enclosure
「enclosure」とは・「enclosure」の意味
「enclosure」とは、何かを囲むものや閉じ込めるものを指す英単語である。一般的には、物理的な境界や壁によって区切られた空間を意味する。また、手紙や書類に同封されたものを指す場合もある。「enclosure」の発音・読み方
「enclosure」の発音は、/ɪnklóʊʒər/である。英語のアクセントは、第二音節の「klo」に置かれる。契約書・手紙上における「enclosure」の用法
契約書や手紙の締めや文末で「enclosure」を使う場合、同封された書類や資料を指す。文末に「Enclosure:」と記載し、その後に同封物の詳細を記すことが一般的である。「enclosure」の語源・由来
「enclosure」の語源は、ラテン語の「includere」であり、「閉じ込める」を意味する。これが古フランス語を経て、英語に「enclosure」として定着した。「enclosure」を含む様々な用語の解説
「Enclosure(筐体)」とは
「Enclosure」は、電子機器や機械などの内部部品を保護するための外装やケースを指す。これにより、内部部品は環境からの影響や損傷から守られる。「Enclosure space」とは
「Enclosure space」は、特定の目的や機能を持つために区切られた空間を指す。例えば、建物内の個別の部屋や、動物園の動物の展示エリアなどが該当する。「Plastic enclosure」とは
「Plastic enclosure」は、プラスチック製の筐体やケースを指す。電子機器や機械の外装として使用されることが多く、軽量で耐久性に優れている。「Electrical enclosure」とは
「Electrical enclosure」は、電気機器や配線を保護するための筐体を指す。これにより、電気機器は環境からの影響や損傷から守られ、安全性が向上する。「enclosure」の使い方・例文
1. The zoo has a large enclosure for the lions.(動物園にはライオン用の大きなエリアがある。) 2. The electrical enclosure protects the wiring from damage.(電気筐体は配線を損傷から保護する。) 3. The letter included an enclosure with additional information.(手紙には追加情報が記載された同封物が含まれていた。) 4. The enclosure of the computer is made of metal.(コンピュータの筐体は金属製である。) 5. The enclosure space of the office is divided by partitions.(オフィスの区画はパーティションで区切られている。) 6. The plastic enclosure is lightweight and durable.(プラスチック製の筐体は軽量で耐久性がある。) 7. The enclosure of the garden provides privacy.(庭の囲いはプライバシーを保護する。) 8. The exhibition features a walk-through enclosure for the birds.(展示会には鳥たちのための通り抜け可能なエリアがある。) 9. The enclosure of the playground keeps children safe.(遊び場の囲いは子供たちの安全を確保する。) 10. The enclosure of the document was a map of the area.(書類の同封物はそのエリアの地図であった。)エンクロージャー【enclosure】
エンクロージャー
エンジンの放射音対策(車外騒音対策)で、エンジンの周囲を直接または間接にカバーすること。エンジンの放熱を妨げないで、音を放射しないようにカバーすることは二律背反的な要素があり、実用化は容易ではない。騒音対策は遮音に工夫するよりも、音の発生源のエネルギーを下げたり、源から断ったりすることが大切。
エンクロージャー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 08:49 UTC 版)
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この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。2012年11月)
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エンクロージャー (enclosure) は「囲い込むもの」という意味で、機械類を格納する筐体のことである。 たとえば、IT業界のサーバエンジニアなどが「エンクロージャ」と言うと、ブレードサーバを格納する筺体等を指す(一般の人に何を指しているのか明確にしたい場合は「ブレードエンクロージャー」とも)。
ただしオーディオにばかりどっぷりと浸かっている人、特にスピーカーのことばかりで頭が一杯になっている人が「エンクロージャー」と言う場合はスピーカー用の、それも全帯域用または低音域用のものを指す場合が多い。これも一般の人に何を指しているのか明確にしたい場合は「スピーカーエンクロージャー loudspeaker enclosure」と呼ぶのが正しい方法である。
つまり本来はこのエンクロージャーというページは曖昧さ回避ページにすべきで、別に「エンクロージャー (スピーカー)」あるいは「スピーカーエンクロージャー」という記事を立て、曖昧さ回避ページなどで複数ある選択肢のひとつとして提示するか、分野を限定せずエンクロージャーの総合記事を立てるのが正しい方法であり英語版でもそうなっているのだが、とりあえずは暫定的に本項にて説明し、今後曖昧さ回避ページにすることにする。
概要
スピーカーのエンクロージャーにはスピーカーユニットの前面から出る音と背面から出る音を分離する役割がある。
スピーカーユニットの振動板は前後に互いに逆相の音を放射するので、この音同士が干渉すると低音域では打ち消し合ってしまう。そのためスピーカーユニットを裸で鳴らすと低音が出ないが、エンクロージャーに取付けることで低音を再生できるようになる。
サイズの非常に大きなスピーカーユニットはそれ自体がもつバッフル効果により、エンクロージャーがなくても低音域まで再生できる場合があるが(全面駆動形の衝立型スピーカーなど)、それでも低音域が弱点となる場合が多い。
また、スピーカーユニット背面から出る音を単に分離するだけではなく、低音域再生のために活用するエンクロージャー形式もある。
分類
- 平面バッフル、後面開放型(ダイポール型)
- 平面バッフルはスピーカーユニットを単なる平らな板に取り付けて、スピーカーユニットの前面から出る音と背面から出る音を分離する形式である。理想的には無限大バッフルのことだが、もちろん実際に作るわけにはいかない。現実の有限な平面バッフルでは背面の音が前面に回り込んできて干渉するので、低音域まで再生するにはかなりの大きさの板が必要となる。実用面から平面バッフルの四隅を折り曲げ、後面が開いた箱状にすることがよくあり、後面開放型と呼ばれるが、箱の奥行きが小さければ有限な平面バッフルとほぼ同じものと考えてよい。
- 密閉型(シールド型)
- 密閉型はスピーカーユニットを密閉された箱に取り付け、スピーカーユニット背面から出る音を箱の中に閉じ込める形式である。箱の中には通常、吸音材が詰められる。箱の内容積が非常に大きく、箱の前面が非常に広い場合は理想的な平面バッフルに近いものになり、癖の少ない素直な音質が得られる。内容積が小さくなるにつれ箱の中の空気がばねとして効いて振動板の位置を元に戻そうとするため、低音限界が高くなる。内容積が過小になると共振の Q が上がり、共振周波数付近の音がボンボンと響くようになる。箱内の空気ばねを積極的に利用して、箱の内容積の割に大きなスピーカーユニットを用いる密閉型をアコースティック・エアー・サスペンション型と呼ぶことがあるが、明確な線引きがあるわけではない。箱が密閉されているので中に熱がこもり放熱には不利。市販スピーカーによく用いられる形式である。
- バスレフ型(バスレフレックス型、位相反転型、ベンテッド型、ポーテッド型)
- バスレフ型は箱にダクトが付いた孔(ポート)を設けヘルムホルツ共鳴器とし、スピーカーユニット背面で駆動する形式である。共鳴により低音域が増強されるが、共鳴周波数より低い周波数ではスピーカーユニット前面から出る音と打ち消し合ってしまう。小さな箱で豊かな低音が得られるが、箱の内容積や共鳴周波数をスピーカーユニットの特性に合わせて設計する必要があり、設計が悪いと癖の強い低音となる。また、ポートから共鳴周波数付近以外の音が漏れてきたり、風切り音が出ることもある。市販スピーカーに最もよく用いられる形式である。ダクトに制動材を詰め、密閉型との中間的にしたものをダンプドバスレフ型という。
- パッシブラジエーター型(ドロンコーン型)
- パッシブラジエーター型はバスレフ型のポートの代わりにパッシブラジエーターを用いる形式である。パッシブラジエーターとはサスペンションで支えられた振動板で、振動板がコーン(円錐)形をしている場合はドロンコーンとも呼ばれ、外観からはスピーカーユニットと区別が付かないものもある。動作原理はバスレフ型とほぼ同じ。バスレフ型のポートにはないサスペンションが付いているところが異なるが、通常非常に柔らかいサスペンションとしてバスレフ型と大きく変わらない動作となるようにする(振動板を支持する必要があるのでなくすわけにはいかない)。パッシブラジエーターの振動板を重くするのは簡単なので共鳴周波数を低くしやすいとか、パッシブラジエーターが不要な音漏れを防ぐとか風切り音が出ないなど、実用面での違いがある。パッシブラジエーターには通常、駆動するスピーカーユニットと同等以上の振動板面積が必要である。
- ASW 型(ケルトン型)
- ASW 型はバスレフ型のスピーカーユニット前面に相当する部分を密閉箱もしくはヘルムホルツ共鳴器で塞いだ形式である。中高音域は出なくなるので、通常サブウーファーもしくはそれに準じた使い方をされる。
- 共鳴管方式
- 共鳴管方式はスピーカーユニット背面に共鳴管をつなぐ形式である。共鳴管は通常エンクロージャー内に折り畳まれて収められる。トランスミッションライン型など様々な手法がある(画像はトランスミッションライン型の例)。
- バックロードホーン型
- バックロードホーン型はスピーカーユニット背面に断面積が大きくなっていく音道(ホーン)をつなぐ形式である。ホーンは通常エンクロージャー内に折り畳まれて収められ、エンクロージャー前面にホーンの開口がある。設計や製作に手間がかかり、エンクロージャーも大形となるため、自作スピーカーや海外メーカーの超高級品に使われる。
- フロントロードホーン型
- フロントロードホーン型はスピーカーユニット前面にホーンを付けた形式である。背面もなにがしかのエンクロージャーに収める必要があり、密閉型と組み合わせる例が多い。バスレフ型と組み合わせたものはコンビネーションホーン型と呼ばれる。本来フロントロードホーンとは単なるホーンであって、エンクロージャー自体は密閉型なりバスレフ型で、フロントロードホーンがエンクロージャーの形式とはいい難いのだが、低音ホーンは工作が大掛かりとなりエンクロージャーと一体化することが多いため、エンクロージャーの一形式として扱われることが多い。
参考文献
- フォステクス社カタログ(2010年3月現在)内の解説ページ (PDF) p17-p18 、2010年7月25日閲覧
関連項目
エンクロージャー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 23:55 UTC 版)
詳細は「エンクロージャー」を参照 エンクロージャーとはスピーカーユニットを取り付ける箱のことである。音には障害物の向こうに回り込む性質(回折)があり、低音になるほど顕著である。このため、ユニットをむき出しのまま使うと、裏から出た低音が前に回り込んで打ち消しあい、低音が小さくなってしまう。そこで、ユニットをエンクロージャーに取り付けることで裏から出た音を遮断するのである。ユニットをエンクロージャーに組み込んだものをスピーカーシステム(または単にスピーカー)と呼ぶ。ほとんど全てのスピーカーはこの状態で市販されている。 エンクロージャーは、振動板の反作用によって振動する。また、内部で音が反射して定常波が発生する。これらは音質を悪化させるため、補強材や隔壁で強度を確保し、フェルトなどの吸音材で定常波を吸収する。このエンクロージャーの設計によってスピーカーシステム全体の音質が決定され、製品の個性となる。つまり、音質の悪化を限りなくゼロに近づけるには巨大な面積を持つ1枚の板にユニットを取り付ければ理論上可能である(平面バッフル)。しかし、事実上困難である為「箱型」になった。 箱の材質は固有の振動を持たないことと加工性と強度が要求されるため、通常は木質材料(単板、MDF、パーティクルボード、合板)が使われる。樹脂製や金属製のものもあるが、樹脂製は小型で安価なもの、金属製は小型のものや高級品に限られている。 エンクロージャーには数多くの方式があるが、市販品のほとんどは「密閉型」か「バスレフ型(位相反転型)」である。いずれにせよ、自然な聴感のためには周波数特性が広い範囲でなるべく平滑なことが求められる。特に低音については、ウーハーの最低共振周波数fo付近の共鳴特性の鋭さを示すQoが0.7前後になることが求められる。 以下に主な方式を記す。 密閉型 - 箱を密封し、振動板背面から発せられる音の影響を完全に遮蔽する。癖の少ない素直な音質が特徴である。反面、エンクロージャーが過小でスピーカーユニットの磁気回路が非力な場合、振動板の動きが制限され、低音の少ない詰まった音になりやすい。 バスレフ型 - エンクロージャーの前面や背面に筒状の貫通穴(ポート/ダクト)を設け、ヘルムホルツ共鳴の原理でユニット裏面から発せられた低音を共振、増強する。これが振動板の前面から発せられた低音に加算され、豊かな低音が得られる。反面、共振周波数よりさらに低い低音がほとんど出なくなる。また、設計が悪いと低音のダンピングが悪くブーミーと言われる音になったり、バスレフの開口部で風切り音が出たりする。 バックロードホーン型 - エンクロージャーの内部に、少しずつ太くなってゆく音の道(ホーン)が折りたたまれており、箱のどこかにホーンの出口がある。振動板の裏側から出た音のうち低音はホーンで増強され、中音高音は折り曲げ構造により減衰し、出口から放射される。バスレフ型に比べて低音増強効果は大きいが、反面、バスレフ型ほど低い帯域まで低音を増強させる事は困難である。設計や製作に手間がかかる。自作スピーカーや、海外メーカーの超高級品に使われている。 エンクロージャーの形式は、スピーカーユニットとの相性がある。スピーカーには振動板の重さ、動きやすさ(コンプライアンス)、磁気回路の強さなどによって最低共鳴周波数の共鳴の度合いを示すQo値が定まる。Qo値が大きいほど共鳴が大きくなる。 例えば振動板が重くなると振動が止まりにくくなりQo値が上がる。またコンプライアンスは低いほどQoが上がり、磁気回路が弱いほど制動が弱くなるためQoが上がる。システムとしての低音の再生が平滑で自然な聴感となるQo値を0.7とするために適切な組合わせが必要である。 平面バッフル - 振動板重量が軽く、かつ磁気回路が弱いユニットに向く。磁気回路が強いユニットでは過制動になり低音が不足しやすい。 密閉型 - 十分な低音を得るに振動板重量が重く、かつ磁気回路が強いユニットに向く。振動板重量が軽く、かつ磁気回路が弱いユニットを用いる場合は、背圧の影響を抑えるため内容積を大きく取る。 バックロードホーン - 振動板重量が軽く、かつ磁気回路が強いユニットに向く。振動板が重いユニットとの組み合わせは、低音過剰になりやすい。磁気回路が弱いユニットではホーンを駆動するのに能力不足で、音質に悪影響がある。 バスレフ型 - 設計によりユニットの適合範囲が広い。振動板重量が軽く、かつ磁気回路が弱いユニットを用いる場合は、密閉型の場合よりも内容積が小さくて済む。振動板重量が重く、かつ磁気回路が強いユニットでは、低音過剰になりやすいのでポートを小型にして効果を弱める。振動板重量が軽く、かつ磁気回路が強いユニットでは、ポート断面積を大型にして低音増強効果を強める反面、あまり低い帯域の低音増強は避ける。 なお、ユニットの前にラッパ状の曲面(ホーン)を取り付けたスピーカーを「フロントロードホーン型」と呼ぶ。これは上記の各エンクロージャーと組み合わせて使用されるものであり、エンクロージャーの方式を指す用語ではない。指向性をコントロールでき能率に優れている反面、大型になりやすい。超高級スピーカーや大型の自作スピーカー、コンサート用の大音響スピーカーに利用される。
※この「エンクロージャー」の解説は、「スピーカー」の解説の一部です。
「エンクロージャー」を含む「スピーカー」の記事については、「スピーカー」の概要を参照ください。
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