フィン
足ひれ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 23:28 UTC 版)
水鳥では水面あるいは水中で推進力を得るために、趾に蹼(みずかき)もしくは葉状のひれがあるものが多い。前者を蹼足(ぼくそく)、後者を弁足(べんそく)と呼ぶ。これらには以下の区分がある。 蹼足(ぼくそく、英:palmate) 第1趾を除く3本の趾に蹼があるもの。標準蹼(ひょうじゅんぼく)。カモ目、ミズナギドリ目、ペンギン目、アビ目、フラミンゴ目、カモメ科、ウミスズメ科。 全蹼足(ぜんぼくそく、英:totipalmate) 4本の趾すべてに蹼があるもの。ネッタイチョウ目、カツオドリ目(グンカンドリ科、カツオドリ科、ウ科、ヘビウ科)、ペリカン科。 半蹼足(はんぼくそく、英:semi-palmate) 蹼が退化して痕跡状態となったもの。コウノトリ目、セイタカシギ科など。 欠蹼足(けつぼくそく、英:incised palmate) 蹼の切れ込みが深いもの。アジサシ科。 弁足(べんそく、英:lobate) カイツブリ目、オオバン属、ヒレアシ科、ヒレアシシギ科。
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「足ひれ」の例文・使い方・用例・文例
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