プレタポルテ
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概要
prêt-à-porter はフランス語で「そのまま着られる」、あるいは「そのまま持ち帰ることができる」を意味する用語である。
トルソー、型紙を数パターン作成し、生地もメーカー側であらかじめ選択、製造は工場で行い、布地を重ねて電動ジグソーやレーザーカッターで裁断するなど生産効率を高めて大量生産し、ロット単位で卸すので、オートクチュールより単価を抑えて安く製造することができる。
日本では1963年(昭和38年)、西武デパートが高級既製服の販売促進のために大々的に使い始めて定着した[1]。
パリ・ファッションウィークでのプレタポルテ
プレタポルテのフランスでの展示会の最大規模のものが、パリ・ファッションウィークのプレタポルテ部門であるパリ・ファッションウィーク・プレタポルテである。もともとパリ・ファッションウィークはオートクチュールしか扱っていなかったが、プレタポルテが一般化した状況を受けて、1960年代からプレタポルテも扱うようになった。パリ・ファッションウィーク・プレタポルテでは、フランス国外のデザイナーも大勢活躍している。
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プレタポルテの一例。「パリ・ファッションウィーク 2011 春・夏」に登場したもの。
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「パリ・ファッションウィーク 2011 春・夏」に登場したもの。
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「パリ・ファッションウィーク 2011 春・夏」に登場したもの。
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「パリ・ファッションウィーク 2011 春・夏」に登場したもの。
脚注
- ^ 世相風俗観察会『現代世相風俗史年表:1945-2008』河出書房新社、2009年3月、119頁。ISBN 9784309225043。
参考文献
- 南静『パリ・モードの200年〜18世紀後半から第二次大戦まで〜』文化出版局、1975年5月20日。 ISBN 9784579300037 。
- 南静『パリ・モードの200年②〜第二次大戦後から現代まで〜』文化出版局、1990年11月5日。 ISBN 9784579303212 。
- 文化出版局、文化女子大学教科書出版部 編『ファッション辞典』大沼淳・荻村昭典・深井晃子監修、文化出版局、1999年。 ISBN 9784579501588 。
脚注
関連項目
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