mercenary
「mercenary」とは・「mercenary」の意味
「mercenary」は、報酬や利益を目的として行動する人や、金銭目的で雇われた兵士を指す言葉である。また、そのような行動や態度を示す形容詞としても使用される。報酬を得るために働く兵士は、しばしば忠誠心が低く、戦闘の際には信頼性が疑われることがある。「mercenary」の発音・読み方
「mercenary」の発音は、IPA表記では /ˈmɜːrsənəri/ であり、カタカナ表記では「マーサナリ」となる。日本人が発音するカタカナ英語では「メルセナリー」と読むことが一般的である。「mercenary」の定義を英語で解説
A mercenary is a person, especially a soldier, who is paid to fight in a foreign army or, more generally, a person who works only for money, especially one who is willing to do things that are not honest or morally acceptable. As an adjective, it describes a person or their actions as being motivated by a desire for money or other material rewards.「mercenary」の類語
「mercenary」に類似する言葉として、「hired gun」や「soldier of fortune」がある。これらの言葉も、報酬を目的として戦う兵士を指す。また、形容詞としての「mercenary」に類似した言葉には、「money-grubbing」や「greedy」がある。「mercenary」に関連する用語・表現
「mercenary」に関連する用語として、「freelance」という言葉がある。これは、独立して働く人や、特定の組織に属さずに仕事を請け負う人を指す。また、「contractor」も、特定の契約に基づいて働く人を指す言葉である。「mercenary」の例文
1. The mercenary was hired to protect the businessman during his trip.(傭兵は、ビジネスマンの旅行中の護衛として雇われた。) 2. He had a mercenary attitude and was only interested in making money.(彼は金儲けにしか興味がない態度であった。) 3. The government employed mercenaries to suppress the rebellion.(政府は反乱を鎮圧するために傭兵を雇った。) 4. The mercenary army was known for its ruthlessness and lack of loyalty.(その傭兵軍は、冷酷さと忠誠心の欠如で知られていた。) 5. She was accused of having mercenary motives for marrying the wealthy man.(彼女は、金持ちの男性と結婚する動機が金銭的なものであると非難された。) 6. The mercenaries were well-trained and equipped with advanced weapons.(傭兵たちはよく訓練され、先進的な武器を装備していた。) 7. The company's mercenary practices led to widespread criticism.(その会社の金銭的な慣行は、広範囲にわたる批判を招いた。) 8. The mercenaries fought bravely, but their loyalty was always in question.(傭兵たちは勇敢に戦ったが、その忠誠心は常に疑問視された。) 9. The novel tells the story of a mercenary who finds redemption through love.(その小説は、愛を通じて救済を見つける傭兵の物語を語っている。) 10. The mercenary nature of their relationship made it difficult for them to trust each other.(彼らの関係の金銭的な性質が、お互いを信頼することを難しくしていた。)【傭兵】(ようへい)
Mercenary.
正当な利害関係のない第三者の紛争に金銭目的で参画する人間、及びその集団。
単独で活動する者は特に「殺し屋」「ヒットマン」などと呼ぶ事もある。
徴兵制や自発的志願によって自国を守るために正規軍に所属して給与を得ている者、または外人部隊や軍事顧問と言う名目で正規軍に招き入れられた外国籍の人間は含まない。
一方、(自治活動や思想活動の延長線上にある)民兵が傭兵の範疇に含まれるか否かについては現在も議論の余地がある。
男性が「己の肉体だけを『元手』として開業できる」職業であることから、古代より職業として存在し、国家総力戦が実現する近世までの戦争では、必要な兵力を臨時に雇い入れた傭兵で賄う事がごく一般的に行われていた。
しかし、兵站や指揮系統が半ば以上独立している事になるため、雇い主は常に裏切りの危険にさらされる一方、傭兵たち自身も雇い主の不誠実な態度にしばしば翻弄され、経済的な窮地に追い込まれた挙句にアウトローの集団と化すこともある。
基本的に傭兵は長く続けるのが難しい職業であり、人的資源を農業などで吸収できるだけの豊かな財源を持つ国では傭兵業が育たない。
そうした国は、成年国民に「市民権に伴う義務」として軍務を課す(徴兵制)か、あるいは奴隷制に近い民兵制度を持つ。
一方、山岳地や乾燥地帯など農業に適さず自然環境が厳しい国は「屈強だが飢えている若い男」を多数輩出する事になるため、傭兵業が発達しやすい。
また、そのような国家は安全保障のために「我々の兵を雇わないならば隣国に雇われる事にする」というような砲艦外交に訴える事が多く、この態度が今日における傭兵への嫌悪を醸成したものと見る向きもある。
とはいえ、ある国が雇わないなら他の国が雇うのは恫喝するまでもなく必然であり、作戦上必要であろうとなかろうと傭兵を雇う事が国防上有益であった事だけは間違いない。
そうした状況が続かなかったのは、大国と小国との間に横たわる人口と生産力の格差が拡大した事、つまり傭兵が脅威にならないほど巨大な中央集権国家の出現が主要な原因と見られる。
関連:外人部隊 民間軍事会社
「傭兵」のパブリック・イメージと実態
前述のように、傭兵と雇用主の関係は非常に不安定で、相互に不信感を抱えた危うい関係になることがままあった。
そうした面から、傭兵には
「金や状況次第で、雇い主を平気で裏切る一匹狼」
「戦いが終わった途端に強盗の群れに変わる荒くれ男たち」
というイメージも根強くある。
しかし、前者については、傭兵自身が「仕事」をもらうためには、自らとかかわりのある組織やかつて行動を共にした仲間からの「紹介」を受けるのが主流であるため、兵士としての技量もさりながら、「雇用主や同業者との間に構築された信頼関係」「一定の対人スキル」も求められるのが実情で、それらに欠ける人物は排除されるという。
後者については「傭兵であれ正規軍であれ『自国民に』刃を向ける事は滅多にないが、『現地の民間人』は、傭兵にとっての自国民ではない」という話であり、すべての傭兵がモラルを欠いているわけではない。
しかし、雇い主の側から見れば「『戦いが終わった途端に強盗の群れに変わる』のであれば、戦いが終わる前に可能な限り痩せ衰えさせておきたい」と考えるのが人情であろう。
そうして、雇用主の不誠実な態度に翻弄された挙句、経済的窮状から強盗同然の行いを余儀なくされることがままあったという。
現代における傭兵
現代の国際法は、傭兵が戦争に参画する事を認めておらず、ジュネーブ条約やハーグ陸戦条約の捕虜に関する規定も適用されない単なる「犯罪者」として扱われる。
自国民が傭兵となる事を禁止する国も多く、外国籍の滞在者が軍事物資を所有する事を認めない国はさらに多い。
傭兵として紛争に参加して敵を殺害した場合、帰国後、殺人罪に問われることもある。
ただし治安の悪い発展途上国ではこの原則が曲げられ、不足している軍事力を補うために正規の政府や武装勢力が傭兵を雇い入れる事は暗黙のうちに許可されている。
しかし、この場合でも傭兵の国際的な違法性に変わりはない。
ジュネーブ条約における「傭兵」の定義
MERCENARY
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 04:54 UTC 版)
「Alliance of Valiant Arms」の記事における「MERCENARY」の解説
MERCENARY(傭兵モード)は、プレイヤー人数が設定人数に満たない場合にAIがゲームに参加するモードである。ルールは通常の殲滅戦と同様であるが、ゲームの途中から、両軍共に特殊な銃器を持った傭兵隊長が出現する。傭兵隊長を倒すとそれらの銃器がドロップされ、使用できるようになる。
※この「MERCENARY」の解説は、「Alliance of Valiant Arms」の解説の一部です。
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