいてはしばしば「イギリスのスパイ」と見なされてきた。[3]
  2. ^ 1903年7月、イギリスの武装使節団は、チベットがロシアに接近するのを牽制するため、チベットに侵攻している。

出典

  1. ^ a b c d 江本 2001, pp. 19–28, 『日露』前夜.
  2. ^ Central Asia: Afghanistan and Her Relation to British and Russian Territories”. World Digital Library (1885年). 2013年7月28日閲覧。
  3. ^ 江本 2001, pp. 24–25, 『日露』前夜.


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グレートゲーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 05:08 UTC 版)

カシミール」の記事における「グレートゲーム」の解説

詳細は「グレートゲーム」、「デュアランド・ライン」、「パンジャーブ」、および「カイバル・パクトゥンクワ州」を参照 イギリス植民地統治下のインドでは、国内様々な地域大小無数に散在する藩王国イギリス間接的に統治していた。 1885年アフガニスタン首長国en)とロシア帝国とのパンジェ紛争英語版)が発生1886年フランシス・ヤングハズバンド満州からゴビ砂漠横断しカラコルム山脈のマスタフ峠(英語版)を越えてインドに至る「中国-インド間ルート」を開拓1889年フンザによる「ヤルカンド-インド間の交易路」への襲撃激化1890年に、ヤングハズバンド南下するロシア帝国のブロニスラフ・グロンブチェフスキー(英語版率いロシア軍兵士ワハーン回廊のボザイ・グンバズ(英語版)で拘束されそうになる事件発生し1891年フンザ・ナガル戦争英語版)が勃発

※この「グレートゲーム」の解説は、「カシミール」の解説の一部です。
「グレートゲーム」を含む「カシミール」の記事については、「カシミール」の概要を参照ください。

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