フィン
フィン(swimfin)とは、スクーバダイビングやスキンダイビング、ボディボード、フィンスイミングなどで使用する足に付けて推進力を得るための道具のことをいう。日本語では足ひれとも呼ばれる。
目的
人が泳ぐ時、足で水をかいて前に進むものであるが、この足ひれをつけることで、より強く水をかき分け、推進力を得られる。
また、バランスもとりやすくなる。
名称
- ブレート
- ベント
- キール
- ストラップ
- ブーツポケット
種類
ボディボード用フィン
ボディボードではテイクオフ(波に乗ろうとする動作)の際に強く小刻みにバタ足をするため、ダイビング用やフィンスイミング用に比べて軽量で小型のボディボード用のフィンを使用する。そのボディボードの動作の特性から、長時間使用するとフィン擦れ(靴擦れのようにマメができたり皮が向けて出血する)を起こしたり、波の衝撃によってフィンが脱げて紛失することがある。そのようなことを防ぐための様々な道具がある。
- フィンソックス:フィン擦れ防止のために履く靴下。防寒用の分厚い生地のものもある。
- フィンテザース:フィンと足首とをつなぐ流れ止め。ひもタイプとベルトタイプがある。
- フィンパッド:フィンの踵部分に装着するパッド。踵部分のフィン擦れ防止になると同時に、足首のフィット感をきつめにしてフィンが足から外れにくくできるが、フィンテザースより紛失のリスクは上がる。
関連項目
足ひれ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 23:28 UTC 版)
水鳥では水面あるいは水中で推進力を得るために、趾に蹼(みずかき)もしくは葉状のひれがあるものが多い。前者を蹼足(ぼくそく)、後者を弁足(べんそく)と呼ぶ。これらには以下の区分がある。 蹼足(ぼくそく、英:palmate) 第1趾を除く3本の趾に蹼があるもの。標準蹼(ひょうじゅんぼく)。カモ目、ミズナギドリ目、ペンギン目、アビ目、フラミンゴ目、カモメ科、ウミスズメ科。 全蹼足(ぜんぼくそく、英:totipalmate) 4本の趾すべてに蹼があるもの。ネッタイチョウ目、カツオドリ目(グンカンドリ科、カツオドリ科、ウ科、ヘビウ科)、ペリカン科。 半蹼足(はんぼくそく、英:semi-palmate) 蹼が退化して痕跡状態となったもの。コウノトリ目、セイタカシギ科など。 欠蹼足(けつぼくそく、英:incised palmate) 蹼の切れ込みが深いもの。アジサシ科。 弁足(べんそく、英:lobate) カイツブリ目、オオバン属、ヒレアシ科、ヒレアシシギ科。
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