現在のメイン企画
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「ザ!鉄腕!DASH!!」の記事における「現在のメイン企画」の解説
放送開始当初は実験・企画名の前にテーマ別の呼称があり「チャレンジDASH」(リレー対決など、力勝負が主のもの)・「クエスチョンDASH」(「○○で△△はできるか?」など実験過程等を放送するもの)などが存在しているが、ゴールデン進出後はこれらの区別をせず直接テーマを述べる形が多くなってきている。 DASH村 2000年6月4日の放送からスタート。「国土地理院発行の日本地図にDASHの文字を載せる」ことを目的として「DASH村」を作るという企画。詳しくは同項目を参照。出張DASH村 東日本大震災によってDASH村がある福島県浪江町への立ち入りが制限されたことに伴う代替企画。いつかDASH村に戻ったときのために全国の農業の知識を生かしてさらに発展させるべく、TOKIO(存命時には師匠である三瓶明雄も同行)が全国の農家に出向き、テーマとなる1つの作物の収穫手伝いや、生産地ならではの食べ方を学ぶ。 DASH海岸 2009年4月12日放送分より開始。横浜市が所有する東京湾内の工業地帯にある入り江を借り受け渚の再生に挑む。DASH海岸での生態調査・作業の他に、他の海や河川に出向き、生態調査や渚づくりの参考にするための研究も行う。主に城島・山口が担当。山口はこの企画のために潜水士の資格を取得している。山口の降板後は代わりに同じく潜水士の資格を持ち、東京大学で海洋生物を研究していた桝アナをパートナーに迎えている。 なお、この企画は後に国土交通省から表彰を受けている。 DASHガレージ→DASHご当地PR課 昔なつかしいおもちゃを巨大化したものを自分たちで作り、実際に動くようにする。その後、ヘリコプターや竜巻を作るなど範囲を広げている。 現在はコーナー名は出されていないものの、「ペットボトルロケットの力でどこまで進めるか?」や「バルーンアートの船で海まで行けるか?」など機械系チャレンジ企画の1つとして残っている。 その後、市町村特産の製品を使い巨大なものを作るという趣旨が加わり、2014年4月13日からは「DASHご当地PR課」というコーナー名がついた。 過去の企画「ソーラーカー 一筆書きで日本一周」(後述)で活躍したソーラーカー、だん吉はこのDASHガレージでたびたび登場し、2011年12月4日放送分の「リストラロボットはクリスマスソングを演奏できるか!?」においてはロボット達の運搬を行う目的で日本一周達成以来1年7カ月ぶりに登場した。 DASH島 2012年9月16日放送分よりスタートした企画。とある洋上にある無人島を5人がこれまで番組で得た知識・技術を結集して開拓し、島に「小さな日本」を作ることを目指す。 島の探索と並行して開拓を行っており、基地となる舟屋と井戸を結ぶ水路、トロッコの線路を敷設することに成功した他、製鉄を行うための反射炉を建設した。 DASH 0円食堂 2013年4月14日放送分よりスタートした企画(スタートに先立ち、2013年3月24日放送分で新企画が始まるという告知が行われた)。全国各地に存在するさまざまな名物やおいしいものの中には、出荷できないキズものや、食べられるかもしれないけど、普段なら捨てられてしまっている、そのような食材と過去の企画で培った経験を活かし、手間をかけ、おいしい料理に変身させる料理旅。 初回となる2013年4月14日は、番組プロデューサーから新企画を知らされ、総走行距離17万kmを越えた廃車寸前の工具メーカーの販売車だったトヨタ・クイックデリバリー100を、中古品で城島の手によって車内での調理作業が可能なキッチンカーに改造、その車で山梨(道の駅とよとみ)へ出向くシーンが放送された。 道の駅にて情報収集をし、その後食材探しを行う。撮影交渉及び食材を譲ってもらうための交渉は全て出演タレントに行ってもらう。また、商品として成り立たなくても加工して再利用ができる場合や自家利用として消費される場合はアウトとなる。そのため、相手がただの取材だと勘違いしてしまうケースや、商品にならない物を持って行くのはかわいそうだからという理由で商品用の物を持たされる場合もあるが、全て断らなければならない。 食材調達後は、原則として、調理器具や調味料を完備した前述のキッチンカーで調理を行う。料理完成後は、食材を提供してくれた方とともに試食する(例外あり)。 日本一周目は東京から東へ進み沖縄へ、二週目は東京から北へ向かい北海道へ進み、現在は関東を中心に行っている。また、日本縦横断時のスペシャルや、現在の関東中心にチャレンジする回ではジャニーズの後輩を始めゲストとともに食材探しを行う。2020年3月15日分(群馬県太田市)を最後に一時中断し、人脈食堂に引き継がれたが、2022年1月30日放送分より再開。 新宿DASH 2016年8月7日放送分より開始。大都会の中心部である新宿区に残る神田川や森などの自然に生物を呼び戻し、最終的に人と自然が共存できる都市にすることを目指す。拠点として高田馬場駅のそばにある東京富士大学の屋上に畑やビオトープを作成。その他新宿近辺の生物調査なども行っている。 グリル厄介 2017年3月19日放送分より開始。外来種や日本の在来種であっても環境の脅威になっている繁殖し過ぎた生物を捕獲し、プロのシェフに調理してもらい実食し、食糧として食せるを示すことで在来種を守ることに貢献する企画。前身として、「DASH海岸」にて多摩川の調査の一環でライギョの捕獲・調理が行われた。 その後は海洋生物の異常繁殖に着目し、一般的に流通しないこれらを調理して需要を作る目的も兼ねる。2019年3月24日放送分からは新たに「厄介者養殖計画」が始動。ムラサキウニを捕獲後生簀に移し、「捨ててしまう春キャベツ」をエサにすることで身の詰まったウニにして商品価値を生み出すことに挑戦する。 初モノ奪取 「初物を食べると寿命が75日伸びる」という俗説を元に、「75日ごとに初物を食べ続けれ理論上不老不死になれる」ということからさまざまな「初物」の収穫現場に城島が出向き、初物を食べて寿命を延ばすことに挑む。 DASH緊急PR課 2020年4月12日放送分より開始。2019新型コロナウイルスの影響で所々に出回るはずだった飲食料品をあらゆる方法で活用していく。初回と2回目のゲストにKAT-TUNの中丸雄一を招き、「グリル厄介」に出演したシェフにレシピを作成してもらい調理する。 DASH人脈食堂 2020年7月5日放送分より開始。コロナウイルスの影響でロケに出られない「0円食堂」に代わる一時的な企画。TOKIOが番組25年のなかで出会った「食」の人脈を生かすという企画。ゲスト(主にジャニーズ事務所の所属タレント)にメニューの注文を聞き、「0円食堂」などで出会った人たちから食材を前払いで購入し、調理する。食材の配達には番組スポンサーのヤマト運輸が配達に当たる場合がある。キッチンカーに至っては、0円食堂の台所部分に掲げられた「0円食堂」の「0円」を「人脈」に塗り替えて使用している。完成後はジャニーズ事務所の若手タレントがゲストの元に届け、調理を担当したメンバーとともに食す。 DASH巨大食堂 2021年10月24日放送分より開始。食糧危機に備え、大味として敬遠されがちな巨大生物を食材として活かそうと捕獲を目指す。
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