ダークオリエント
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「魔法の料理 かおすキッチン」の記事における「ダークオリエント」の解説
ダークネス 本作のボス。「暗闇光石(ダークネスストーン)」によって不死身の肉体を得ている。倒すには「暗闇光石」を破壊しなければならない。ダークオリエントの失敗に堪忍袋の緒が切れ、そして、聖モンゴメリ学園に侵入するが、悶太を追いかけていたくるみに倒されてしまった。本作で唯一かおすキッチンに変身するまでもなく倒されてしまった怪人である。 ビーフネス/牛野まほ(うしの まほ) 22歳。5月3日生まれ。O型。趣味は軽いガーデニングと買い物。 牛(ホルスタイン種)型の魔人。人間の女性に牛の角が生えた様な外見を持つ。角は自分の意志で出したり引っ込めたりすることが可能。作中でのかおすキッチンの最初の相手。部下の魔獣などを率いて街を荒らすが、毎度毎度かおすキッチンに撃退されている。血まみれにされたり劇物ポトフを食べさせられたりするなどトラウマを負うほどの酷い目に遭わされているが、その辛さを上司に分かってもらえない苦労人。上司の訓練に付き合わされたお陰で、「輪投げの腕前だけならかおすキッチンにも負けない」と自負する。人間社会を探るため、普段は江古田銀座の中にある1DKアパート『モンシェリ江古田』201号室で暮らしており、ご近所の人々には当人としては甚だ不本意ながらも好かれている。魔界のジェノサイドバッファロー村という名の村に生まれた所為か、22年間自分の事を凶暴な猛牛の魔人だと思い込んでいた。両親は今もそこで農家を営んでいる。 第18話で、念願の初勝利を納めたが、くるみ達の息の根を止めなかったことから、人間に対する情が芽生え初め、第19話でかおすキッチンRとなった魔界盗賊団の2人が相手だとは納得いかず、くるみをライバルとして励ました。そして、ダークオリエントが壊滅した後、OL「牛野まほ」として働いている。後にラムネスと結婚し1児の母となった。 ドルフィネス イルカ(バンドウイルカ種)の魔人で、ダークオリエントの司令官。見た目は普通のイルカで、超音波やドルフィンキックを得意とする。かおすキッチンの恐ろしさを知らない為、ふがいないビーフネスの失敗に呆れている。普段はイルカの着ぐるみを着た上で水族館に潜んでいる。第10話で、ラムラの存在に気づいた。 キノコッス 魔人の中では下級ランクのキノコ型魔人で、外見はキノコそのもの。関西弁でしゃべる。ドルフィネスの命により、ビーフネスと組んで街を襲う。相撲が得意だが、それが仇となり、くるみの魔法で木っ端微塵にされ死亡。ポルチーニ茸のリゾットにされてしまう。 カニックス カニ(ワタリガニ種)の魔人で階級は少佐。左目に眼帯をしている。見た目はほぼ普通のカニだが、ベトナム戦争などを戦い抜いた歴戦の猛者。ビーフネスを投げ飛ばすほどの体術と、かおすキッチンの正体を暴いて暗殺を企む智謀を併せ持つ。身を隠す場所に鍋を選んでしまったことが仇となり、文字通りカニ鍋にされてしまった。味は不味い。自慢のハサミでM16を分解することができる。魔人としてのランクの差はさて置き、ビーフネスにとっては心から尊敬できる人物(カニ)だったようで、彼の最期に涙し、自宅に遺影を飾っている。 ケンタウラス ダークオリエントの最高幹部「魔界八神獣」の一人であるが、悶太並のスケベ。かおすキッチンに発見され、退却するハメに。人間界は面白いらしく、住みたいと言うほどであるが、微妙に溶け込めていない。お料理魔法を余裕でかわすなど、実力は計り知れないが、実はダークオリエント内では穏健派のようだ。くるみと織絵の将来性には肉体的な意味で期待している。 ドッグ三兄弟 犬の魔人で魔界でも名の知れた凶悪な連中で、砂漠の狂犬の異名を持つ。くるみの弱点であるキノコを使ってくるみをさらう事に成功、更には酒を飲み過ぎてぐったりしていたビーフネスをも亡き者にしようとするが、目を覚ましたビーフネスの証言で舞い上がったくるみの照れ隠しの前に全滅した。ドーベルマンネス ドッグ三兄弟の中で一番の凶暴性を持ち、ドーベルマンの耳を持った野盗の容姿をしている。くるみのマジカルところてんの餌食となり死亡。 ラブラドールネス ドッグ三兄弟の中で一番利口で、ラブラドール・レトリーバーの耳を持った野盗の容姿をしている。くるみのマジカルバーナーに焼かれ焼死。 チワワネス 元気が取り柄で、チワワの耳を持った寄り目の野盗の容姿をしている。くるみのマジカルピーラーの前に敗れ死亡。 ホヤッス ホヤの魔人。外見はホヤそのもので、鳴き声は「ホヤース」。僅か1コマでくるみに瞬殺された。 ハマグリス ハマグリの魔人。外見はハマグリそのもので、全部で6匹いる(ドルフィネスが指令を出した際はもう2匹いた描写がある)。1匹はラムネスを挟むが、ラムラの返り討ちに遭い、残りはくるみのマジカル浜焼きで一網打尽にされた。「あらゆる物理攻撃をはね返す」という強靭さが自慢の殻も、役立たず終いであった。 キツネル/狐坂ミサ(きつねざか みさ) 狐の魔人。女子高生にキツネの耳としっぽをつけた姿をしている。人間社会を探る為、普段は、ある高校の女子高生として通学しているが、本人曰く“ビーフネスほど器用ではない”せいで周囲に馴染めず、「かおすキッチンさえいなければ…!!!」と憎悪(酷い逆怨み)を燃やす。呪術見習いであるため、唯一使える「人をドジにする呪い」でくるみを追いつめる。くるみのドジのとばっちりで崖の崩落に巻き込まれた所を、悶太のエロな発想で助けられた。以来、不可解な感情(その時は恋心だと自覚できていなかった)を悶太に対して抱くが、やっている事はただのストーキングであった。 第19話で、ビーフネス同様かおすキッチンRとなった魔界盗賊団の2人が相手だとは納得いかず、くるみ達を永遠のライバルと認め、くるみを励ました。 さらにその後、頑張って編み出した新技と出撃要請を無視され、ふてくされている時に悶太と再会。ありのままの自分の存在と(目的はどうあれ)力を認め、必要としてくれた彼に今度こそ明確な好意を抱き、いい仲になる。ダークオリエントが壊滅した後、「狐坂ミサ」として高校に通っている。くるみが高校に入学じた時点で悶太と一緒に通学していた所を見ると、くるみ達が中学生だった当時は高校1年生であると思われる。 レモネス レモンの魔人で、ダークオリエント諜報部所属のスパイ。スパイ奥義・レモン☆フラワーでくるみ・悶太・真壁を眠らせることに成功するも、くるみ達を傷つけられた事に激昂した織絵にマジカル果汁絞りで脳天をひねり潰され惨死。 京野菜魔人軍 京野菜の魔人達で、鞍馬山で5年にわたる厳しい修行積んであるが、活躍することなくかおすキッチンに全滅させられた。名前が判明しているのが聖護院ダイゴネス、賀茂ナッス、万願寺トウガラシスの3体のみ。 タイガラス トラの魔人で、ダークオリエントの剣術指南役。血ヘドを吐くほど修行が厳しく、指導を受けた者は必ず数倍は強くなれるが、ケンタウラスの友人で根っからのスケベである。 ハムチュス ハムスターの魔人で、タイガラスの門下生。 イカックス イカの魔人。地球侵略のためにケンタウラスをダークオリエントに復帰させようとしたが、悶太が持って来たセミヌード写真集を見て動転、かおすキッチンの目前で人間界の女子の性道徳意識の乱れに対する不満をブチ撒けてしまい、包丁で切り刻まれ串に貫かれるが、かろうじて生き残った。精神的ショックを受けると口から墨を吐血の如く吐き出してしまう。3本目の特別編のみの登場。 デイジーネス デイジーの魔人。ビーフネスの「誰でもいいから」という要請を受け、魔界総本部より急遽派遣された。新人獲得のためにダークオリエントが制作した映画で、織絵役を演じたのもこの魔人である。14歳の女子中学生で名前だけなら可愛らしいが、巌のようなオッサン顔で口ヒゲにケツアゴに筋骨隆々の立派すぎる剛尻ボディ、呪いをも受け付けない強烈な闘気と、全てにおいてアンバランスかつバイオレンス。 サボテックス サボテンの魔人。マジカル天ぷらの餌食となった。
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魔界から現れた悪の組織。首領のダークネスと司令官ドルフィネス、さらに数多くの魔人、魔獣から構成される。地球を征服するために街を荒らしているが、その戦力や詳しい目的は謎に包まれている。水族館「砂川マリンランド」の地下に秘密基地を持ち、日夜世界征服とかおすキッチン打倒の作戦を練っている。また、魔人達は普段は変装して人間社会に潜入している。勤務形態は週6日制で有給休暇制度有り。町内の夏祭りではスポンサーとしても参加していた。
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