その他のメインキャスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 15:43 UTC 版)
「木更津キャッツアイ」の記事における「その他のメインキャスト」の解説
モー子 演 - 酒井若菜 公平たちの同級生。鼻にかかった声でしゃべるのが特徴。クラスで一番のバカで誰とでも寝る尻軽女と思われている。キャッツアイのメンバーからは挨拶がわりに「ヤらせろ」、「ヤっちまうぞ」と言われている。 車を持っていることを理由に猫田と付き合っていたが実は昔から公平のことが好き。公平とは木更津への地元愛が強く東京アレルギーという共通点も持つ。 バンビから思いを寄せられるが空回りが続いてしまい、公平と一線を越えそうになるが「実は処女」という事実が発覚したことで公平にフラれてしまう。AV女優にスカウトされた窮地をバンビに救われて結ばれた。二人の初Hはうっちーの自宅(船)。 オカリナ奏者の父を持ち、本人もオカリナが特技。 美礼先生(浅田美礼) 演 - 薬師丸ひろ子 木更津第二高校で古文を教えている。公平たちの恩師。国語教師であるが白衣を着用している理由は大学時代に共に教員を目指しながら志半ば病に倒れた先輩から譲り受けたもの。裕福な家庭の一人娘でいまだ独身。 教え子たちから慕われていたが公平の卒業後に生徒たちとの間に溝が生じてしまう。相談相手だった教頭と関係を持ったことでストーカー被害を受け、センバツ出場前の不祥事を避けたい学校側が事実を隠蔽。学校に爆弾を仕掛けるが偶然にも公平たちの活躍でことなきを得た。 精神的に不安定で生徒達(特にギャル三人組)からバカにされるごとに手帳に「殺」の字を1画ずつ書き、(ちょうど10画)完成すると「復讐」と称するイタズラまがいの子供じみているが怪我はさせない程度の嫌がらせを繰り返し慰めにしていた。ところが下駄箱にカエルを入れようとしていた所を純に目撃され、処分保留のまま休職しひきこもりとなる。そうした窮地を公平に助けられる。復帰後はバカにされていたギャルたちを助けたことにより、以前のように恨みを持つ事は無くなった。 その場凌ぎのデマカセで周囲を振り回す悪いクセがある(この癖は日本シリーズでも同様)。また、天然でサラっとヒドいことを言う。 教頭 演 - 緋田康人 木更津第二高校の教頭。 生徒指導に悩む美礼から相談を持ちかけられ一夜を共にしたことがきっかけでストーカー化。立場を利用して自らの不倫や嫌がらせをもみ消すなど卑劣極まりない行為の数々により美礼を人間不信に追い込んだ。 だが、実は彼自身妻からの深刻なDVに悩んでおり心を病んでいた。 突然離婚して転任し、木更津から姿を消す。 ミー子 演 - 平岩紙 第3話より登場した、うっちーの彼女。当初はうっちーの妄想上の銀行員であった。うっちーが、後述の小峰社長の魔の手から救ったことで交際スタート。 普段はモー子とともに行動をしていることが多い。 佐々木 純 演 - 成宮寛貴 木更津第二高校2年生。アニの弟。高校きっての投手でプロのスカウトからも注目を浴びる学校一の期待の星。上下関係に厳しい野球部員らしく公平たちへの態度は従順。 自分の才能や待遇にやっかむアニとの関係がうまくいっていなかった。アニが野球部監督に就任し、少しは頼もしい姿を見せるようになったことで関係も僅かに修復した。 ワールドシリーズではプロ入りを果たしており名前しか登場しない。 岡林 セツ子 演 - 須之内美帆子 マスターの妻。高校時代の先輩にあたり、夫からも「先輩」と呼ばれている。三人目の子供を妊娠中。「野球狂の詩」にいるが公平たちの会話にはほとんど入って来ない。夫を尻に敷いて、マスターに「あんたぁ」と言うのが口癖。 巡査(竹田イチロウ) 演 - 三宅弘城 「木更津キャッツアイ」の話の内容自体が、警察に厄介になるような内容が多く、しばしば登場する。自分が警察官であるという自覚に乏しく、不謹慎な言動も多い。バク転ができる。 五十嵐 イチコ / ひとみ / ちはる 演 - 細野佑美子 / あじゃ / 柴山香織 木更津第二高校のギャル三人組。噂好きで美礼の授業をボイコットしたり、事ある毎にバカにしてはストレスの元凶になっていた。このために美礼から「復讐」される。第2話では、うっちーにミニモニ。の「ミニモニ。テレフォン! リンリンリン」を歌わされている。 三人とも氣志團の熱烈なファン。荷物検査でグッズを没収されそうになったことがきっかけで美礼が翔の尊敬する恩師と知って関係が修復。美礼にメイクを教えるなどしている。 なお、後の日本シリーズには出演していないが、ワールドシリーズには3人とも出演している。 二代目・木更津ローズ 演 - 森下愛子 木更津のストリップ劇場(木更津ホール)に出演する看板ストリッパー。木更津キャッツアイを店前で誘惑するも、「ビール!ビール!」と言って去られてしまった。第4話では、ミスター木更津コンテストの審査委員長も務めた。「木更津の男たちが性犯罪に走らないのはローズさんのおかげ」と言われるほど慕われていたが、ヘルニアと年齢が原因で強制的に引退させられた。それがきっかけで公助と結婚。公平の義母となる。 ドラマ上では、後述する氣志團メンバー6名全員の母親でもある。日本シリーズで公助の子を出産。 田渕 公助 演 - 小日向文世 公平の父親。バーバータブチを経営しているが理容師免許は持っていない(公平の母の免許で営業している)。腕前は壊滅的な下手くそではあるが息子のフォローでどうにか経営している。 男手一つで公平を育てたが、なぜか名前を呼び捨てにされ、逆に公平を呼ぶ際はクン付けをしている(誤って呼び捨てにした際は怒られる)。 実は強い絆で結ばれた親子。公平の体調を誰より心配し、こっそり美礼に相談していた程。そんな父だけに公平は余命半年であることをなかなか言い出せず、薄々気づいている公助は不安を紛らわせるために「ものまね教室」にのめり込む。アニのせいで公平の寿命を知ってしまうが、息子に動揺を悟られまいとして和田アキ子のものまねで「あの鐘を鳴らすのはあなた」を熱唱。病院を抜け出す公平の身代わりを引き受けるなど親バカぶりを発揮する。 恋愛に関してはノリと勢いで、引退後路頭に迷ったローズを一時の性欲から押し倒し、更には勢いで再婚してしまう。都合が悪くなると逆ギレして「うぜーよ」など何故か若者言葉になる。公平の母の写真などは残っておらず、尋ねられると「写真には写らない美しさがあるんだよ」 などと誤魔化す。肝心なことをスッカリ忘れていたりするなどちゃらんぽらん。こうした欠点が公平にもしっかり受け継がれている。 ワールドシリーズでは身内の中で唯一、蘇った公平の姿が見えなかったが、公平の臨終をキチンと見届けたことによる。公平からは最後の最後に「お父さん」と呼んで貰えた。
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