KOFシリーズ
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『ザ・キング・オブ・ファイターズ』(以下『KOF』)シリーズには『KOF'94』(以下『'94』と表記)から登場。『龍虎の拳2』とは違い、道着の上を着ているが、これは同シリーズのオリジナルキャラクターである大門五郎が同じように上半身裸の道着姿であり、恰好が似ることを避けたため。 『龍虎』シリーズでは比較的シリアスだったのに対し、『KOF』シリーズではコメディ的な描写がなされている。 『'94』ではメキシコチーム、『KOF'95』(以下『'95』と表記)以降は龍虎の拳チームとして参加。『'95』では一度引退宣言をするも、「裏館長になって裏から取り仕切る」という意味合いのため、本当に格闘界から引退するという意味ではなかった。その後『KOF'98』(以下『'98』と表記)で復活し、『KOF'99』から始まったネスツ編では『KOF2002』に至るまで一度も欠場していない。また、『KOF2000』(以下『2000』と表記)の龍虎チームエンディングでは逃げ遅れたキングを救うため、ゼロ・キャノン(衛星砲)の高出力ビームを「覇王至高拳」で撃ち抜いて弾き飛ばしている。なお、『KOF2003』の龍虎チームエンディングで、謎の人物に闇討ちを受けて入院しているが、『KOF XI』ではチームストーリーの時点でほとんど回復している模様(ただし、人間ドックも兼ねて、リョウによって再入院させられている)。『KOF XIV』ではプレイヤーキャラクターとしては登場しないが、「極限焼肉」という焼肉店を経営していて、ロバートによると前は蕎麦屋を開いていた。 『2000』でチームに入れたキングの才能に惚れ込み、以後は息子のリョウに充てがわせて格闘技のサラブレッドを生ませ、極限流の跡継ぎ(3代目)にしようと企んでいる。ユリやロバートも巻き込んでの芝居の意図をキングも即看破していたが、それとは関係なしに実際にリョウとキングの仲は近くなっている。ただし、『KOF XI』のエンディングでの芝居は完全にやり過ぎだったため、リョウとキングの怒りと不興を大いに買う結果となった。 草薙京の父・草薙柴舟とは『'94』以前からの知り合いで、お互いを「タクマ殿」「柴舟殿」と呼び合うほどの良き友人でもある。ハイデルンとは町の居酒屋「ひょうたん」で偶然出会ったことがきっかけで意気投合し、『'98』で柴舟とともに親父チームを結成することになる。また、『'94』の餓狼伝説チーム(テリー・ボガード、アンディ・ボガード、ジョー・ヒガシ)に対する勝利メッセージではジェフ・ボガードと面識があったことが判明する。
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KOFシリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 03:47 UTC 版)
最初の作品である『KOF'94』(以下『'94』と表記)の頃より、持ち前の好奇心から参加を希望していたが、当然リョウやタクマからは猛反対されている。そこで、自分のチームを結成しようと考えたユリは、過去のKOF女性参加者でも有名な不知火舞に接触。そして同じく女性参加者として名高いキングを加えようと彼女が店を経営しているイギリスへ向かい、女性格闘家チームを結成する事になった。当然、この後はリョウやタクマに叱責されるも、反省の色の無いユリは『KOF'95』(以下『'95』と表記)に再度女性格闘家チームとして出場した為、ユリのKOF出場阻止は断念するしかないだろうと判断したタクマの意向で、『KOF'96』(以下『'96』と表記)以降は龍虎チームのメンバーとしても出場するようになった。現在の『KOF』シリーズでは、「女性格闘家チーム」か「龍虎の拳チーム」(極限流チーム)のどちらかに所属する。女性格闘家チームの場合は主に不知火舞やキングと、龍虎の拳チームの場合は主に父兄やロバートとチームを組む。『'94』の開発時は女性格闘家チームは存在せず、「イギリスチーム」としてキングやビリー・カーン、ビッグ・ベアが登場する予定であったが、ユリを出したいとの開発スタッフの要望から特に容量を要するビッグベアと差し替えられ、舞を加えて女性格闘家チームとして構成された。 コスチュームは、『龍虎の拳2』で着用しているものと同じスタイルで、作品を通して大きな違いはないものの、スニーカーやグローブのデザイン、ソックスの長さなど、細かな部分でバリエーションに富んでいる。当初は長髪であったが『XIII』からは髪を切ってショートヘアにしており(三つ編みの方も別コスチュームで存在する)、『KOF XIV』では、白い胴着に「極限」という刺繡が施されている。 性格は龍虎シリーズの時に比べると、明朗快活を通り越して空気の読めない素っ頓狂で能天気な挙動が多く、勝利ポーズの『余裕ッチ』を受けて、『'96』以降の一部作品では会話の語尾にまで「〜ッチ」が付くようになっている。『'94』でのルガールとの対戦後は、危機的状況にもかかわらず賞金をよこせと喚いていたり、『'95』のエンディングでは舞と共に酒癖の悪さを見せて、店の店主であるキングにとって頭痛の種になっている。『XIII』の龍虎チームのエンディングでは、結婚したい理想の男性像についてキングを指しており、その場にいた彼女から頭を叩かれている。 使用する基本の技は龍虎シリーズの時と変わらないが、砕破は判定が弱くなり対空としては使えなくなった。一部に独自のアレンジを加え、技によっては「ユリちょうアッパー」など独自のセンスで名前を付けている。この件に関しての父と兄の説教を、ユリは徹底して聞かないフリで、ロバートは黙認している。また、最近のでは、他の格闘家達の技を模倣する形で独自の技も開発している。『KOF』全体の傾向として他作品のパロディが取り入れられることが多く、ユリも例外ではない。スタッフ曰く「KOFシリーズのユリは、新しいタイトルが出るたびに、誰かの技をイメージさせる技を覚えてきます」。しかし、あまりにアレンジの過ぎた技や模倣した技を持っている事から、極限流打倒を掲げる如月影二や藤堂香澄から、ユリは亜流扱いされてしまっている。また、アレンジ技などの研究に余念が無い一方、基礎鍛錬を怠っているようで、多くの対戦相手から敗北後に指摘されてしまっている。これらが原因で、未だにリョウやタクマからは格闘家としての覚悟が中途半端だと見なされる要因になっている。 現在の目標は自分の力を兄に認めさせる事。世話になった父や兄のために何かしたいと思っており、不器用な気質の2人に代って道場を盛り立てようと努力している。また、フィットネスクラブでのアルバイトやボランティア活動に精を出す一面もある。 好物のカレーはとにかく甘い味に仕上げている。あまりにも甘すぎるためリョウは苦手としている。好きになったきっかけは幼い頃リョウが食事にカレーを作った時、辛いから食べられないと言っているユリを見かねてリョウが甘いカレーを作ったことが始まり。その味がとても気に入ったユリはそれ以来甘口を好むようになり、自分で作るようになってからはリョウの分まで勝手に甘口で作っている。リョウは昔から味を変えてくれるように頼んでいるのだがユリは気にせず作り、強引に甘口カレーを食べさせている。 父・タクマのことは尊敬しているが、『KOF』シリーズにおいてたびたびMr.カラテを名乗っては天狗の面を着けて登場する悪ふざけに関しては辟易しており、交友関係のある人物達にも完全にバレている為、「Mr.カラテ」が嫌いなものに入ってしまっている。 恋愛ゲームである『Days of Memories』シリーズでは、1作目『Days of Memories 〜僕と彼女の熱い夏〜』、8作目『Days of Memories 〜風舞う都でつかまえて!〜』にヒロインの1人として登場する。どちらも原作とは設定に差異があるが、明るくお転婆気味なキャラクター性は共通している。また『Days of Memories 〜彼と私の熱い夏〜』では普段おしゃれに無頓着なリョウをめかし込んで主人公とデートさせるという計らいをしている。
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KOFシリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 02:24 UTC 版)
『ザ・キング・オブ・ファイターズ』(以下『KOF』と表記)シリーズには4作目の『KOF'97』(以下『'97』と表記)から参戦。ギース・ハワードの策略でブルー・マリー、ビリー・カーンとともに「'97スペシャルチーム」として出場した。この作品で『餓狼伝説』シリーズからの客演キャラクターにもかかわらずオロチ八傑集の一人という設定が付加された。しかし七枷社からオロチ復活の協力を呼びかけられても全く意に介さずに、己の利益のみを考えて生きている。『'97』のエンディングでは、ギャラの取り立てと称してギースとビリーに襲い掛かっている。また、『KOF2003』(以下『2003』と表記)でもアウトローチームの一人として出場しているが、エンディングではオロチが再び目覚めようとしている影響からか、興奮状態に陥りチームメイトであったビリーに攻撃を仕掛けている。 なお、山崎が他の八傑衆と異なってオロチの意志に賛同しなかったことについて、サイトロン・レーベルよりリリースされた『'97』の攻略ビデオでは八神庵が「覚醒せずに生きた期間(人間だった時期)が長過ぎて、オロチの血による支配よりも山崎自身の本能が勝っていた」と推測している。 この設定の経緯は八傑集の数合わせのためで『KOF』のスタッフが『餓狼伝説』のスタッフに頼み込んだことによって実現した『KOF』シリーズ内の設定であり、『餓狼伝説』シリーズ本編ではオロチとは関わりがない(『餓狼』シリーズにおいては、当時の開発スタッフが「山崎はオロチの人なのか」という質問に対して「違う」と否定している)。 『KOF XIV』(以下『XIV』と表記)ではウィップ、ヴァネッサ、ロック・ハワードとともにダウンロードコンテンツキャラクターとして登場している。 『KOF XV』ではハインの依頼でギース、ビリーとともにサウスタウンチームとして登場している。
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