ナトリウム‐メトキシド
ナトリウムメトキシド
ナトリウムメトキシド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/28 22:28 UTC 版)
| ナトリウムメトキシド | |
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sodium methoxide, ナトリウムメトキシド |
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別称
ナトリウムメチラート
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| 識別情報 | |
| CAS登録番号 | 124-41-4 |
| PubChem | 10942334 |
| ChemSpider | 29033 |
| UNII | IG663U5EMC |
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| 特性 | |
| 化学式 | CH3NaO |
| モル質量 | 54.02 |
| 外観 | 白色粉末 |
| 融点 | 127°C |
| 沸点 | >300℃ |
| 危険性 | |
| 安全データシート(外部リンク) | Oxford MSDS |
| EU分類 | Harmful (Xn), Corrosive (C) |
| 特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 | |
ナトリウムメトキシド (Sodium methoxide) はメタノールに金属ナトリウムを溶かしたときに生成する化合物であり、化学式は CH3ONa である。メトキシドアニオンとナトリウムイオンから成る塩である。有機合成において強塩基として用いられる。別名としてナトリウムメチラート (sodium methylate) とも呼ばれる。アルコキシド化合物の代表例のひとつ。
性質
外見は白色の粉末で、通常はメタノールやエタノールなどのアルコール溶液として用いられる。エーテル系の溶媒中で懸濁液として用いられることもある。湿気には弱く、水とは速やかに反応してメタノールと水酸化ナトリウムになる。
合成
メタノールに金属ナトリウムを慎重に加えると、水素を発生しながらナトリウムメトキシドが生成する。
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