レオニーズ
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「アクセル・ワールドの登場人物」の記事における「レオニーズ」の解説
ブルー・ナイト(Blue Knight) 声 - 櫻井孝宏 《青の王》で、《レオニーズ》のレギオンマスター。単独で神獣級エネミーを倒したことから《神獣殺し(レジェンドスレイヤー)》、《剣聖(ヴァンキッシュ)》など幾多の異名を持つ。アバターはその名の通り騎士型。グランデと共に他の王とは桁違いの圧力を纏っており、ニコはオリジネーターの一人であると推測している。性格は明るく鷹揚で、親友だったライダーを騙し討ちで葬った過去を持つ裏切り者のロータスにも砕けた態度を取る。しかし、かつてロータスがライダーを葬った際には激怒し、建物はおろか破壊不可能なはずの地面すら切り裂いて、他の誰よりも暴れ狂ったといわれる。また、加速をリアルで使用することについてはある程度寛容であるが、違法ツールに対しては潔癖な面があり、レオニーズに所属していたタクムにバックドアを手渡したタクムの《親》を幹部であっても断罪したこともあった。そうした噂など、ニコからはグランデと共に本心を見せていない相手としても警戒されている。 加速世界の剣術の1つ《無限流(ムゲンりゅう)》の使い手。《痛覚遮断(ペイン・キラー)》と《無限駆動(リミット・サーパス)》というアビリティを持つ。戦闘に関しては先に必殺技や心意技を使われない限り、相手が誰であろうと自分からは技を使わないというこだわりを持っている。心意の暗黒面をことのほか嫌っており、心意技に関しては慎重派。 《七の神器》のひとつ、大剣《ジ・インパルス》を所有する。 高野内 琴(タカノウチ・コト) / コバルト・ブレード(Cobalt Blade)、高野内 雪(タカノウチ・ユキ) / マンガン・ブレード(Manganese Blade) 声 - 福圓美里(コバルト)、近藤佳奈子(マンガン) 青の王の側近である一卵性双生児の女性プレイヤー。レベルはどちらも7。リアルでは新宿区須賀町に住む中学3年で、髪型は姉の琴がツインテール、妹の雪がポニーテールにしている(デュエルアバターもそれに合わせた形になった)ほか琴がですます調、雪がホンワカ口調の言葉遣いをすることで区別をつけている。ナイトからはそれぞれコバル、マーガと呼ばれている。 幼い頃から容姿のみならず脳波まで一致していたために、たびたびニューロリンカーを取り替えて入れ替わる「楽しくも危険な遊び」を繰り返していた。しかし、小学校入学前に入れ替わりを止めようとした時点で互いが元はどちらだったのかを認識できなくなっており、それ以降互いを区別するために髪型を固定して性格・言葉遣いにも差がついてきたものの、本人たちの不安は解消されなかった。ようやく各々の自己を確立できるようになったのは、バーストリンカーとして異なる姿・名称のアバターを得てからだが、それでもお互い以外の対人関係の壁は消えず、美人ながらも深い友達が出来ずクラスにも溶け込めない日々が続いた。 リアルのみならずアバターの外見も共にメタルカラーの鎧武者と、双子のように酷似している。頭部の飾りがそれぞれの髪型と似たような形状になっており、刀剣型強化外装を振るう様から2人合わせて《二剣(デュアリス)》の異名をとる(安直に「コバマガ」とも略される)。加速と同時に2人とも武人らしい言葉遣いに変わり、主であるナイトを貶める者には容赦しない。特に雪(マンガン)の方の変貌ぶりは姉も心配するレベルとなっている。6巻以降の七王会議では彼女二人の対戦に、参加者がギャラリーとなる形となっている。コバルトは強い青、マンガンはやや緑がかった装甲で、メタルカラーチャートでは両者とも卑金属寄り(コバルトの方が若干貴金属寄り)。剣術はナイト直伝の《無限流》。必殺技は、剣を鞘に収めて柄を握るという動作を続ければ続けるほど威力と射程が増大する《レンジレス・シージオン》。 レイカーやグラフには第1期ネガ・ネビュラス健在時から負け越しており、彼女らは天敵になっている。 オシラトリとの領土戦後のオブザーバー役を頼むために、ハルユキと謡がリアルで対面を果たし、加速世界での厳しい態度とは違った年齢相応の素顔を見せた。二人によると他所のバーストリンカーと会ったのはハルユキ達が初めてらしく、その後正式に友人となった。 外伝『マギサ・ガーデン』にも登場する。 フロスト・ホーン(Frost Horn) レオニーズ所属の中堅バーストリンカーで、誰彼構わず対戦を吹っかける「当たって砕けろ(ゴー・フォー・ブロークン)野郎」として有名。また、アキハバラBGにも対戦者として出入りしているようである。《ヘリオスフィア》のファーストライブから行っている古参のファンであり、フリーズ・トーンを推している。 薄青色の重装甲と、額と肩にツノを持つ重量級のデュエルアバター。足元を凍らせスケートのように滑走するアビリティ《氷結滑走(アイシー・スライド)》と、周囲を霜で覆う必殺技《フロステッド・サークル》で対戦相手を自分の土俵に引き込む。必殺技発動中は範囲内のアバター重量が増すためスピードが阻害される代わりに大技の威力が上昇、視界を遮るため狙撃や光線技の精度が低下し、低温により熱源ホーミングが無効化され時間経過とともに水分が凍結して自身のツノが巨大化しリーチが長くなる。 女性リンカーの少ないレオニーズ所属故に、ベルとタッグを組んで対戦を仕掛けたクロウに対して僻みを見せるなどセコい所がある。ヘルメスコード縦断レースでは車体から乗り出して近接戦闘を挑もうとするが落車し、時速500kmで地面に叩きつけられるという憂き目にあった。後に中野区でサーベラスと対戦するが、「物理攻撃無効」を発動させた彼に敗れている。 トルマリン・シェル(Tourmaline Shell) ホーンの相方で、漫才めいた掛け合いで周囲を笑わせる。愛称はトリー。 電気石とも呼ばれるトルマリンの青緑色と性質の装甲を持ち、衝撃を受けると表面が電荷を帯びて発熱するアビリティ《圧電装甲(ピエゾ・アーマー)》によりホーンの必殺技の影響を受けないことから、彼と好んでタッグを組んでいる。ヘルメス・コード縦走レースではシャトルのドライバーを担当した。 セルリアン・ランナー(Cerulean Runner) レオニーズに所属する男性リンカー。レベル5。和風デザインの装甲を持ち、小振りな日本刀タイプの強化外装と、頭に陣笠デザインのアーマーを装備した、足軽風の小柄なアバター。ランナーの名の通り、レベル5にして足の速さではレオニーズでは上位に位置する若手のホープ。 プロミネンスの《ヘリオスフィア》のファンで、リーダーのブレイズ・ハートを推している。
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