思想活動とは? わかりやすく解説

思想・活動

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/17 01:13 UTC 版)

松崎明」の記事における「思想・活動」の解説

黒田寛一から厚い信頼受けており、革マル派結成時副議長組織名倉川篤愛称クラさんであったことは松崎本人認めている(松崎明松崎明秘録』(同時代社))。1970年代から次第革マル派から離れJR総連幹部になった頃には関係は切れていたと松崎主張している。 動労ではカリスマ的指導力で、闘争高揚させて国鉄労働運動ひいては総評労働運動リードしてきた。その頂点1972年マル生反闘争であり、国鉄総裁国会で陳謝し勝利解決した。その闘いから「鬼の動労」と呼ばれるうになるその後は、動労内の反主流派積極的に排除する動きをみせるようになった。「共産党活動家」として排除された者達(背景共産党が「『スト万能論』批判」を行ったことがある)が1974年全動労結成、「中核派活動家」として排除された者達(背景成田闘争への立場の違いがある)が1979年動労千葉結成して動労分裂した。これらの動きにより中核派との抗争激化し松崎個人に対して宣戦布告とも言える「カクマル松崎せん滅」のスローガン突きつけられることになる。また、右翼団体からも言動思想対立軸になっている批判をされているが、一水会鈴木邦男とは反権力・反公安親交があった。 1975年スト権スト敗北以降春闘でのストライキはあったものの、1980年代国鉄分割民営化においては激しく闘うことはなく、組合員雇用を守るため、民営化協力している。その際過去闘争否定し国鉄幹部自民党議員との会談において「私は犯罪者でした」と語るなど「転向」した(いわゆるコペ転)。JR以降思想と行動東日本会社との蜜月関係である「労使協調」を除けば反戦運動闘争方針掲げたり、月刊誌自然と人間」では過去動労闘争再評価するなど、「動労先祖返りした」と言われる所以である。1986年自民党機関誌、自由新報の「生まれかわる国鉄 関係者聞く」(1986年4月29日)にインタビュー記事掲載される2007年11月30日警視庁公安部は、松崎JR総連内部組織国際交流推進委員会」の基金口座から3000万円を引き出し横領した業務上横領容疑書類送検した。直後松崎ハワイ高級住宅街にある別荘を3千数百万円購入。この購入資金は同協会職員個人口座通じてハワイ不動産会社送金されており、公安部横領した金が充てられた疑いがあるとみた。松崎は「妻名義土地売却して得た資金なども口座入っており、私的流用はしていない」と容疑否定JR総連も「横領され事実はない」とした。2007年12月28日東京地検嫌疑不十分不起訴処分とした。 2010年、かつての宿敵中野洋(元動労千葉委員長)の逝去にあたり、『われらのインター31号(2010.4.15)に追悼文発表し、「革共同分裂し、私は革マル派、彼は中核派メンバーとなった党派対立の中で袂を分かつことになった。……共に闘い抜きたかったが、路線違い致し方ないしっかりと目を見開いたままの戦闘態勢堅持した中野洋さん、心から称え冥福祈ります」と記した。かつての宿敵の死を追悼したこの寄稿が、皮肉にも松崎にとっての遺作となった松崎明逝去に対して革マル派機関紙解放』ほかの自己刊行物で完全に沈黙した2011年3月3日都内ホテルJR総連JR東労組主催の『松崎 明さんを偲ぶ会』が開かれ、約2000人が出席し佐藤優らがあいさつした

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思想・活動

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 15:30 UTC 版)

萱野稔人」の記事における「思想・活動」の解説

思想誌『VOL』の創立メンバーであり、誌名命名者編集委員務める。 NHK番組新世代が解く!ニッポンのジレンマ初回放送2012年元旦)において、視聴者投票1位を獲得国家表象言説還元する思想否定し実体的な運動として捉え直さなければならない主張。「表象分析批判」「実体回帰論」という2000年代思想トレンド形成した宮崎哲弥からは、萱野仕事論壇思想状況一転させたと評価されている。 朝日新聞ニッポン前へ委員会委員2011年 -2015年朝日新聞書評委員2013年 - 2015年朝日新聞未来へ発想委員会委員2013年 - ) 政府諮問機関衆議院選挙制度に関する調査会委員2014年 - 2015年

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