ひれとは? わかりやすく解説

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ヒレ【(フランス)filet】

読み方:ひれ

《「フィレ」とも》

牛・豚などの腰から背中にかけての脂肪少なく上質の肉。ヒレ肉。「—カツ

切り身

「ヒレ」に似た言葉

ひれ【領巾/肩巾】

読み方:ひれ

上代害虫毒蛇などを追い払う呪力を持つと信じられ細長い薄布。

古代服飾具の一。女性が首から肩にかけ、左右に垂らして飾りとした布帛(ふはく)。

鏡台の鏡をふくときに用いた布帛

儀式用の矛(ほこ)などにつける小さい旗。

領巾の画像

ひれ【×鰭】

読み方:ひれ

魚類水生哺乳類遊泳のための器官魚類では体の正中線にあって対をなさない背びれしりびれ尾びれと、体側にあって対をなす胸びれ腹びれがある。

日本建築で、懸魚(げぎょ)・鬼板などの左右につけた装飾的な刳形(くりかた)。

冷却器などで、放熱のためにパイプ周囲などに取り付けた突出部。フィン

からだが太って横幅の広いこと。また、その人転じて貫禄

夕霧頃日(このごろ)は—がでえぶついたのう」〈洒・錦之裏


放れ

読み方:ほうれ、ひれ、ほれ

ラ行五段活用動詞「放る」の命令形

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ひれ 【比礼・領巾・肩巾】

ヒレ風にひらめくものの意。日本古代に、振ると波を起こした害虫毒蛇などをはらう呪力があると信じられていた布。女性が首にかけ左右に長く垂らしたりし、別れを惜しむ振ったりもした。鏡をぬぐうにも用い後代の手拭に近い。(儀式の時、矛などにつける小旗をもいう)

( ひれ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/12 15:30 UTC 版)

ひれ(鰭)は、主に魚類などの脊椎動物が持つ、中で動かし水をかいたり水流を制御したりすることによって、主として身体姿勢を制御することに使用する運動器である。体から薄膜状に突出する。その内部に骨や軟骨による支えがある場合が多い。


  1. ^ Park, Tae-Yoon S.; Nielsen, Morten Lunde; Parry, Luke A.; Sørensen, Martin Vinther; Lee, Mirinae; Kihm, Ji-Hoon; Ahn, Inhye; Park, Changkun et al. (2024-01-05). “A giant stem-group chaetognath” (英語). Science Advances 10 (1). doi:10.1126/sciadv.adi6678. ISSN 2375-2548. https://www.science.org/doi/10.1126/sciadv.adi6678. 
  2. ^ Usami, Yoshiyuki (2006-01-07). “Theoretical study on the body form and swimming pattern of Anomalocaris based on hydrodynamic simulation”. Journal of Theoretical Biology 238 (1): 11–17. doi:10.1016/j.jtbi.2005.05.008. ISSN 0022-5193. PMID 16002096. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16002096. 


「鰭」の続きの解説一覧

ひれ(鰭)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 05:37 UTC 版)

魚類」の記事における「ひれ()」の解説

詳細は「鰭 (魚類)」を参照 ひれ()は体から突き出した薄膜状の構造である。基部には骨格筋肉があり、動かせる泳いだり、海底地上這ったり砂に潜ったりするのに使われる。 ひれは体につく位置により次のように分類される胸鰭きょうきむなびれ) Pectoral fins - 頭の後方、体の側面位置する一対のひれ。両生類以降前肢変化したとされる背鰭(はいき・せびれ) Dorsal fin - 背側にあるひれ。種によって数が異なり第一背鰭第二背鰭などと区別する腹鰭(ふっき・はらびれPelvic fins (Ventral fins) - 腹側肛門より頭側にある一対のひれ。両生類以降後肢変化したとされる臀鰭でんき・しりびれ) Anal fin - 腹側肛門より尾側にあるひれ。 尾鰭(びき・おびれ) Caudal fin (Tail fin) - 体の最も後方にあるひれ。 脂鰭(しき・あぶらびれ) Adipose fin - サケなどに見られる背びれ後方にある1 つ小さなひれ。 小離しょうりき・はなれびれ) Finlets - サバマグロなどの尾部見られる多数小さなひれ。 頭鰭(とうき・あたまびれ) -イトマキエイ類の頭部にある1対の角のようなひれ。 胸びれ腹びれ左右1対あり、これらを対鰭(ついき)、それ以外を不対鰭(ふついき)と呼ぶ。また背びれの数は1基、2基、3基と数え、前から順に第1背鰭、第2背鰭第3背鰭と呼ぶ。 ひれの形態は、軟骨魚類肉鰭類条鰭類大きく異なる。 サメ・エイなど軟骨魚綱では、ひれは厚い皮膚覆われ、中は輻射軟骨支えられる硬骨魚類のようにあまり自由に動かすことはできず、後退などの動作できないサメのものは鱶鰭ふかひれ)と呼ばれ高級食材として名高い。 シーラカンス・ハイギョなど肉鰭綱では、ひれの基部筋肉覆われる一部肉鰭類では、胸びれ腹びれ陸上を這う脚となり、四肢動物へと進化していったと考えられている。 条鰭綱ではひれは膜状構造物であり、体の正中線、あるいはその左右にになって張り出す。膜を支えるようにひれには多数の筋(鰭条)が入っていて、基部では骨と筋肉接続しているのが普通である。鰭条には軟条なんじょう)と棘条きょくじょう)の2 種類があり、棘条には毒腺刺毒装置 しどくそうち)を備えているものもある。 ひれが遊泳以外の目的進化している場合もある。また進化の過程で一部のひれが退化していることも多い。 トビウオ仲間は、体に対して非常に大きな胸びれ持ち空中滑空することができる。 ハゼウバウオ仲間では腹びれ吸盤変化して、岩や海藻などにくっつくのに都合が良いコバンザメでは第一背鰭吸盤変化し大型くっついて移動する習性持っているアンコウ仲間は、背びれ釣竿のような形状変化エスカ擬餌状体)し、先端ルアーになっているチョウチンアンコウ仲間ルアー部分発光器備える。 ミノカサゴゴンズイなどは、棘条毒腺発達させて身を守っている。 ホウボウ腹びれが脚のようになっており、海底這って歩くのに適している。 マンボウ尾びれ臀びれつながって特殊な形態(舵 かじびれ)をなしている。 遊泳力の強いマグロカジキなどは2基の背びれ持ち前方にある第1背鰭は溝に折りたたむことができる。それぞれのひれは極限まで水の抵抗を減らすように設計され高速遊泳特化している。

※この「ひれ(鰭)」の解説は、「魚類」の解説の一部です。
「ひれ(鰭)」を含む「魚類」の記事については、「魚類」の概要を参照ください。

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  • 画数:7
  • 音読み:コ、 ゴ
  • 訓読み:ひれ
  • ピンイン:hu4


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「 ひれ」の例文・使い方・用例・文例

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