ラヴィーナとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 人名 > ピティナ・ピアノ作曲家 > ラヴィーナの意味・解説 

ラヴィーナ

【英】:Ravina, Jean Henri
[フランス1818~1906

2011年5月 執筆者: 上田 泰史 

ラヴィーナ一族は、スペインフランス国境接するかつてのベアルン州に起源をもつと云われている。ラヴィーナという姓がフランス人のわりにスペイン風に響くのはそのためであろうジャン・アンリ・ラヴィーナ1818年5月20日南仏ボルドー誕生した彼の母はこの土地屈指のピアノ教師で、幼いアンリはまず母ウジェニー旧姓ラザッルLasalle, c.1794~1877)のもとでピアノ訓練はじめた彼の演奏能力発達ぶりは著しく1826年弱冠8歳カルクブレンナー協奏曲演奏し同郷著名なヴァイオリニストピエール・ロード(1774~1830)を驚嘆させた。 1830年旅先ボルドーでラヴィーナの演奏聴いたパリ音楽院ピアノ教授ヅィメルマンは、彼の才能見込んで母にパリ音楽院入学させることを勧めたかくしてラヴィーナは翌年、母と共に首都移り13歳音楽院入学した

 パリでの新生活スタートさせたラヴィーナは、まず助教授ローランが受け持つ予科入り続いてヅィメルマンのクラスに移るや否や32年には音楽院選抜試験2等賞を獲得した

執筆者: 金澤 攝

南仏ボルドー生れパリ音楽院でヅィメルマンに学んだアンリ・ラヴィーナ19世紀パリサロン代表するピアニスト指導者として知られていた。 Ch.V.アルカンとは少年時代から生涯通じて友人であり、高度に機能的なピアニズム駆使した明るく肯定的な作風は他に例を見ない。約120点のピアノ曲がある。

ピアノ独奏曲

ピアノ合奏

管弦楽ピアノ




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  ラヴィーナのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ラヴィーナ」の関連用語

ラヴィーナのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ラヴィーナのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
社団法人全日本ピアノ指導者協会社団法人全日本ピアノ指導者協会
Copyright 1996-2024 PianoTeachers' National Association of Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS