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TP-13

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/10 10:01 UTC 版)

TP-13
IUPAC命名法による物質名
データベースID
CAS番号
202930-12-9
PubChem CID: 9799023
ChemSpider 7974788
UNII DKP4YGH6WN 
化学的データ
化学式
C19H19N7O
分子量 361.41 g·mol−1
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TP-13は、新規化学構造を持つ抗不安薬で、科学研究に使用されている。ベンゾジアゼピン系抗不安薬と類似した作用を持つが、構造的に異なるため、非ベンゾジアゼピン系抗不安薬に分類される。GABAA受容体のサブタイプ選択的なパーシャルアゴニストであり、α2およびα3サブユニットを持つGABAA受容体複合体に選択的に結合する[1]ジアゼパムよりは低いものの、緩やかな抗てんかん作用を持ち[2]、その主な作用は、L-838,417などの他の関連するα2/3-アゴニストにみられるように、選択的抗不安作用である可能性が高い。

出典

  1. ^ “Subtype-selective GABAergic drugs facilitate extinction of mouse operant behaviour”. Neuropharmacology 46 (2): 171–8. (February 2004). doi:10.1016/j.neuropharm.2003.09.004. PMID 146807566 
  2. ^ “Differential contribution of GABA(A) receptor subtypes to the anticonvulsant efficacy of benzodiazepine site ligands”. Journal of Psychopharmacology 21 (4): 384–91. (June 2007). doi:10.1177/0269881106067255. PMID 170929836 



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