他社線との直通運転
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阪神電気鉄道:直通特急が、神戸高速線・阪神本線を経由して山陽姫路駅 - 大阪梅田駅間で相互直通運転。普通・S特急は阪神神戸三宮駅まで。 阪急電鉄:神戸高速線を経由して、1998年まで山陽電鉄の列車が阪急神戸本線六甲駅まで、阪急の列車が神戸本線から山陽電鉄本線須磨浦公園駅まで直通運転していた。現在は、普通・S特急が神戸高速線阪急神戸三宮駅まで(上図では阪急線方面にS特急の記載がないが、2016年3月19日のダイヤ改正より直通開始。高速神戸以東の停車駅は、花隈、阪急神戸三宮)。神戸高速線は、2010年9月30日までは自社の第二種鉄道事業線でもあった神戸高速鉄道東西線への乗り入れという扱いで列車を運転していた。翌10月1日以降、神戸高速鉄道の運営形態の変更により、1998年改正で一度は廃止された山陽電鉄から阪急への直通運転が営業上は片乗り入れながらも復活したことになった。 近畿日本鉄道:将来、阪神なんば線・阪神本線・神戸高速線を介して有料特急が乗り入れる構想がある。なお、2013年2月24日には一般車両ではあるが、阪神1000系を使用して山陽姫路駅から神戸高速線・阪神本線・阪神なんば線を介して近鉄奈良線近鉄奈良駅までの直通の貸切列車の運転が行われた。さらに2014年7月には近鉄奈良駅から山陽姫路駅までの直通貸切列車が運行された。2019年の阪神なんば線開業10周年の節目にも近鉄主催で3社直通の貸切列車が運行された。
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他社線との直通運転
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山陽電気鉄道:1998年2月15日から阪神大阪梅田駅 - 山陽姫路駅間を神戸高速鉄道東西線(現:阪神神戸高速線)を経由して直通特急が相互直通運転している。直通特急のほか阪神からは特急が山陽電気鉄道本線須磨浦公園駅まで乗り入れている。直通特急の運転開始前は、阪神からは山陽電気鉄道本線須磨浦公園駅まで、山陽電気鉄道からは阪神本線大石駅までの乗り入れであった。 近畿日本鉄道:2009年3月20日から阪神なんば線・近鉄難波線を経由して、阪神本線神戸三宮駅 - 近鉄奈良線近鉄奈良駅間で相互直通運転している。これに伴い阪神の車両が奈良県を走行するようになった。また、2014年3月22日から近鉄の特急車両による団体向け臨時列車の運行が神戸三宮駅 - 近鉄志摩線賢島駅間で開始された。同年5月17日には初めて近鉄名古屋線近鉄名古屋駅 → 阪神本線甲子園駅間でも運転が行われている。 尼崎駅に乗り入れる各社の車両(山陽5000系・近鉄9020系・阪神8000系) 相互直通運転では、通常は鉄道運転業務上や車両管理上、他社と形式や車両番号が重複しないように対処している。しかし、神戸高速鉄道乗り入れ開始時の経緯から、阪神の在籍車では5000番台(5001形など)が直通する山陽5000系列と一部重複する車両番号となっている。また2009年3月20日からは西大阪線延伸に伴う近鉄との相互乗り入れ開始に伴い、同社奈良線在籍の近鉄5800系と5820系も直通運用に充当され、3社の5000番台形式車が阪神電鉄線上を走ることになった。また近鉄1252系や9820系なども乗り入れるようになったため、1000/9000番台形式も重複する。 なお、阪急電鉄・神戸電鉄にも5000系電車(阪急5000系電車・神戸電鉄5000系電車)が存在するため、神戸高速鉄道には、直通運転に参加している4社すべての鉄道会社の5000系電車が乗り入れている。阪神3000系が廃車される2003年までは、3000系も4社全てが保有していた。また2000系も4社とも神戸高速鉄道に乗り入れていた。 京阪電気鉄道の開業時には大阪市電を経由して、阪神が京阪天満橋駅まで、京阪が阪神梅田駅(現在の大阪梅田駅)まで直通する構想があり、阪神1形電車と京阪1形は寸法・性能ともほぼ同一で設計されていた。だが後に比較的大型の路面電車を走らせることになる大阪市電は、まだ小型車のみで運行しており、「乗り入れるなら市電と同じサイズで」と要望があったため、折り合いがつかずに頓挫した。
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他社線との直通運転
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「秩父鉄道秩父本線」の記事における「他社線との直通運転」の解説
土休日のみ西武鉄道(池袋線・西武秩父線)からの直通列車もあり、飯能駅から長瀞駅・三峰口駅まで休日2往復がそれぞれ運転される。平日の運行は2021年3月13日のダイヤ改正をもって設定されなくなった。2020年3月8日まで休日の2往復は池袋駅発着で、西武線内で下りは快速急行、上りは急行として運転されていた。また、2007年3月5日まで長瀞発着列車はこれより先の寄居駅まで運転されていた。なお、秩父夜祭当日は直通列車は西武秩父駅発着になる。 また、過去には東武鉄道(東上線・伊勢崎線〈臨時のみ〉)や国鉄・JR東日本(高崎線・八高線)からの直通列車も定期または不定期で運行されていた。かつての列車名として、以下のようなものがある。 東武東上線「みつみね」「ちちぶ」「銀盤」(共に、池袋駅 - 寄居駅 - 三峰口駅) 「ながとろ」(池袋駅 - 寄居駅 - 上長瀞駅、一部列車は隣駅の親鼻駅まで運行されていた) 「フライング東上」(池袋駅 - 寄居駅 - 長瀞駅) 高崎線「ちちぶ」「くもとり」「みつみね」「秩父夜祭り」(共に、上野駅 - 熊谷駅 - 三峰口駅) 「ながとろ」「秩父路」(上野駅 - 熊谷駅 - 上長瀞駅) 「いも掘り」(上野駅 - 熊谷駅 - 武州中川駅) 八高線「八高秩父路」(高崎駅 - 寄居駅 - 上長瀞駅) 東武東上線からの直通列車は1992年4月1日に「みつみね」「ながとろ」を最後に廃止された。また、国鉄より引き継いだJR東日本の高崎線からの乗り入れも同日に行われる秩父夜祭輸送を主眼とした2001年12月3日運転の「秩父夜祭り」が最後になっている。 なお、直通運転が途絶えた後もJR東日本や東武鉄道との関係がなくなったわけではなく、「パレオエクスプレス」用蒸気機関車の管理をJR東日本で行っていたり、後述の通り羽生駅(東武伊勢崎線との接続駅) - 寄居駅(東武東上線との接続駅)間を東武鉄道の回送列車が走ったりするなどの関係がある。 JR東日本小山車両センター所属のE231系は、旧世代の115系・211系入線実績から、行き先表示器に「三峰口」などの秩父鉄道の駅が設定されていたが、乗り入れ実績がないまま、湘南新宿ラインの設定に伴い使用行き先パターンが増えた際に入れ替えに削除された。
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他社線との直通運転
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大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro):京都本線・千里線と堺筋線が相互乗り入れ。Osaka Metroの車両の乗り入れは原則として高槻市駅・北千里駅までだが、イベントで嵐山線嵐山駅まで乗り入れた実績がある。 平日朝ラッシュ(下り列車のみ)、夕ラッシュ(上り列車のみ)および土休日の日中時間帯には京都河原町駅まで直通する準急が運転されている。また、前述の直通特急運行期間中、「ほづ」が、嵐山駅まで運行される。いずれも阪急車のみの運用。 山陽電気鉄道:2010年10月1日以降山陽の一部列車が神戸高速線に片乗り入れ。1998年までは阪急の車両も神戸本線から神戸高速鉄道東西線(神戸高速線)を経由して山陽電鉄本線須磨浦公園駅まで乗り入れ、山陽の車両も神戸本線六甲駅まで乗り入れ。同年以降も山陽の車両は阪急の神戸三宮駅まで乗り入れているが、山陽も第二種鉄道事業者であった神戸高速鉄道東西線への乗り入れという扱いをとっていた。2010年10月1日より神戸高速鉄道の運営形態の変更(山陽の第二種鉄道事業廃止)により、山陽側からの営業上の直通運転が阪神神戸高速線経由で新開地駅・高速神戸駅を経て阪急神戸高速線神戸三宮駅への片乗り入れのみながら復活したことになった。山陽の車両は神戸三宮駅での折り返しの際、大阪梅田側にも数百メートルながら神戸本線を構内運転ではあるが走行する。なお、1998年までは六甲駅から御影駅西側の待避線まで回送され折り返しが行われていた。 能勢電鉄:宝塚本線と相互乗り入れ(2014年7月31日までは片乗り入れ)。能勢電鉄は阪急阪神東宝グループの一員で、2003年以降は車体塗色も阪急と同じくマルーン一色になっている。また、尾灯が下部に移設されその付近の銀色の帯が特徴の改造された編成もある。 能勢電鉄の車両(元は阪急の車両)は車両検査やイベントの際に平井車庫や正雀車庫まで入線している。ただし、2014年に譲渡した6000系1編成(6002編成)のみが、同年8月1日より恒常的に宝塚本線内列車や箕面線で運用されている。また、車内の路線図も宝塚線のものを使用している。 Osaka Metro 堺筋線 66系 能勢電鉄5100系
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他社線との直通運転
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秩父鉄道方面 池袋線から西武秩父線を経由して秩父鉄道秩父本線に乗り入れている。2021年3月13日改正以降は土休日に2本、いずれも飯能駅発着で運行される。 西武秩父駅経由で三峰口駅に乗り入れる系統と秩父鉄道線御花畑駅経由で長瀞駅(2007年春の改正までは寄居駅まで)に乗り入れる系統があり、いずれも西武鉄道から秩父鉄道への片乗り入れ運転である。 かつては土休日に限り池袋発着の快速急行、急行計2往復が直通運転を行っていたが、2020年3月14日のダイヤ改正で廃止されている。 2020年4月13日より、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止のため直通運転を中止し、長瀞発着は御花畑発着、三峰口発着は西武秩父発着にそれぞれ変更された。 2021年3月13日のダイヤ改正で運転を再開したが、平日の設定を取りやめ、土休日のみの直通運転となる。 地下鉄有楽町線方面 練馬駅から西武有楽町線を経由して東京メトロ有楽町線新木場駅まで相互直通運転を実施している。日中は池袋線内は保谷駅(土休日の一部は清瀬発着)・小手指駅発着で1時間あたり各2本で各駅停車で運転される。西武ドームでのイベント開催時には狭山線西武球場前駅発着の列車も運転される。 飯能駅発着の列車は平日は朝1本、夕方1本の到着列車、休日は朝1本発着と夕方3本の到着列車のみである。 2017年3月25日より着席保証列車「S-TRAIN」が運行されており、平日のみ豊洲方面と所沢駅(下りは小手指駅まで)を結んでいる。 2022年3月12日のダイヤ改正で1時間当たり2本減便され4本となる。 地下鉄副都心線・東急東横線・みなとみらい線方面 練馬駅から西武有楽町線・東京メトロ副都心線・東急東横線を経由して横浜高速鉄道みなとみらい線の元町・中華街駅まで相互直通運転を実施している。副都心線に直通する列車はすべて東横線・みなとみらい線まで直通して武蔵小杉駅・菊名駅・横浜駅および元町・中華街駅発着となり、渋谷駅など副都心線内発着の列車は設定されない。これにより西武の車両は初めて神奈川県内でも運転されることになった。 池袋線内は小手指駅発着快速急行(練馬駅に停車、副都心線内急行、東横線・みなとみらい線内特急)が1時間に2本、石神井公園駅発各駅停車(副都心線内各駅停車、東横線・みなとみらい線内各駅停車)が2本、同駅着列車はうち1本は準急となる。 なお2022年3月12日のダイヤ改正で飯能発着の快速急行は土休日の一部のみとなった。 西武ドームでのイベント開催時には狭山線西武球場前駅発着の列車も運転される。その際、快速急行小手指駅行きを西武線内は快速として運転し、ひばりヶ丘駅で保谷駅から回送される同駅始発の快速急行小手指駅行きに乗り継ぐパターンが組まれ、ひばりヶ丘駅で快速急行小手指駅行きを待ち合わせる各停小手指駅行きは清瀬駅で快速西武球場前駅行きの待ち合わせとひばりヶ丘駅始発の快速急行の通過待ちをする。これは、西所沢駅に快速急行が停車しないことによるものであり、『西武時刻表』第25号で該当する列車に注釈がつけられている。 2014年より、入間基地航空祭開催時は一部の小手指駅発着列車を入間市駅または飯能駅発着に延長するほか、最寄りの稲荷山公園駅を快速急行は通過するため、西武線内は快速急行ではなく、入間市駅行きと飯能駅行きは快速・準急、飯能駅発と入間市駅発は急行として運行される。かつては仏子駅発着も設定されていたが、現在は入間市駅発着に短縮されている。 2016年よりFライナーが設定された。また、東急車10両編成の運用が変更され、回送で武蔵丘信号場まで乗り入れるようになった。 2017年3月25日より着席保証列車「S-TRAIN」が設定されており、休日のみ元町・中華街方面と所沢駅・飯能駅・西武秩父駅を結んでいる。 東急電鉄と相模鉄道は2023年3月の開業を目指し、東横線の日吉駅から新横浜駅を経て、相鉄線西谷駅までの間に約10kmに及ぶ「相鉄・東急直通線(仮称)」を建設して相互直通運転を計画しているが、西武鉄道との直通運転は実施されない予定となっている。
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