他社線での走行実績
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「東急7000系電車 (初代)」の記事における「他社線での走行実績」の解説
ここでは、1960年代に東急の車籍のまま他車線を走行した事例についてまとめる。 伊豆急行線への貸し出し 1961年12月9日に伊東 - 伊豆急下田間を開業させた伊豆急行線へ、1964年夏、落成直後の6両編成1本が貸し出された。単線トンネルの多い同線では車内を吹き抜ける強風への対策が必要であり、2両ごとに仕切り扉(横引きタイプではなく、蝶番のついた「ドア」であった)が設置されていた。本系列の貸し出しは夏季のみの措置であり、1966年まで貸し出しが行われた。 小田急線での走行試験 1963年9月28日、落成したばかりのデハ7019・デハ7020の2両がPⅢ台車の高速走行試験のため東急車輌から小田急の大野工場へと送られた。10月1日から走行試験を開始し、翌日からは新宿-小田原間を最高速度100km/h以上で走行した。ここで得られた成果を踏まえ、小田急4000形の台車にPⅢ706形台車が採用された。
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