眷属以外のオカ研メンバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 08:45 UTC 版)
「ハイスクールD×Dの登場人物」の記事における「眷属以外のオカ研メンバー」の解説
アザゼル 声 - 小山力也 本作における語り部の一人。全知全能の「聖書の神」に逆らって人間に知識を与えた元天使の1人にして、堕天使の組織神の子を見張る者(グリゴリ)の初代総督。矯正な顔立ちと前髪が金髪で顎鬚を生やした外見と、背中に生えた12枚の黒い翼が特徴。 研究者気質で、特に神器の研究にのめり込んでおり、後に自ら人工神器やその補助装置を作成する。ノリが軽く、思いつきで危険な実験を行うトラブルメーカーだが、カリスマ性の高さや面倒見の良さから人望は厚い。女好きが原因で堕天しており、過去に数百のハーレムを作ったこともあってイッセーから尊敬されている。 「駒王協定」締結後、化学教師として駒王学園に赴任し、オカルト研究部の顧問となる。「魔獣騒動」後は協定違反の責任を取って総督を辞職し、第4章では駒王学園を中心とした地区の監督、および特別技術顧問を務めるほか、16巻以降「D×D」の技術顧問兼総監督を務める。 「禍の団」のカテレア・レヴィアタンとの戦闘で左腕を失って以降は義手を装着する。戦闘能力は高く、「神の子を見張る者」総督時代は五大龍王の一匹・ファーブニルと「契約」を交わし、人工神器堕天龍の閃光槍(ダウン・フォール・ドラゴン・スピア)の疑似禁手堕天龍の鎧(ダウン・フォール・ドラゴン・アナザー・アーマー)を使用する。 『堕天の狗神 -SLASHDØG-』にも登場する。 「D×D」人気総選挙での順位は、男キャラ部門3位。 紫藤 イリナ(しどう イリナ) 声 - 内田真礼 擬態の聖剣(エクスカリバー・ミミック)を扱うプロテスタント教会所属の人工聖剣使い。天真爛漫かつ実直な性格に、敬愛の精神を持つ敬虔な信徒。のちに「御使い(ブレイブ・セイント)」に転生する。 イッセーの幼馴染で、栗毛ツインテールの美少女。戦闘スタイルは剣士で、スピードを生かしたトリッキーな動きを得意とする。転生後は光の剣や試作品の量産型聖魔剣を使用し、18巻以降は父のトウジから渡された聖剣オートクレールを主に使用する。 数年ぶりに再会したイッセーに対して、次第に好意を抱くようになり、天使に転生してからはイッセー絡みでたびたび堕天しかけている。クリスマス以降はイッセーを「ダーリン」と呼んで以前よりも積極的なスキンシップをするようになった。アーシアやゼノヴィアとは親友であり、共に「教会トリオ」を結成している。家電量販店でホームベーカリーを天界の経費で購入して以来パン作りに興味を持つ。 2学期から駒王学園高等部2学年に転入、16巻では他の御使いやグレモリー眷属同様「D×D」のメンバーとなり、18巻でオカルト研究部に入部する。「地獄事変」後は2段階昇格して最上級天使になる。「アザゼル杯」では「燚誠の赤龍帝」チームの「騎士」枠で出場する。 レイヴェル・フェニックス 声 - 西明日香 フェニックス家出身の上級悪魔。小柄な割に胸が豊かな、金髪ツイン縦ロールの少女。少々ツンツンしていて高飛車なところはあるが、根は素直な優等生である。ケーキ作りが趣味で、家事もこなせる。 三兄ライザーの眷属として一度オカルト研究部の面々と敵対したが、リアスの婚約を破棄させるために兄と決闘したイッセーの勇姿を見て好意を抱くようになる。10巻で見聞を広げるために駒王学園高等部1学年に転入する。オカルト研究部には客分として入部し、イッセーのマネージャーに就任する。上級悪魔に昇格したイッセーの「僧侶」として「兵藤一誠眷属」に移籍する。頭脳派の軍師タイプで、「燚誠の赤龍帝」チームの要となっている。 ライザーのことは基本的に慕っているが、女誑しぶりに呆れている。駒王学園では小猫やギャスパーのクラスメイトであり、小猫とはイッセーに好意を抱くライバル同士の関係にある。 「D×D」人気総選挙での順位は、全キャラ部門6位、ヒロイン部門6位。 「無限の龍神(ウロボロス・ドラゴン)」オーフィス 声 - 三森すずこ 龍神の片割れである最強のドラゴン。テロリスト集団「禍の団」のトップ。無限とされる「無」から生じた無限を体現する存在であり、最強の神滅具「黄昏の聖槍」で貫かれても通用しないほど規格外の力を有している。 当初は周囲への関心が薄く、次元の狭間で真の静寂を得るために「禍の団」に協力していた。「赤龍帝の三叉成駒」や「真紅の赫龍帝」を発現したイッセーに興味をもつようになり、のちに「禍の団」との協力関係を解消して兵藤家でイッセーたちと同居し、徐々に周囲と交流するようになる。 性別の概念がなく、自由に姿を変える能力を有しており、現在はゴシックロリータ風の衣装を着用した黒髪の少女の姿をしている。「邪龍戦役」で命を落としかけたイッセーを救うために調整を施した反動で、巨乳の美女に成長した姿で固定されるが、元の幼女姿には変化の術を使うことで戻ることができる。 「D×D」人気総選挙での順位は、全キャラ部門9位、ヒロイン部門9位。 リリス 奪われたオーフィスの力から生み出された分身体の少女。リゼヴィムによって彼の母「リリス」の名を与えられる。容姿は瓜二つだが、オーフィス以上に無感情かつ無表情であり、言動も幼い。リゼヴィムが感情を持つこともできるように調整していたため、わずかながら感情が芽生え始めている。オーフィスの力から生まれた存在なだけに、技術は拙いが戦闘力は非常に高い。 兵藤邸に匿われているオーフィスは対外的には存在しないことになっているため、事実を知らない各勢力からはリリスがオーフィスであると認識されている。リゼヴィムの死後はリースと名乗り、龍神姉妹の妹分としてオーフィスと共に兵藤邸で暮らし始める。 ルフェイ・ペンドラゴン ヴァーリチームのメンバー。詳細は「#ルフェイ・ペンドラゴン」を参照 ベンニーア・オルクス ソーナの「騎士」。真4巻より「兵藤一誠眷属」に在籍中。詳細は「#ベンニーア」を参照 イングヴィルド・レヴィアタン 人間との間に生まれた初代魔王レヴィアタンの末裔にして、隔世遺伝で悪魔の力を持って生まれた混血児。紫色の長い髪とオレンジ色の瞳の少女。新規上位神滅具終わる翠緑海の詠(ネレイス・キリエ)の所有者。 聞いているだけで癒されるようなキレイな歌声の持ち主。神滅具の2つの特性の内、海を操る能力はまだ未熟だが、ドラゴンに対する影響力の方は非常に高い。ただし制御が不完全で、敵と味方を区別して効果を発揮することができない。 生まれはヨーロッパにある海辺の町で、17歳の時に「眠りの病」を発症し、両親が召喚したレヴィアタン派の貴族悪魔に密かに匿われていた。100年以上眠り続けたのちに、神滅具の力に覚醒したことで目を覚ますが、女神ニュクスに誘拐されて洗脳を受けた。 誘拐後に保護された際にイッセーと友達になり、術が解けた後は「兵藤一誠眷属」の「女王」に転生し、ヒュプノス神とオネイロス神のもとで病の治療を受ける。真2巻では駒王学園の2年生に転入し、オカ研に入部する。
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