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臭化ナトリウム

(NaBr から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/08/20 09:28 UTC 版)

臭化ナトリウム
3D model of sodium bromide
3D model of sodium bromide
Sodium bromide powder
Sodium bromide powder
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ChEMBL
ChemSpider
ECHA InfoCard 100.028.727 ウィキデータを編集
PubChem CID
RTECS number
  • 無水物: VZ3150000
UNII
性質
NaBr
モル質量 102.894 g·mol−1
外観 白色の粉末、吸湿性
密度 3.21 g/cm3 (無水物)
2.18 g/cm3 (二水和物)
融点 747 °C (1,377 °F; 1,020 K)
(無水物)
36 °C (97 °F; 309 K)
(二水和物) 分解[1]
沸点 1,390 °C (2,530 °F; 1,660 K)[1]
71.35 g/100 mL (−20 °C)
79.52 g/100 mL (0 °C)
94.32 g/100 mL (25 °C)[2]
104.9 g/100 mL (40 °C)
116.2 g/100 mL (100 °C)[3]
溶解度 エタノール、液体アンモニア、ピリジン、ヒドラジン、二酸化硫黄に溶ける。アセトン、アセトニトリルに溶けない。[2]
メタノールへの溶解度 17.3 g/100 g (0 °C)
16.8 g/100 g (20 °C)
16.1 g/100 g (40 °C)
15.3 g/100 g (60 °C)[2]
エタノールへの溶解度 2.45 g/100 g (0 °C)
2.32 g/100 g (20 °C)
2.29 g/100 g (30 °C)
2.35 g/100 g (70 °C)[2]
ギ酸への溶解度 19.3 g/100 g (18 °C)
19.4 g/100 g (25 °C)[2]
グリセロールへの溶解度 38.7 g/100 g (20 °C)[2]
ジメチルホルムアミドへの溶解度 3.2 g/100 g (10.3 °C)[2]
蒸気圧 1 torr (806 °C)
5 torr (903 °C)[1]
磁化率 −41.0·10−6 cm3/mol
熱伝導率 5.6 W/(m·K) (150 K)[4]
屈折率 (nD) 1.6428 (24 °C)
nKrF = 1.8467 (24 °C)
nHe–Ne = 1.6389 (24 °C)[5]
粘度 1.42 cP (762 °C)
1.08 cP (857 °C)
0.96 cP (937 °C)[2]
構造
立方晶系
a = 5.97 Å[4]
熱化学
標準定圧モル比熱, Cp 51.38 J mol−1K−1
標準モルエントロピー S 86.82 J mol−1K−1
標準生成熱 fH298)
−361.062 kJ mol−1[6]
熱化学
標準定圧モル比熱, Cp 51.4 J/(mol·K)[2]
標準モルエントロピー S 86.82 J/(mol·K)[2]
標準生成熱 fH298)
−361.41 kJ/mol[2]
−349.3 kJ/mol[2]
薬理学
法的状態
危険性
NFPA 704(ファイア・ダイアモンド)
引火点 800 °C (1,470 °F; 1,070 K)
致死量または濃度 (LD, LC)
3500 mg/kg (ラット, 経口)
安全データシート (SDS) External MSDS
関連する物質
その他の
陰イオン
フッ化ナトリウム;塩化ナトリウム;ヨウ化ナトリウム
その他の
陽イオン
臭化リチウム;臭化カリウム;臭化ルビジウム;臭化セシウム
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
☒N verify (what is  ☒N ?)

臭化ナトリウム(しゅうかナトリウム、sodium bromide)は、ハロゲン化ナトリウムの一種で、ナトリウムの臭化物。化学式はNaBr。

ナトリウムイオンおよび臭化物イオンからなるイオン結晶で、塩化ナトリウム型構造をとり、格子定数は596.1pmである[8]。融点755℃、沸点1390℃。比重は3.21。への溶解度は20℃で73.3g/100ml、50℃では116g/100ml。水溶液を濃縮すると2水和物が析出する。19世紀後期から20世紀初頭にかけて鎮静剤抗てんかん薬として広く使われ、日本では現在でも難治性てんかんの治療薬として使用されている。

化学反応

臭化ナトリウムの水溶液に、酸化還元電位が高く、より酸化作用の強い気体塩素を吹き込むと臭素が生成する。

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