現在のマリボル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/15 22:05 UTC 版)
マリボルの主たる観光地には、マリボル大聖堂(12世紀、ゴシック様式。現在マリボル大司教座がある)、市庁舎(ルネサンス様式)がある。マリボル城(スロベニア語版)は15世紀以来の歴史をもつ。 市内には1961年創立のマリボル大学、その他各種学校がある。フィロキセラ禍にも遭わず400年以上前からあるという、世界最古のワイン用ブドウ・スタラ・トルタがある。 マリボルをホームタウンとするプロサッカークラブは、NKマリボルである。このクラブは1999年-2000年シーズンのUEFAチャンピオンズリーグに出場した。 毎年1月、市郊外のポホリェ山地の斜面にある のスキー・センターは、アルペンスキー・ワールドカップの女子回転と大回転の試合を開催する。この試合はスロベニア語でズラタ・リシツァ(黄金のキツネ)の名で知られる。毎年6月、2週間の(レントと呼ばれる河岸にちなむ)が催され、100を超える音楽・演劇など各種行事が行われる。 マリボルは2000年に『アルプス山脈都市』と名付けられ、2012年度欧州文化首都にポルトガルのギマランイスとともに選ばれた。2013年冬季ユニバーシアード大会の開催地に決定されていたが、財政難から返上してしまっている。
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