多彩なジングル
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「MBSベースボールパーク」の記事における「多彩なジングル」の解説
『ダイナミック - 』時代には、阪神戦を中継する場合に、ランディ・バースなどの声を使ったジングルをCM明けに放送。トーマス・オマリーを『ダイナミックナイター』のイメージキャラクターに起用した時期には、「オマリーのダイナミックイングリッシュ」という異色のジングルも制作した。『タイガースナイター』へ移行してからは、CM明けに以下のタイトルジングルを流していた(いずれも関西ローカル)。 (通常)「ナイター聴くなら、1179。MBSタイガースナイター!」(月曜ナイトゲームの時などは、最後に「スペシャル」が付く) 以下のパターンは、阪神戦の中継でのみ使用(上記の通常パターンのものと併用)。「なにがなんでもタイガース!!1179MBSタイガースナイター!」(デーゲームや月曜ナイトゲームなどの時は、最後に「スペシャル」が付く) 「MBSタイガースナイタースペシャル!タイガース・デーゲーム中継!」(デーゲーム限定) 中継試合の解説者がメッセージ入りのタイトルジングルを担当することがある。なお、2006年からは中継試合の解説者&実況アナによる掛け合いのパターンも登場した(個別に収録した音声を組み合わせるため、解説者と実況アナの喋るトーンが異なる場合がある)。(解説者)「1179MBSタイガースナイター!○○○○と」 (実況アナ)「実況、○○○○がお送りしています。」 板東英二がMBSラジオ・LFの解説者を兼務していた2012年までの中継では、LF発の中継に板東が出演した場合にも、本人の声によるジングルが使われていた。 一部イニングを除き、阪神の選手がメッセージ入りのタイトルジングル(CM明け)を担当することもある(原則として、攻撃時はそのイニングの先頭バッターが、守備時はその時点でマウンドに上がっている投手が担当する)。 さらに月2〜3回程度、「MBSタイガースナイター・感動スタジアム」として、関西地区の上新電機に設置している応募葉書で当選したタイガースファンのリスナーが吹き込んだ応援メッセージを、CM明けジングルとしてオンエアする企画を実施している(2005年より毎年実施)。 阪神戦のMBSローカル中継では、1993年から、阪神が適時打や本塁打による得点で攻撃を終えた直後のCM前に得点シーンの実況音源を再生(リプレイ)している。 「(既にテレビのプロ野球の野球中継で実施していた)リプレイをラジオらしく音で演出する」との趣旨で、当時のヒット曲であった「WINNING RUN」(光GENJI)のイントロ部分をBGMに使いながら、「いいね、いいね! もう一回聴いてみよう!!」という声の後に音源を再生する。 ただし、犠牲フライや相手のミスが絡んだプレー(押し出し四死球や適時失策など)による得点の場合や、阪神の大量リードで迎えた試合の終盤に追加点を挙げた場合には音源を再生しない。 リプレイの終了後に、「ナイスバッティング! ○○!!」(○の中には打点をあげた選手名)というコールと先述「WINNING RUN」のアウトロ部分が流れた後、局名を省いた番組タイトルで締めることが特徴。複数の選手が活躍した場合には「ナイスバッティング! タイガース!!」、一気に大量得点を挙げた場合には「ナイスバッティング! ビッグイニング!!」というコールを使用する。『ダイナミック - 』での開始当初は、事前収録によるオマリーの声を充てていた。2008年以降は、阪神の選手が満塁本塁打を放った場合に、実況再生の後に「ナイスグランドスラム! レインボーアーチ!!」というコールを放送。阪神における金本知憲の現役晩年(2009年 - 2012年)での中継では、金本が本塁打や適時打を放った場合に「ナイスバッティング! アニキ!!」というコールを入れていた。 オリックス戦についても基本的には実施。なお阪神との試合ではホーム・ビジター問わず阪神得点時のみ。 守備での好プレー向けには「ナイスプレー! タイガース!!」というコールが用意されている。 なお、試合展開やCM明けのタイミングによっては、スタジオアシスタントがMBS本社スタジオから応援メッセージを紹介することがある。他局でも同時ネット形式で中継している場合には、リプレイやCM明けのスタジオからの放送をはさむ関係でネット局がMBSよりも早くCMが明けるため、その間のみネット局への裏送りとなる。 ちなみに、「ナイター聴くなら、1179。MBSタイガースナイター!」「なにがなんでもタイガース!!1179MBSタイガースナイター!」といったジングルの声の主は、フリーアナウンサーの三嶋真路であった。 『タイガースライブ』へ移行後も、タイガース選手やMBS野球解説者の声によるタイトルジングル、「いいね、いいね!もう一回聞いてみよう!!」の掛け声、CM前の実況再生を継承。ただし、タイトルコールを「毎日ナマ虎! 1179。MBSタイガースライブ!」(2012・2013年度は「〜withタイガース〜 MBSタイガースライブ」)に変更。関西を中心にナレーターや声優として活動する菱田盛之の声が、ジングルに使われるようになった。なお、阪神戦では当日出演解説者・アナウンサー、タイガース選手のバージョンのバリエーションがある(解説者・アナウンサーのバージョンは自社制作のオリックス戦でも使用する)。阪神が関与しない試合を系列各局からネット受けする場合や、自社制作でないレインコート番組となる場合は「1179 MBSタイガースライブ!!」のジングルのみであるが、BGMは同じである。 また、『タイガースライブ』では、オリックスの選手に対応した「ナイスバッティング!○○」(○○は打点を挙げた同球団の選手の苗字)のジングルも用意。阪神戦が最初から組まれていない日に自社制作でオリックスのホームゲームを放送する場合には、オリックスの選手が打点を挙げれば、当該イニング終了後のスポットCM明けに「いいね、いいね!もう一回聞いてみよう!!」→打点を挙げたシーンの実況再生音源→「ナイスバッティング!○○」の順で放送する。さらに、(ネット受け分を含めて)オールスターゲームやフレッシュオールスターゲームを中継する場合にも、阪神・オリックスからの出場選手が打点を挙げれば関西ローカル限定で上記のジングルを流している。 2013年からは上記のジングルに加えて、MBSラジオのAM周波数(1179khz)に「7」が入っていることにちなんだステーションジングル「ラッキー7(セブン)のあるラジオ MBSラジオ」を、阪神・オリックスの攻撃が7回に入る直前に放送。同年8月からシーズンの終了までは、ソエジマ隊員(MBSテレビのスポーツ情報番組『カワスポ』の企画で同年の阪神公式戦全試合を球場で観戦していた松竹芸能所属のピン芸人・俳優)の声とギャグを用いたジングルも使われていた。 『ベースボールパーク』への移行後も、基本として『タイガースライブ』以降のジングルを踏襲。ただし、BGMを変更したほか、ジングル上のタイトルコールを『ベースボールパーク』に統一している(例:「ナイスバッティング!タイガース!!…ベースボールパーク」)。増田がゲストで出演する中継では、増田による英語風のコールを収録したジングルを使用するほか、「漫才のように面白い MBSベースボールパーク」などのオリジナルジングルを流す。 (通常)2014年・2015年度「1179 MBSベースボールパーク!!」→ 2016年度以降「AM1179 FM906(キューマルロク) MBSベースボールパーク!!」 2018年度までは阪神戦は冒頭に「with Tigers!」を挿入。 「ホームイン with Tigers」キャンペーンを毎日放送グループで展開していた2015年には、阪神戦の中継で同球団の選手が得点を記録した場合にのみ、イニングの終了後に得点シーンのリプレイ → スタジオ担当による得点記録選手・チーム総得点数の紹介(いずれも関西ローカル向け)をはさんでCMを放送していた。2016・2017年は、キャンペーンを継続する一方で、イニング終了後の時間を得点シーンのリプレイとリスナープレゼントの告知のみに充当。チームの総得点数については、中継のエンディングで、開幕戦から中継カード終了時点での総得点数を紹介していた。 2019年度からは、サブタイトルを「タイガース全力応援宣言 ぶち破れ!MBSがヤル」へ変更したことに伴って、ジングルを一新。菱田によるタイトルコールを用いたジングルを中心に放送しているが、解説者がアナウンスを担当するバージョンでの文言を、「タイガース全力応援宣言 ぶち破れ!(解説者の氏名)がヤル MBSベースボールパーク」(2019年度)→「(解説者の氏名)です タイガース全力応援宣言 MBSベースボールパーク」(2020年度)に改めている。 2020年8月21日(金曜日)にMBSの自社制作で放送したヤクルト対阪神ナイトゲームの関西ローカル向け中継(神宮球場=実況:仙田、解説:谷繁元信、ベンチリポート:金山)では、両チーム無得点で迎えた2回表無死2塁で、阪神の6番打者・梅野隆太郎が犠打を試みた。二塁走者の大山悠輔はいったん三塁でアウトと宣告されたものの、阪神監督・矢野燿大からのリクエストで審判団がリプレー検証を実施したところ判定が覆った(犠打を捕球後に三塁へ送球したヤクルト投手・吉田大喜のフィルダースチョイスへ変更された)ため、谷繁は「断言しましょうか・・・今日は阪神が勝ちます!」と発言した。阪神はその直後(1死満塁)から、9番打者・藤浪晋太郎(先発投手)の内野適時安打をきっかけに4点を先取。当番組では、阪神が得点したイニング(2回表・3回表・8回表)のリプレイ音源を放送するたびに、「得点シーンに続いて谷繁による断言シーンの同録音源を流す」という異例の措置を講じた。阪神はこの試合の1回表が終了するまで37イニング連続無得点に陥っていたが、7 - 4というスコアで勝利したことによって、連敗を4でストップ。谷繁は前述した断言の後で「藤浪が勝ち投手(になる)かは分からない」とも述べていたが、藤浪は7回裏1死2塁で交代するまで4失点(自責点2)で凌いだ結果、一軍公式戦では3シーズン(692日)振りの白星をつかんだ。ちなみに、谷繁が断言したシーンの音源は、後述する「今日の勝負どころ」でも放送されている。 阪神がセ・リーグの首位で迎えた2021年のセ・パ交流戦期間中には、パ・リーグの球団が過去の交流戦でセ・リーグの球団に大きく勝ち越していることを背景に、当番組の解説者やスタジオアシスタントが「パ・リーグ倒すのは阪神でしょ!」という台詞を吹き込んだジングルを阪神戦の中継で流している。実際にはオリックスが2010年以来11年振りに優勝したが、阪神も2014年以来7年振りに勝ち越したばかりか、セ・リーグ球団の最上位(全体2位)で交流戦を終えた。
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