即興曲とは? わかりやすく解説

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そっきょう‐きょく〔ソクキヨウ‐〕【即興曲】

読み方:そっきょうきょく

即興的な気分をもつ器楽小品19世紀ロマン派作曲家好まれた。アンプロンプチュ


即興曲

英語表記/番号出版情報
フンメル即興曲 ヘ長調Impromptu F-dur s194作曲年1831年  出版年未出版 年 
フンメル即興曲 ハ長調Impromptu C-dur s205作曲年1836年  出版年未出版年 
バラキレフ即興曲 ヘ短調Impromptus f moll作曲年: 1850-60頃年  出版年1861年 
ピエルネ:即興曲 (インプロヴィザータ)Improvisata Op.22作曲年1889年 
アルカン, シャルルヴァランタン:即興曲Impromptu出版年: c1845年  初版出版地/出版社Grus  献呈先: Madame Place
リャードフ即興曲 ニ長調Impromptu Op.6作曲年1881年  出版年1881年  初版出版地/出版社Bessel 
マスネ:即興曲Improvisations作曲年1866年 
サン=サーンス:即興曲Improvisatino作曲年1885年  出版年1885年 
タネーエフ, セルゲイ・イヴァノヴィチ:即興曲Improvisation作曲年1896年  出版年1923年  初版出版地/出版社Moscow 
リャプノフ即興曲 変イ長調Impromptu in A flat major Op.5作曲年1894年  出版年1896年  初版出版地/出版社: Bote & Bock 
アレンスキー:即興曲Improvisation作曲年1896年 
カザドシュ:即興曲Impromptu Op.67-4作曲年1968年  出版年1988年  初版出版地/出版社: Eschig 
モシュコフスキ:即興曲Caprice-Etude / Improvisation Op.70初版出版地/出版社: Enoch 
ロジェ=デュカス:即興曲Impromptu作曲年1921年  出版年1921年  初版出版地/出版社: Durand 
マルティヌー:即興曲Improvisation作曲年1951年 
マルティヌー:即興曲Impromptu作曲年1956年 
ヴォルフ=フェラーリ:即興曲Impromptus Op.13作曲年1904年 
ヘラー:即興曲Impromptu Op.84出版年1854年  初版出版地/出版社Schlesinger 
ヘラー:即興曲(メンデルスゾーン歌曲歌の翼にのって」による)Improvisata(Auf Flügeln des Gesanges von MendelssohnOp.67出版年1846年  初版出版地/出版社: Bote 
イェンゼン:即興曲Impromptu Op.37出版年1869年  初版出版地/出版社Leipzig 
ヴィエニャフスキ即興曲 ロ長調Impromptu, H-dur Op.19
ステンハンマル即興曲 変ト長調Impromptu
ルーセンベリ:即興曲Improvisations作曲年1939年 
トッホ:即興曲Impromptu作曲年1904年 
ポッター, チプリアーニ:即興曲 変ロ長調Impromptu in B flat major作曲年1841年 
ポッター, チプリアーニ:即興曲 ニ長調Impromptu in D major出版年: 1850?年 
ヴェラスケス:即興曲Impromptu
チェルニーツェルニー):即興曲Imptomptu Op.116
チェルニーツェルニー):即興曲 変イ長調Impromptu, As-dur Op.571
チェルニーツェルニー):即興曲Impromptu Op.761
チェルニーツェルニー):即興曲Impromptu Op.846
ラヴィーナ:即興曲Impromptu Op.88
ヒラー:即興曲Impromptu Op.40
ヒラー:即興曲Impromptu Op.125
マルモンテル:即興曲Impromptu Op.103
ドライショック(ドライショク):即興曲Impromptu Op.21
ドライショック(ドライショク):即興曲Impromptu Op.33
ドライショック(ドライショク):即興曲Impromptu Op.58
ドライショック(ドライショク):即興曲Inpromptu Op.116
ヴォルフ, エドゥアール:即興曲Impromptu Op.137
ブルメンフェーリド:即興曲 ロ短調Impromptu, h-moll Op.28
シラス:即興曲Impromptu Op.72
シラス:即興曲Impromptu Op.83
テレフセン即興曲 ト短調Impromptu en sol mineur Op.38
マルモンテル:即興曲Impromptu Op.19
タイユフェール:即興曲Impromptu作曲年1912年  初版出版地/出版社: Ed. Jobert 
リスト:即興曲(夜想曲Impromptu(Nocturne) S.191 R.59作曲年1872年  出版年1877年 
メンデルスゾーン:即興曲Impromptu U 140作曲年1838年4月以前年 
タウジヒ:即興曲Impromptu Op.1a
コルンゴルト:即興曲Impromptu作曲年1908年  献呈先: Frl. Sophie de Bauer
シャブリエ即興曲 ハ長調Impromptu作曲年1873年  出版年1877年  初版出版地/出版社: Heugel,Énoch 
ラフマニノフ:即興曲Impromptu作曲年: 1896?年 
チャイコフスキー即興曲 変イ長調Impromptu作曲年1889年 
ドヴォルザークドボルザーク):即興曲 ニ短調Impromptu B.129作曲年1883年 
カプースチン:即興曲Impromptu Op.83作曲年1997年 

即興曲

作者連城三紀彦

収載図書新・恋愛小説館
出版社文芸春秋
刊行年月1991.8


即興曲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/18 16:51 UTC 版)

即興曲(そっきょうきょく)は、自由な形式で書かれた性格的小品の一種。フランス語のままアンプロンプチュ(またはアンプロンプテュ: Impromptu)と表記される場合もある。即興的な要素はあるが、即興的に作られたわけではなく、また即興演奏そのものでもない(なお、即興風の音楽という発想自体は決して19世紀固有のものではなく、それ以前には「トッカータ」や「カプリッチョ(奇想曲)」など様々な名称で呼ばれた[1])。

語源はラテン語で「準備不足[2]」や「即座に何かに対応できる状態」を意味する "in prōmptū" であり、「即座に音楽を興す」という意味合いで「即興曲」と訳された[3]

"Impromptu" という単語は、18世紀以前には即興詩(あるいは劇の幕間の出し物)を意味した[4]が、曲のタイトルとして "Impromptu" の名が初めて登場するのは、チェコ作曲家ヤン・ヴァーツラフ・ヴォジーシェク1821年に出版した『6つの即興曲 作品7』である(ただし、これはヴォジーシェク自身が命名したものではなく、出版社によって提案されたものだという説が有力である)[3]

主な作品

脚注


(A)即興曲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/30 09:37 UTC 版)

第24回全日本吹奏楽コンクール課題曲」の記事における「(A)即興曲」の解説

後藤洋公募に応じて作曲し入選したのである作曲者当時高校生であり、その点で話題にもなった。 緩・急・緩の三部形式からなる。特に曲の始まり終結は、薄い響きによる繊細な音楽となっており、作曲者自身も「吹奏楽曲らしくない曲」と称していた。

※この「(A)即興曲」の解説は、「第24回全日本吹奏楽コンクール課題曲」の解説の一部です。
「(A)即興曲」を含む「第24回全日本吹奏楽コンクール課題曲」の記事については、「第24回全日本吹奏楽コンクール課題曲」の概要を参照ください。

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