ウンビニリウムとは? わかりやすく解説

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ウンビニリウム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/06 09:16 UTC 版)

ウンウンエンニウム ウンビニリウム ウンビウニウム
Ra

Ubn

不明
120Ubn
外見
金属(推定)
一般特性
名称, 記号, 番号 ウンビニリウム, Ubn, 120
分類 アルカリ土類金属
, 周期, ブロック ?, 8, s
原子量 [ - ]
電子配置 [Og] 8s2
電子殻 2, 8, 18, 32, 32, 18, 8, 2(画像
物理特性
原子特性
電気陰性度 < 1(ポーリングの値)
共有結合半径 > 200 pm

ウンビニリウム: Unbinilium)は、原子番号120にあたる超重元素の一時的な仮名(元素の系統名)である。この名称と記号はそれぞれ系統的なIUPAC名の記号であり、元素が発見され、確認され、恒久的な名前が決定されるまで使われる。ラジウムの下に位置し、「エカラジウム」(: eka-Radium)とも呼ばれる。2023年現在、発見報告例もない完全な未発見元素となっている[1]

歴史

ウンビニリウムは長い半減期を期待され研究が盛んだが、複合核反応後の中性子過剰核から蒸発中性子が飛び出す前に自発核分裂を起こしてしまい、崩壊系列を利用した検出ができずにいる。

2000年から2008年にかけて、フレロフ核反応研究所でウンビニリウム302の核分裂特性が研究された。

プルトニウムから元素合成する実験が行われた[2]が、自発核分裂により検出できなかった。


ウンビニリウム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 14:25 UTC 版)

拡張周期表」の記事における「ウンビニリウム」の解説

2006年に、249Cfと48Caの反応オガネソンを得ることに成功したドゥブナ合同原子核研究所(JINR)のチームは、58Feと244Puの原子核からウンビニリウム(120番元素)を作ることを目指して、2007年3月から4月にかけて同様の実験開始した。ウンビニリウムの同位体は、アルファ崩壊半減期マイクロ秒オーダーであると予想されている。初期分析ではウンビニリウムの原子生成されず、エネルギー限界断面積は400fbという結果であった。 24494Pu + 5826Fe → 302120Ubn* → no atoms ロシアチームは、この反応に再挑戦する前に設備更新することを計画していた。 2007年4月ドイツダルムシュタットにある重イオン研究所(GSI)のチームは、ウラン238ニッケル64用いてウンビニリウムの生成試みた。 23892U + 6428Ni → 302120Ubn* → no atoms 原子検出されず、このエネルギーでの断面積は1.6pbであったGSIは、2007年4月から5月2008年1月から3月2008年9月から10月3回にわたり、より高い感度実験繰り返したが、いずれも否定的な結果となり、断面積限界値は90fbであったGSIでは、より多く放射性ターゲット使用できるように装置更新した後、2010年6月から7月、および2011年に、より非対称核融合反応試みた。 24896Cm + 5424Cr → 302120Ubn* → no atoms このような反応収率は、その非対称性強く依存しているため、反応変化によってウンビニリウムの合成確率が5倍になることが期待されていた。 その結果、299Ubnとその娘核295Ogの予測されるアルファ崩壊エネルギーと、そのまた娘核である291Lvの実験的に知られている崩壊エネルギー一致する3つの相関信号観測されたが、これらの可能性のある崩壊寿命予想よりもずっと長く結果確認することはできなかった。 2011年8月から10月にかけて、GSIの別チームTASCA施設使って、さらに非対称新し反応試みた。 24998Cf + 5022Ti → 299120Ubn* → no atoms 249Cfと50Tiの反応は、その非対称性から、ウンビニリウムの合成に最も適した実用的な反応であると予測されていたが、やや冷たい合成反応でもある。ウンビニリウムの原子確認されず、限界断面積は200fbであることが示唆された。Jens Volker Kratzは、これらのどの反応によってもウンビニリウムを生成できる実際最大断面積は0.1fb程度であると予測した[44]。 これに対して成功した反応最小断面積世界記録は、209Bi(70Zn,n)278Nhという反応の30fbであり、Kratzは隣のウンウンエンニウム生成するための最大断面積を20fbと予測した。 これらの予測が正確であればウンウンエンニウム合成現在の技術限界であり、ウンビニリウムの合成には新しい手法必要になるだろう。

※この「ウンビニリウム」の解説は、「拡張周期表」の解説の一部です。
「ウンビニリウム」を含む「拡張周期表」の記事については、「拡張周期表」の概要を参照ください。

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