レビコフ:4つの小品
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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レビコフ:4つの小品 | Quatre Morceaux Op.6 |
マクダウェル:4つの小品
カバレフスキー:4つの小品
ラフ:4つの小品
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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ラフ:4つの小品 | 4 Pieces Op.61 | 作曲年: 1853(No.1,2,3), 1855(No.4)年 出版年: 1855(No.1,2), 1859(No.3), 1863(No.4) 年 |
楽章・曲名 | 演奏時間 | 譜例![]() |
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1 | ワーグナーの歌劇「ローエングリン」からの主題による、奇想曲 Caprice, on themes from Wagner's Lohengrin | No Data | No Image |
2 | ワーグナーの歌劇「さまよえるオランダ人」からの主題による回想 Reminiscenzen, on themes from Wagner's Der fliegende Holländer | No Data | No Image |
3 | ワーグナーの歌劇「タンホイザー」からの主題による、幻想曲 Fantasie, on themes from Wagner's Tannhäuser | No Data | No Image |
4 | シューマンの歌劇「ゲノフェーファ」からの主題による、ロンド形式の奇想曲 Capriccio in Rondoform, on themes from Schumann's Genoveva | No Data | No Image |
ラフ:4つの小品
ヴィエニャフスキ:4つの小品
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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ヴィエニャフスキ:4つの小品 | Quatre Morceaux Op.51 |
ピアソラ:4つの小品
チェルニー(ツェルニー):4つの小品
ライネッケ:4つの小品
モシュコフスキ:4つの小品
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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モシュコフスキ:4つの小品 | 4 Piano Pieces / Quatre Morceaux Op.35 | 初版出版地/出版社: Hainauer, Presser |
モシュコフスキ:4つの小品
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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モシュコフスキ:4つの小品 | 4 Piano Pieces / Quatre Morceaux Op.38 | 初版出版地/出版社: Hainauer |
ブラームス:4つの小品
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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ブラームス:4つの小品 | 4 Stücke Op.119 | 作曲年: 1893年 出版年: 1893年 初版出版地/出版社: Simrock |
楽章・曲名 | 演奏時間 | 譜例![]() |
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1 | 第1番 間奏曲 ロ短調 Intermezzo h moll op.119-1 | 4分00秒 | No Image |
2 | 第2番 間奏曲 ホ短調 Intermezzo e moll op.119-2 | 4分30秒 | No Image |
3 | 第3番 間奏曲 ハ長調 Intermezzo C dur op.119-3 | 2分00秒 | No Image |
4 | 第4番 狂詩曲 変ホ長調 Rhapsodie Es dur op.119-4 | 6分30秒 | No Image |
作品解説
ブラームス最晩年の作品の一つ。初期・中期の、オーケストラをそのままピアノに移したような雄大な曲想のソナタ・変奏曲を数々書いた後、1871年の「8つの小品 作品76」から「4つの小品 作品119」まで5つの小品集を書いている。ここでブラームスは、かつて多くの歌曲の中で見せた独特の和声調和や詩的内容の凝縮を再び試みた。ここで表現される感情の変化はもはや過ぎ去った過去の物であり、かつての若かった自分を懐かしむような穏やかな哀愁に満ちた旋律が心に深く残る作品である。この作品でピアノ曲は最後となった。
第1曲「間奏曲」ロ短調:明るくはないが決して悲観的でも絶望的でもなく、すべての感情を超えた上での穏やかさを感じさせる。特に中間部では、過去の作品でも多く使われたブラームス独特の付点によるメロディーが非常に印象的である。
第2曲「間奏曲」ホ短調:前曲の落ち着きとは一変して、リズム的にも和声的にもある種の不安定さを感じさせる曲である。近くおとずれるであろう死への漠然とした不安であろうか。中間部は非常にシンプルで、何の不安もなかった無邪気な時代が再び天国で来るであろうというような、宗教的な達観を感じさせる。
第3曲「間奏曲」ハ長調:テーマは東洋的な五音音階で作られている。軽やかではあるが左手伴奏形は低音より発生し、ドイツ的な生真面目さを併せ持った「giocoso」である。
第4曲「狂詩曲」変ホ長調:堂々としたファンファーレのような重厚な和音によるテーマで幕をあける。前の3曲がピアノ曲らしい繊細さをもっているのとは対照的に、隙のない重厚な和音、また中間部ではピツィカートを思わせる分散和音など、非常に交響的である。第1曲のはじまりからすると少々裏切られたような気になるほど最後は重々しい変ホ短調で劇的に終わる。
ヘラー:4つの小品
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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ヘラー:4つの小品 | Quatre Morceau |
ブルメンフェーリド:4つの小品
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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ブルメンフェーリド:4つの小品 | 4 Morceaux Op.2 |
ズガンバティ:4つの小品
ラフマニノフ:4つの小品
スクリャービン(スクリアビン):4つの小品
スクリャービン(スクリアビン):4つの小品
プロコフィエフ:4つの小品
プロコフィエフ:4つの小品
プロコフィエフ:4つの小品
グリーグ:4つの小品
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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グリーグ:4つの小品 | 4 Stykker Op.1 | 作曲年: 1861-62年 出版年: 1863-64年 初版出版地/出版社: Peters |
楽章・曲名 | 演奏時間 | 譜例![]() |
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1 | アレグロ・コン・レッジェレッツァ Allegro con leggerezza | 1分30秒 | No Image |
2 | ノン・アレグロ・エ・モルト・エスプレッシーヴォ Non allegro e molto espressivo | 5分00秒 | No Image |
3 | マズルカ Mazurka | 3分30秒 | No Image |
4 | アレグロ・コン・モト Allegro con moto | 3分30秒 | No Image |
作品解説
作品1のこの作品は、グリーグが18歳の時に作曲された。1861年から翌年にかけてのことである。シューマンやメンデルスゾーンからの流れを感じさせるキャラクター・ピースである。尚、グリーグは、この作品を作曲した年に、スウェーデンでデビュー・コンサートを催し、メンデルスゾーンやシューマンの作品をとりあげている。
第1曲目は、ニ長調で書かれたアレグロ・コン・レジェレッツァ。右手の下声がメロディーを紡ぎ出す。そして、その上には、分散和音によりかたどられている。右手の下声が担うメロディーは、所々で、左手の低声とデュエットを組む。
第2曲目は、ノン・・アレグロ・エ・モルト・エスプッレシーヴォ。多声的に書かれたこの曲は、声部間の反進行や、3度ないしは6度の音程を築く並進行が折り合わされている。そして、半音階に富んだ音の動きが特徴的である。そのため、和声が味わい深いものとなっている。アレグロ・カプリッチョーソの中間部は、所々の休符や音形など、細部に意匠が凝らされている。
第3曲目は、<マズルカ>と明記されている(「マズルカ・コン・グラツィア」)。この曲には、16分音符のオクターヴや3連音符によるパッセージが見られ、マズルカのリズムの表現のみならず、ピアニズムに深く関連するテクニックも要求される。そのため、グリーグによる「コン・グラツィア」の指示は心憎くさえ思えてくる。中間部では、マズルカのリズムがへミオラによって繰り広げられる。
第4曲目は、アッレグレット・コン・モルト。マズルカに続くこの曲は、明記こそされていないものの、ポロネーズのリズムが特徴的である。音楽の何らかの要素が再び用いられる際には、必ずといってよいほど手が加えられている。また、対旋律や保続音、半音階的な音の動き等により、巧妙に構成されている。
リャードフ:4つの小品
リムスキー=コルサコフ:4つの小品
メトネル:4つの小品
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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メトネル:4つの小品 | 4 Morceaux / Four Pieces for Piano Op.4 | 作曲年: 1897-1902年 出版年: 1904年 初版出版地/出版社: Jurgenson |
ボルトキエヴィチ:4つの小品
4つの小品
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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レーガー:4つの小品 | 4 Stücke | 作曲年: 1901~06年 |
シュミット, フロラン(フローラン):4つの小品 | 4 Pièces Op.46 | 作曲年: 1898-1903年 出版年: 1914,1923年 初版出版地/出版社: Mathot |
キュイ:4つの小品 | Four Pieces Op.60 | 作曲年: 1900年 出版年: 1901年 初版出版地/出版社: Jurgenson |
フリーベルガー:4つの小品 | Vier Miniaturen für Klavier | 作曲年: 1994-1996年 出版年: 1996年 初版出版地/出版社: Musikverlag Doblinger |
ハルシャーニ:4つの小品 | Quatre Morceaux | 作曲年: 1924年 出版年: 1924年 初版出版地/出版社: Deiss |
グレチャニノフ:4つの小品 | 4 morceaux Op.167 | 作曲年: 1942年 |
ヴォルペ:4つの小品 | 4 Pieces | 作曲年: 1927-29年 |
シンディング:4つの小品 | 4 Morcezux Op.84 | 作曲年: 1907年 |
イラーク:4つの小品 | 4 Pieces Op.92 | 作曲年: c1970年 |
シャルウルフ:4つの小品 | 4 Pieces Op.24 | 出版年: 1871年 |
ヴァイスマン:4つの小品 | 4 Pieces Op.78 | 作曲年: 1915年 |
ヘンゼルト:4つの小品 | Quatre Romances Op.18 | |
ビーチ:4つの小品 | 4 Pieces Op.15 | 作曲年: 1892年 |
サン=サーンス:4つの小品
ブリッジ:4つの小品
タネーエフ, セルゲイ・イヴァノヴィチ:4つの小品
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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タネーエフ, セルゲイ・イヴァノヴィチ:4つの小品 | 4 pieces | 作曲年: No.1,2,1879,No.3,1880,No.4,1881年 出版年: 1953年 初版出版地/出版社: Moscow |
ロドリーゴ:4つの小品
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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ロドリーゴ:4つの小品 | 4 Piezas | 作曲年: 1936-38年 出版年: 1945年 初版出版地/出版社: Editora nacional, Madrid 献呈先: マヌエラ・デル・リオ Manuela del Rio, マリエンマ Mariemma, Émile Trépard, ハビエル・アルフォンソ Javier Alfonso |
アレンスキー:4つの小品
ベネット:4つの小品
4つの小品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/08 14:01 UTC 版)
4つの小品(よっつのしょうひん)と題する曲集は数多く存在する。
- 4つの小品 (ブラームス) - ヨハネス・ブラームスのピアノ独奏曲集。
- 弦楽四重奏のための4つの小品 - フェリックス・メンデルスゾーンの弦楽四重奏曲集。遺作。
- 4つの小品 (ベルク) - アルバン・ベルクのクラリネットとピアノのための作品5。
関連項目
- 4つの小品のページへのリンク