眷属・カルト
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詳細は「クトゥルフの一族」を参照 クトゥルフは、単独ではなく一族で地球へと到来した。クトゥルフには、同種の一族がいる。また固有の神性である三柱の息子ゾス三神(ガタノトーア、イソグサ、ゾス=オムモグ)と、娘のクティーラがいる。 神レベルの眷属として、ダゴンやシュド=メルがいる。ダゴンとヒュドラは水棲種族「深きものども(および人間との混血)を従える。シュド=メルは地底種族クトーニアンを従える。 夢によるテレパシーで信奉者に指示を送っている。カルトには、クトゥルフを信仰するクトゥルフ教団がある他、傘下に幾つものカルトを持つ(例:ダゴン秘密教団)。人間の信者のみならず、非人間の信者(奉仕種族)がいる(例:アラビア無名都市の爬虫類種族)。過去においては、ムー大陸で崇拝されていた。『永劫の探究』のシュリュズベリイ博士によると、クトゥルフ崇拝の拠点は8箇所(南太平洋ポナペ、北米インスマス、ペルーの地底湖、など)。 小説『クトゥルフの呼び声』で姿を見せた信者たちは、その後も彼等の神の復活のために暗躍を続け、ジョン・レイモンド・ルグラース及びアントン・ザーナク博士等と幾度も戦い、最終的にはヒマラヤ山中で壊滅している。
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眷属・カルト
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不定形生物 黒いタールのような不定形の姿をした生物。作者・作品によって説明がバラバラなので、順に解説する。スミスの『サタムプラ・ゼイロスの物語』に登場。コモリオムのツァトゥグァ神殿に潜んでおり、やって来た盗賊2人に襲い掛かった。 ラヴクラフトの『墳丘の怪』に登場。地の底のンカイでツァトゥグァを崇拝する。ラヴクラフトはこの種族を「惑星キタミールからやって来た生物」と表現した。 『クトゥルフ神話TRPG』では「無形の落とし子(Formless Spawn)」と名付けられている。位置づけは「下級の奉仕種族」とされ、ツァトゥグァと密接な関係にあるとされる。 ヒキガエルの怪物 上位眷属。ヒキガエルに形容されるも、蹄、触手、翼などを備えるともされる。(容姿が似ていたために、半ば後付けで)ツァトゥグァの侍臣とされた怪物たち。 TRPGでは「ツァトゥグァの末裔(Scions of Tsathoggua)」と名付けられている。位置づけは「上級の奉仕種族」とされ、Spawnよりも上位のScionという名称。TRPG解説書では、ロバート・E・ハワードの『屋根の上に』の怪物の描写が引用され、ゴル=ゴロスやオサダゴワとの関係も示唆される。 ヴーアミ族 ハイパーボリアの原始獣人。ツァトゥグァを崇拝する種族。詳細は個別記事を参照。 古代の大陸ハイパーボリアでは、野人ヴーアミ族が信仰し、ハイパーボリア人は邪教とみなした。ハイパーボリアではゾタクアの異称でも呼ばれた。魔道士エイボンはゾタクアに帰依し、魔術の知識を授かっていた。 地下世界クン=ヤン(無明のンカイ、赤いヨス、青いツァス)でも信仰があった。ンカイで不定形生物たちが崇拝し、ヨスの種族も崇拝した。人間が沈んだ大陸からツァスに移住してきて、ヨス人の信仰を引き継ぐが、ンカイのおぞましさを知りツァトゥグァ神を破棄する。
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