オリジナルのウルトラ戦士
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/16 04:30 UTC 版)
「ウルトラマンSTORY 0」の記事における「オリジナルのウルトラ戦士」の解説
下記以外にも無名のウルトラ戦士が多数登場している。女性ウルトラマンのデザインは、伊藤実が担当している。 ゴライアン 光の国の戦士の中ではかなり大柄で性格も荒削りだが、他の戦士達と同様に情に厚く心優しい面も併せ持つ。他の戦士が自分たちの力を恐れる中、ただ一人「敵は破壊する」と意気込んでいた。その体格を活かしたパワーが持ち味で、その力は自分の何倍もある怪獣を天高く放り投げ頭部の角で粉砕できるほど、ただその分、光線技は苦手である。フレアとは何かしら因縁があるようで、彼にだけは頭が上がらない。フレアと共にイカルス星人、ブルトンの連携攻撃に苦しむエースを助け出し怪獣軍団を一掃、エースのウルトラホールに自らのパワーを与える。肉体の頑強さにおいてのみなら全ウルトラ戦士一とも言える実力を持ち、他のウルトラ戦士が一斉に一時的に行動不能に陥るような薬物を浴びても平然としているほど。人間の姿を取ると大柄で筋肉質な男になる。変身アイテムは腰に巻く大型のベルト。バックル部分にプラズマ鉱石が埋め込まれている。もともとはセブンやタロウと同じくレッドタイプの戦士だが、プラズマスパーク暴走時に得た膨大な力に飲み込まれ、光の国の町を見境無く破壊してしまうぐらい暴走してしまった過去をもち、フレアによって体内にあるエネルギーを蓄える部分の働きを抑えられたことでようやく自我をコントロールできるようになった。 身長:65m(推定) 体重:7万5千t(推定) 年齢:2万5千歳 飛行速度:マッハ10 得意技:スペシウムキャノン、ウルトラバスター他。 ザージ 氷や冷気の力を使う沈着な戦士で、超低温の空間での戦いを苦手とするウルトラ戦士の中では異色の存在。氷で創り出した刀で敵を切り裂いたりできる他、常に体表を薄い氷が覆っているため薬物の類が効かない(ただし、密着していると無効化される)。セブンに似た容姿をしている(セブンと違い胸にはカラータイマーがある。また目はマンタイプ)。攻守共にバランスの取れた万能タイプで、光の国随一の剣士。カプセル怪獣フリーザスをパートナーとして戦う。特にスピードに優れ、氷塵を使い残像を無数に残すほどの高速戦法を得意とする。光の国帰還後、ウルトラマン・カラレスと共に潜入した謎の衛星内に現れたババルウの卑劣な言動に激昂、その隙につけこまれ、スピードを見極められて致命傷を受けてしまう。変身アイテムは幅広の刀。鍔元にプラズマ鉱石が埋め込まれている。 身長:45m(推定) 体重:3万5千t(推定) 年齢:2万5千歳 飛行速度:マッハ15 得意技:リオート、ミラーシ、ザミルザーニイ他。 ドリュー 光の国が漆黒の霧に覆われた際、真っ先に霧に飛びかかっていった。格闘戦に長けており、大気が焼け焦げるほどの高速回転で蹴りを放ったり、両腕に込めたエネルギーを拳を連打する事によって遠距離を攻撃する光弾として放つ。L77星に滞在し王族の軍事顧問とレオ兄弟の武術師範を務めている。人間体は長髪に髭を生やした武人のような姿であるが、他の戦士と同年代の2万5千歳である。L77星の爆発に巻き込まれ行方不明となる。奇跡的に生還した後、ボーク星人に化け「星間連合」に潜伏し、ババルウ星人の副官となった。正体発覚後、ゾフィーを庇いヒッポリト星人の罠に嵌められ右足がタールで固まってしまったが、自ら右足を折ることで危機を脱出し、ヒッポリトを撃退。その後、ゾフィーに自身が持っていたキューブを託した。そしてババルウ星人に挑みキューブを奪うものの、致命傷を受ける。その後、メフィラスの宇宙船に回収され、キューブを託し死亡。 身長:52m(推定) 体重:5万t(推定) 年齢:2万5千歳 飛行速度:マッハ15 得意技:ドリュートルネード、ストームファイヤー他。 カラレス まだまだ戦士として未熟なタロウに命の大切さを教える慈愛の戦士。タロウとの特訓中にザンボラーの腹の中に閉じ込められるも、タロウにより救出される。ストリウム光線やエネルギー回復能力を使うことができる。タロウとは違い、握った拳を胸の前でX字に組むポーズでネオストリウム光線のような光線を発射する。 敵の光線をバリアで角度を変えカウンターするなど、実戦を通してタロウに力の使い方を教える。光の国帰還後、ウルトラマン・ザージ・タロウと潜入した謎の衛星内でタロウに化けていたババルウに背後から左のウルトラホーンごと切り裂かれてしまう。変身アイテムはタロウの物とはデザインの違うウルトラバッジ。 身長:45m(推定) 体重:4万t(推定) 年齢:2万5千歳 飛行速度:マッハ15 得意技:ストリウム光線、ファイヤースフィア他。 フレア 血気盛んなゴライアンさえ手なずける男。エースに顔が似ている。体の一部を光の粒子に変換し、相手を攻撃することができる。この能力によって、任意の場所に防御壁を張ったり、防御壁内の物を自由に動かすことができる。戦士達の中では小柄で攻撃力も低いが、そのトリッキーな能力を生かして予測不能の攻撃を繰り出し、敵を翻弄する。また、能力を使用する際には両腕が炎のように揺らめく。ゴライアンと共にイカルス星人、ブルトンの連携攻撃に苦しむエースを助け出し怪獣軍団を一掃、エースのウルトラホールに自らのパワーを与える。ババルウの異次元能力を封じ込め、死の直前に封印していたゴライアンの力を解いた。変身アイテムはプラズマ鉱石が埋め込まれたコイン。 身長:35m(推定) 体重:2万5千t(推定) 年齢:2万5千歳 飛行速度:マッハ15 得意技:αΩ(アルファオメガ)、Ψ(サイ)、β(ベータ)、γ(ガンマ)他。 ルティア エースの幼馴染である女性。エースに色違いのスカーフを贈ったのは彼女である。エースと一緒にプラズマスパークの影響で超人化した。その後、恒点観測員として星々の調査を行っていたが、バルタン星人の罠にかかり改造されてしまう。改造された後は光の国の戦士をおびき出すための囮として使われエースも罠にかけたが、最後はエースを救うため自身のカラータイマーを引きちぎり自決した。 単行本に記載された初期設定では、銀十字軍所属でヒーリング能力を持つということになっていた。 アルフォンヌ 銀十字軍所属の女性。再編された銀十字軍を率いて、全宇宙で戦う光の国の戦士を救助するために活動している。超人になる前から銀十字軍だった者は、超人になった後は皆ヒーリング能力が使えるようになっていたが、彼女の力は銀十字軍の中でもトップクラス。人間体時でも使うことができるが、自身を治療することはできない。セブンと共に地球に飛来するが、再生怪獣との戦いにおいてテレスドンの火炎放射で負傷し、変身能力を失ったため地球に残った。 本人のセリフなどから、セブンに好意を寄せていたようである。 アルス 獅子座L77星の王でありレオ、アストラ兄弟の父。星の行く末を案じ王家の宿命を継ぐ者としてはまだ甘さの残るレオ、アストラ兄弟を厳しい目で見つめている。ある夜突如飛来してきた隕石に迫りくる脅威を感じ息子達の前で赤い巨人に変身し立ち向かう。レオに似た容姿で頭部のデザインはより獅子のたてがみを連想させるものになっている。腹部に自身のサイン(Lと7を合わせたようなデザイン)を持つ。マントを着け剣を帯びている。病床の妻(王女)がいる。 L77星人で変身能力を有するのは、かつてL77星に降り注いだディファレーター因子を含む光を浴びた王族とその血を引く者のうち、男子のみである。マグマ星指令艦の光子砲からレオの盾となりアストラのことを託し消滅する。 アキュラ 光の国守備隊隊長。彼らガーディアンと呼ばれるタイプは光線等の特殊能力を持っていないため、特殊万能シールドを用いて戦闘する。アキュラはそのことで自信を持てなかったがカラレスに気持ちを押される。他のガーディアンとは頭部の形状と体のラインが異なる。光の国がオーロラで包まれた際、中に残る。ウルトラの母の防護を部下に託し、単身でババルウ星人に対峙、ババルウの化けたゾフィーのM87光線を浴び立ったまま絶命した。 身長:40~45m(推定) 体重:3万t(推定) 年齢:1万歳 特殊能力:光子シールド、光子サーベル
※この「オリジナルのウルトラ戦士」の解説は、「ウルトラマンSTORY 0」の解説の一部です。
「オリジナルのウルトラ戦士」を含む「ウルトラマンSTORY 0」の記事については、「ウルトラマンSTORY 0」の概要を参照ください。
- オリジナルのウルトラ戦士のページへのリンク