貫通穴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/14 07:19 UTC 版)
地面からおよそ2.5メートルの高さの位置に穴が開いている。穴は、直径およそ2メートルの楕円形であり、岩体を貫通している。穴がどのようにしてできたかは、正確にはわかっていない。 多くの観光案内書には、穴がコーカサス戦争の際に山砲の砲弾によって穿たれたものであるとの説が記載されているが、この説には疑問がもたれている。1903年に岩を調査したワシュコフは、「岩に向けて4発の砲弾が戦艦から発砲された際に、砲弾による痕跡はできたが、穴は開かなかった」との旨を記している。
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