スラゼパムとは? わかりやすく解説

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スラゼパム

分子式C16H13ClN2S
その他の名称スラゼパム、W 3676、Sulazepam、W-3676、7-Chloro-1,3-dihydro-1-methyl-5-phenyl-2H-1,4-benzodiazepine-2-thione
体系名:7-クロロ-1,3-ジヒドロ-1-メチル-5-フェニル-2H-1,4-ベンゾジアゼピン-2-チオン


スラゼパム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/02 12:05 UTC 版)

スラゼパム
IUPAC命名法による物質名
臨床データ
法的規制
データベースID
CAS番号
2898-13-7 
ATCコード none
PubChem CID: 17931
ChemSpider 16935 
UNII NZ779Q5S0W 
KEGG D05942  
化学的データ
化学式
C16H13ClN2S
分子量 300.80 g·mol−1
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スラゼパム(英:Sulazepam)はベンゾジアゼピン誘導体である。ジアゼパムチオアミド誘導体である。ジアゼパム、デスメチルジアゼパム、オキシジアゼパムに代謝される[要出典]。他のベンゾジアゼピン系薬物と同様に、鎮静薬筋弛緩薬睡眠薬抗てんかん薬抗不安薬としての作用がある[1][2]。販売されることはなかった。

合成

スラゼパムの合成:[3] アメリカ合衆国特許第 3,141,890号

ジアゼパムを五硫化リンで処理すると、対応するチオンアミド、スルアゼパムが生成される。

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  • ウルダゼパム

出典

  1. ^ sulazepam”. psychotropics.dk (2003年). 2008年12月29日閲覧。
  2. ^ “[Analysis of the structure of the components of the convulsive action of corazole following administration of sulazepam and its metabolites to mice]” (ロシア語). Biulleten' Eksperimental'noi Biologii I Meditsiny 82 (9): 1078–81. (September 1976). PMID 11012. 
  3. ^ “Quinazolines and 1,4-Benzodiazepines. XVI. Synthesis and Transformations of 5-Phenyl-1,4-benzodiazepine-2-thiones”. The Journal of Organic Chemistry 29: 231. (1964). doi:10.1021/jo01024a511. 


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