シャブリエ
フランス音楽のエスプリと言えばシャブリエの名前が挙がるほど、ドビュッシーやラヴェルに先駆けて、近代フランス音楽の興隆に大きく貢献した。
子供の頃から音楽の才能を示すものの、父親の意向で法律を学ぶ。1862年に内務省に入り、1880年まで勤めた。以後は音楽に専念する。熱狂的なワグネリアンを自認していたが、その影響から脱却するために、自分の作風を探し求めた。喜歌劇《星》(1877)や管弦楽曲《スペイン》(1883)など大規模な傑作も残しているが、シャブリエの音楽に手軽に親しむには、ピアノ曲が最適である。
シャブリエ
エマニュエル・シャブリエ
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