resist
「resist」とは、抵抗する・耐える・我慢することを意味する英語表現である。
「resist」とは・「resist」の意味
「resist」とは英語の動詞・名詞である。動詞「resist」として、主に「抵抗する」「反撃する」「逆らう」「耐える」「辛抱する」「我慢する」といった意味を持つ。また否定文の中で「resist」はよく使用され、「我慢できない」「耐えられない」といった意味になる。動詞「resist」の活用形は、三人称単数現在形が「resists」、現在分詞が「resisting」、過去形が「resisted」、過去分詞が「resisted」と変化する。「resist」と同じ語源を持つ名詞形に「resistance」、形容詞形に「resistant」がある。名詞「resist」としての意味は、「防食剤」「防腐剤」「(科学的処理に対する)保護膜」である。日本語の「レジスト」として定着している。「resist」の発音・読み方
「resist」の発音記号は「rizíst」と表記される。外来語で「レジスト」が定着しているが、発音を正確にカタカナで表すと「リズィスト」となる。「ズィ」にアクセントを付けて発音をする。「resist」の語源・由来
「resist」の語源は、「抵抗する」「反対する」といった意味のラテン語「resistere」と古フランス語の「resister」から直接来ている。「resistere」は、「反対する」という意味のラテン語の接頭辞「re」と、「立つ」という意味のラテン語「sistere」が組み合わさって出来た。中英語の後期に「resist」となり、現代英語の「resist」へと至る。「resist」の覚え方
「resist」の覚え方として、「理事(resi)がスト(st)ライキに抵抗する」といった語呂合わせがある。「resist」と「regist」の違い
「resist」の代わりに「regist」という単語が検索サイトのサジェストなどで出てくる。しかしながら「regist」という単語は英語に存在しない。「regist」は「登録する」「記名する」といった意味の動詞「register」や、「登録」「記載」といった意味の「registration」を縮めたものだと考えられる。「resist」の類義語
「抵抗する」「反撃する」といった意味の動詞「resist」の類義語として、「oppose(逆らう)」「fight(戦う)」「battle(戦う)」「refuse(拒絶する)」「check(阻止する)」「hold off(撃退する)」が挙げられる。「我慢する」「耐える」といった意味の動詞「resist」の類義語として、「refrain from(控える)」「weather(耐える)」「withstand(耐える)」「to be proof against(耐える)」がある。「resist」の対義語
「抵抗する」「反撃する」といった意味の動詞「resist」の対義語として、「accept(受け入れる)」「welcome(歓迎する)」「surrender(降伏する)」「yield(譲る)」「give in to(屈する)」が挙げられる。「我慢する」「耐える」といった意味の動詞「resist」の対義語として、「enjoy(満喫する)」「indulge(耽る)」がある。「resist」を含む英熟語・英語表現
「can't resist」とは
「我慢できない」「やめられない」といった意味を持つ。「S(主語) can't resist 現在分詞」という形で、「~せずにはいられない」という表現になる。
「resist」を含む用語の解説
「resistance」とは
英語の名詞で、「抵抗」「反対」「妨害」という意味である。また第二次世界大戦におけるフランスなどのドイツ侵略に対する「抵抗運動」をも指し、日本語で「レジスタンス」として定着している。
「resistant」とは
英語の形容詞で、「抵抗力のある」「耐久性のある」といった意味を持つ。
「resister」とは
英語の名詞で、「抵抗者」「反政府主義者」といった意味である。また日本の女性歌手「ASCA」が2019年2月27日にリリースした、4枚目のシングル作品が「RESISTER」である。「RESISTER」はテレビアニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション」の主題歌にもなった。
「resist」の使い方・例文
「resist」を使った例文は以下の通りである。・I resisted arrest because I had done nothing.(私は何もしていないので、逮捕に抵抗した)
・Unable to resist the water pressure, the window glass shattered.(水圧に抵抗しきれずに、窓ガラスは割れた)
・I can't resist curry rice and hamburgers.(私はカレーライスとハンバーガーに目がない)
・I have an exam tomorrow, so I resisted drinking alcohol.(私は明日試験があるので、お酒を飲むことを我慢しました)
・He was so irritable that he couldn't resist smoking.(彼はイライラしていたので、タバコを吸うことを我慢できなかった)
レジスト【resist】
特定非営利活動法人 レジスト
行政入力情報
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レジスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/01 03:29 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動レジストとは、主に工業用途で使用される、物理的、化学的処理に対する保護膜、及びその形成に使用される物質である。
諸般の製造過程で、サンドブラスト、イオン注入、エッチングなどの処理を施す際、被処理物表面の一部を樹脂などで保護し、処理をしたあとに保護膜を剥離することで、被処理物の所望の部分のみを処理することができる。この手法に使われる保護膜をレジストという。処理に耐える (resist) 事からこの名がついた。用途や塗り分け(パターニング)方法で幾種類かに分類される。
目次
フォトレジスト(パターニング方法による分類)
感光性を持ち、フォトリソグラフィ工程で使用されるレジスト。大量生産される製品に使用されるレジストは、ほとんどがフォトレジストである。一般的な使用方法としては、スピンコーターやスリットコーター等で薄膜状に塗布し、光や電子線を部分的に照射して溶解性を変化させ、その後現像によって不要な部分を除去する。製版、プリント基板、半導体ウェハーなどの製造に使用される。
スクリーン印刷レジスト(塗布・パターニング方法による分類)
スクリーン印刷を用いてパターニングされるレジスト。露光・現像・リンスといった工程を経るフォトリソグラフィに比して、直接必要な部分にのみ樹脂を印刷するため、比較的無駄が少なくまた大面積にも対応し易い。さらに、重ね塗りすることで厚い膜を作るのにも適している。量産性にも優れてはいるが、微細構造には対応できない。プリント基板配線等で主に用いられる。
エッチングレジスト(用途による分類)
エッチング時の部分的保護(マスク)に用いられるレジスト。耐アルカリ・耐酸性等、エッチング時の処理薬品に応じて選択される。フォトレジストの代表的な用途の一つである。
めっきレジスト(用途による分類)
めっき時の部分的保護(マスク)に用いられるレジスト。レジストが無い部分にのみメッキする事ができ、回路の配線など金属を自在にパターニングできる。耐薬品性等、めっき前処理、及びめっき処理時の処理薬品に応じて選択される。
ソルダーレジスト(使用目的による分類)
プリント基板のはんだ付けしない部分に塗布し、はんだブリッジによる短絡(ショート)を防止するなど回路を保護する役目を持つ。この場合、はんだ付け後に剥離せず、そのまま絶縁膜として用いる。色は緑色が多いが近年は様々な色がある。通称SR (solder resist)、ソルダーマスク。LPSM (liquid photoimageable solder mask)、DFSM (dry film photoimageable solder mask) など種類がある。
レジスト(絶縁インク)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 10:23 UTC 版)
「メンブレンスイッチ」の記事における「レジスト(絶縁インク)」の解説
・絶縁性が非常に良く、導電インクの酸化やマイグレーションの防止に用いられる。 ・カーボンよりも導電インクの保護に優れているので、防水仕様等に適する。 ・引き回しの面積が狭く、カーボンペーストを太めに印刷できないとき(オーバーラップ出来ないとき)は、レジストで保護する。 ・レジストを印刷する分工程が増えるので、価格は若干高くなる。 ・ジャンパー回路で回路を絶縁するためにも用いらる。
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