2015年 - 2020年(J2)
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「徳島ヴォルティス」の記事における「2015年 - 2020年(J2)」の解説
2015年 クラブスローガン : 「挑戦!〜Keep Going Forward 2015〜」 小林体制4年目。シーズン開幕直前、社長が岸田一宏に交代。 高崎寛之が鹿島へ、松井謙弥が川崎へ完全移籍、李栄直と花井聖が長崎へ完全移籍など合計8人を放出。また、宮崎光平、千代反田充が引退した。一方で、水戸からDF冨田大介および広瀬陸斗、大宮からFW長谷川悠、G大阪から4年振りの復帰となる佐藤晃大、山形からDF石井秀典、清水からGK相澤貴志などを完全移籍で獲得。また、G大阪から内田裕斗を期限付きで移籍獲得。神戸から期限付き移籍の元コロンビア代表エステバン、山形から期限付き移籍の廣瀬智靖が完全移籍に移行した。 リーグ戦は前半21節はわずか3勝で一時はJ2・J3入れ替え戦圏内の21位まで転落。後半戦はやや持ち直したものの、昇格プレーオフ争いには絡むことは出来ず最終順位は14位、勝ち点は53。Jリーグアウォーズで2年連続フェアプレー賞を受賞。シーズン終了後に小林が監督を退任した。天皇杯は4回戦で広島に敗れた。 2016年 クラブスローガン : 「勇往邁進〜Keep Going Forward 2016〜」 ヘッドコーチの長島裕明が監督に就任。 衛藤裕、斉藤大介などが退団、エステバンが引退した一方、大宮からカルリーニョス、北九州から渡大生などを完全移籍で、鳥栖から山崎凌吾などを期限付き移籍で獲得した。 リーグ戦は昇格プレーオフ争いに絡むことはなく勝点57で9位。Jリーグアウォーズで3年連続フェアプレー賞を受賞。シーズン終了後に長島が監督を退任した。 天皇杯は3回戦で湘南に敗れた。 2017年 クラブスローガン : 「意気衝天」 スペイン人で元スパンブリーFC監督のリカルド・ロドリゲスが監督に就任。 キム・キョンジュン(Kリーグ・江原FC)、福元洋平(山口)、窪田良(期限付き移籍先の富山へ完全移籍)、杉本大地(期限付き移籍期間満了)などが退団。一方で横浜FCから大崎玲央、金沢から馬渡和彰、山口から島屋八徳、湘南から金鐘必、神戸から松澤香輝を完全移籍で、神戸から松村亮、鹿島から杉本太郎、湘南から梶川裕嗣を期限付き移籍で獲得、山崎凌吾が完全移籍に移行、新外国人選手としてアシチェリッチ、ヴァシリェヴィッチを補強した。 シーズン中には、C大阪から清原翔平を期限付き移籍で、仙台から佐々木匠を育成型期限付き移籍で獲得。一方でアシチェリッチが退団、SVホルンへ期限付き移籍していたニコラス・オルシーニが岡山へ期限付き移籍した。 攻撃陣が躍動し、特に渡は日本人最多となる23得点をマークする。最終節直前に5位になったが、最終節で東京ヴェルディに敗れ、更に勝ち点2差で7位だった千葉が勝利した為にこの2チームに抜かれてしまい、最終順位は7位。最終節の翌日にロドリゲス監督の続投が発表された。 2018年 クラブスローガン : 「巻土重来」 ロドリゲス体制2年目。 渡大生、馬渡和彰(共に広島)、大﨑淳矢(山口)、清原翔平(金沢)、佐々木匠(讃岐)、松村亮、カルリーニョス、ヴァシリェヴィッチなどが退団。相澤貴志と、濱田武が現役引退した。 コスタリカ代表GKカルバハル、岐阜からシシーニョと大本祐槻、水戸から内田航平、名古屋から杉本竜士、沼津から薗田卓馬などを獲得。レンタルで鹿島からブエノ、G大阪より呉屋大翔を獲得、また新卒で静岡学園より渡井理己、富山第一高校より坪井清志郎を獲得。 前半戦は得点が少なく思うように勝てない試合が続き、更にシーズン途中の移籍期間に大崎玲央(神戸)、島屋八徳(鳥栖)、山﨑凌吾(湘南)、大本祐槻(長崎)がそれぞれJ1クラブへ移籍するなどあったが、シーズン途中に加入したピーター・ウタカ、ダビド・バラルの外国人2人の活躍などで一度はJ1参入プレーオフ争いにまで顔を出すものの、シーズン終盤はまたも勝てない試合が続き、最終的に11位でシーズンを終了した。 天皇杯は3回戦で鳥栖に敗れた。 2019年 クラブスローガン : 「一陽来復」 ロドリゲス体制3年目。 広瀬陸斗(横浜FM)、藤原広太朗(栃木)、ピーター・ウタカ(甲府)、キム・ジョンピル(慶南FC)、大屋翼(鳥取)、ダビド・バラル(ラシン)が完全移籍により、ブエノ(鹿島)、呉屋大翔(G大阪)、前川大河(C大阪→福岡へレンタル移籍)、杉本太郎(鹿島→松本へ完全移籍)がレンタル移籍期間満了により、薗田卓馬(鹿児島)がレンタル移籍先への完全移籍により退団。鳥栖からのレンタル移籍期間が満了した赤星拓がそのまま現役引退、井筒陸也がプロサッカー選手を引退した。 水戸からジエゴと田向泰輝、栃木から福岡将太、甲府から秋山拓也、横浜FCから野村直輝、湘南から藤田征也、新潟から河田篤秀、千葉から清武功暉を獲得。レンタルでC大阪から岸本武流、松本から永井堅梧、長崎からヨルディ・バイス、バンコク・グラスFCからチャキットを獲得、また新卒で筑波大学より鈴木大誠と鈴木徳真を獲得、ユースから藤原志龍と久米航太郎がトップチーム昇格。さらに前年途中からレンタル移籍で加入していた表原玄太が完全移籍に移行した。またシーズン開幕直後にはウズベキスタン代表のザビヒッロ・ウリンボエフを獲得した。 前半戦は思うように勝てず中位で推移。ただ前シーズンのような主力級戦力の流失はなく、試合に絡めなかったチャキットの期限付き移籍終了、藤原志龍をポルトガル・ポルティモネンセSCへ期限付き移籍させた一方で、鳥栖から島屋八徳が期限付き移籍でチーム復帰、岸本武流を期限付き移籍期限を繰り上げて完全移籍に移行させて臨んだ後半戦は尻上がりに調子を上げ、終盤戦にJ1参入プレーオフ圏内まで浮上しJ2最高位タイの4位でJ1参入プレーオフへ進出した。J1参入プレーオフは決定戦まで駒を進めたものの、湘南に引き分け、レギュレーションにより昇格を逃した。 天皇杯は3回戦でHonda FCに敗れた。 2020年 クラブスローガン : 「叶(かなえる)」 ロドリゲス体制4年目。 野村直輝(大分)、内田裕斗(鳥栖)、梶川裕嗣(横浜FM)、杉本竜士(横浜FM)と主力選手の多くがJ1クラブへと移籍し,ヨルディ・バイス(長崎→京都へ完全移籍)、永井堅梧(松本→北九州へレンタル移籍)、井澤春輝(浦和→鹿児島へレンタル移籍)がレンタル移籍満了で退団、シシーニョが愛媛FCへ移籍、狩野健太が引退した。また、鈴木大誠がFC琉球へ期限付き移籍、久米航太郎がヴィアティン三重、坪井清志郎がブラウブリッツ秋田への期限付き移籍満了後に高知ユナイテッドSCへとそれぞれ育成型期限付き移籍した。 一方で、東京ヴェルディから上福元直人、梶川諒太、横浜FMからドゥシャン、栃木から西谷和希、浜下瑛、讃岐から瀬口拓弥を完全移籍で獲得、垣田裕暉を鹿島から、杉森考起、榎本大輝を名古屋からそれぞれ期限付き移籍で獲得した。また、川上エドオジョン智慧はSC相模原への期限付き移籍から復帰、島屋八徳は期限付き移籍から完全移籍に移行した。 第1節で首位に立ったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響でリーグ戦が中断され、再開後の四国ダービーで愛媛FCに3-0からの逆転負けを喫する。しかしその後は着実に勝ち点を積み重ね、第9節で3位に再浮上、第10、11節と一旦2位となった後、第12節から第19節まで3位を維持、第20節に2位に浮上すると、第22節、首位北九州と勝点で並び得失点差で第1節以来の首位となった。第27節に12連勝を果たした福岡に首位を明け渡したものの、第30節に勝利し勝点で福岡に並び得失点差で首位再浮上した後、同節から5連勝するなど一度も首位を明け渡すことなく、12月16日、第41節大宮戦に1-0で勝利し2位以上を確定、7シーズンぶりのJ1昇格が決定した。 シーズンを通じて一度も連敗が無かったほか、主力の離脱も殆どなく、安定した戦いを展開した。 最終節、2位福岡との直接対決では1-0で敗戦、勝点で同点になるも得失点差で福岡を上回り初のJ2優勝のタイトルを獲得した。 コロナ禍による影響でレギュレーション変更となった天皇杯はJ2優勝チームとして準々決勝から登場、準決勝でガンバ大阪に敗れた。
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2015年 - 2020年
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「南スーダンの行政区画」の記事における「2015年 - 2020年」の解説
2015年10月、キール大統領は行政区画を従来の10州から28州(State)に再編を発表。28州は歴史的な3地方(バハル・アル・ガザール地方、エクアトリア地方、上ナイル地方)にそれぞれ属している。スーダンと領有権問題のあるアビエイ郡(旧州ではワラブ州に属していた)はどの新州にも属していない。 この大統領令について、野党やリエック・マチャル率いる反政府勢力(SPLM-IO)などは反対の立場を採った。現行の憲法(英語版)では大統領令で行政区画の変更はできないとされており「憲法違反」に当たることや、また同年8月に結ばれた内戦の平和協定の違反となること、などである。こうした反対意見に対して、キールは議会に対して今回の大統領令の承認を求めた。11月に議会はキールの要求を認め、大統領へ新州創設やそれに伴う知事・議員の任命権を与えた。 2017年1月14日、キール大統領は28州を32州へ増やす大統領令を発表。これによってビエー州(旧称東部ビエー州)からアコボ州が、ラトゥジョール州からマイゥート州が、グブドゥウェ州からタンブラ州が分離し、東部ナイル州が廃止され中央上ナイル州と北部上ナイル州に分割され、一部州境が変更された。また一部の州の改名が行われた。この決定についても反政府勢力SPLM-IOは反対声明を発表。和平プロセスの停滞や地域紛争、ひいては連邦制の崩壊へ繋がりかねないと非難した。 一連の州設置は民族紛争の解決という理由もあったが、一方でキール大統領の氏族であるディンカ族の優遇する恣意的な分割であったという意見もある。 歴史的区分別州数上ナイル地方 - 13州 バハル・アル・ガザール地方 - 10州 エクアトリア地方 - 9州 #州英語名州都地方郡数1 アコボ州 Akobo State アコボ(英語版) 上ナイル 1 2 アマディ州 Amadi State ムンドゥリ エクアトリア 3 3 アウェル州 Aweil State アウェル バハル・アル・ガザール 2 4 東アウェル州 Aweil East State ワニュジョク(英語版) バハル・アル・ガザール 1 5 ビエー州(旧称東部ビエー州) Bieh State(Eastern Bieh State) ワット(英語版) 上ナイル 2 6 ボーマ州 Boma State ピボー(英語版) 上ナイル 2 7 中央上ナイル州 Central Upper Nile State マラカル 上ナイル 4 8 東部レイク州 Eastern Lakes State イロル(英語版) バハル・アル・ガザール 3 9 ファンガク州(旧称西部ビエー州) Fangak State(Western Bieh State) アヨドゥ(英語版) 上ナイル 2 10 ファショダ州(旧西部ナイル州) Fashoda State(Western Nile State) コドク(英語版) 上ナイル 2 11 グブドゥウェ州 Gbudwe State ヤンビオ(英語版) エクアトリア 3 12 ゴグリアル州 Gogrial State クアジョク(英語版) バハル・アル・ガザール 2 13 ゴク州 Gok State クエイベトゥ バハル・アル・ガザール 1 14 イマトン州 Imatong State トリトゥ(英語版) エクアトリア 4 15 ジョングレイ州 Jonglei State ボル 上ナイル 3 16 ジュベク州 Jubek State ジュバ エクアトリア 1 17 カポエタ州(旧称ナモルニャン州) Kapoeta State(Namorunyang State) カポエタ(英語版) エクアトリア 4 18 ラトゥジョール州 Latjoor State ナシル(英語版) 上ナイル 2 19 ロル州 Lol State ラガ(英語版) バハル・アル・ガザール 3 20 マイゥート州 Maiwut State マイゥート(英語版) 上ナイル 3 21 マリディ州 Maridi State マリディ(英語版) エクアトリア 2 22 北部リエチュ州 Northern Liech State ベンティウ(英語版) 上ナイル 4 23 北部上ナイル州 Northern Upper Nile State レンク 上ナイル 3 24 ルウェン州 Ruweng State パリアン 上ナイル 2 25 南部リエチュ州 Southern Liech State レール(英語版) 上ナイル 3 26 タンブラ州 Tambura State タンブラ(英語版) エクアトリア 2 27 テレケカ州 Terekeka State テレケカ(英語版) エクアトリア 5 28 トンジェ州 Tonj State トンジェ(英語版) バハル・アル・ガザール 3 29 トゥィク州 Twic State マイェン=アブン バハル・アル・ガザール 1 30 ワーウ州 Wau State ワーウ バハル・アル・ガザール 2 31 西部レイク州 Western Lakes State ルンベク バハル・アル・ガザール 4 32 イェイ川州 Yei River State イェイ エクアトリア 4
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