ウォーハンマー:ファンタジーバトルとは? わかりやすく解説

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ウォーハンマー:ファンタジーバトル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/21 04:26 UTC 版)

ウォーハンマー (ミニチュアゲーム)」の記事における「ウォーハンマー:ファンタジーバトル」の解説

第1版 Boxセットとして1983年発売された。 ブライアン・アンセルとリチャード・ハリウェル、リック・プリーストリーの3人のデザイナーにより作成された。白黒の箱に本が3冊ほど封入されていた。1冊目はテーブルバトルルールブックでルールと共に模擬戦紹介されていた。2冊目はウィザードルールブックで、レベル4までの紹介とさらに高レベル魔法紹介されていた。3冊目はキャラクター紹介ロールプレイングによる経験値取得成長ルール記されいただけでなく、キャンペーンシナリオ用意されていた。 誤字脱字矛盾するルール偏ったバランスとひどい体裁にもかかわらず斬新単純な戦闘ルール駆け引きによる心理戦体験できるゲームとして人気馳せた。他のミニチュアゲーム比較して魔法などを駆使するエンターテイメント性があるゲーム評価された。 第2版 1版と同じくBoxセットとして 1984年第2版発売した。 1版とは異なりそれまでファンタジー作品題材として代表的なものであったD&D』やトールキン作品世界観排除する形で、ウォーハンマー独自の世界観作り上げた奇術魔術精霊と言った要素追加し戦闘において魔除けによってそれらを回避するルール追加したアーミー編制ポイント制用いられ役に立つアーミー編制リストなどが附属されていた。 また、リアルな軍隊編成プレイできるように追加オプション発売された。 キャンペーンシナリオ集として「Bloodbath at Orcs' Drift」(1985年)と「Tragedy of McDeath」(1986年)が発売された。 第3版 前2作とは異なり、ハードカバーブックとして1987年発売した発売されたゲームの中で最もルールが複雑でより深いエディションとなっている。さまざまな種族新し特殊部隊や、ウォーマシーンのためのルール掲載され英雄ウィザードをより表現させるためのルール追加された。そのため2版までのヒーローリストの使用が非推薦プレイとなり、1991年に「Warhammer Armies」と言う新ヒーローリスト集が発売された。また、ヒーロー種族別に設定できるのも第3版までであった第4版 第4版は再びBoxセットとして1992年発売された。ルールは3版とは全く異なエディションである。 3版までのミニチュアは非常にリアルな造形であったが、第4版以降から発売されミニチュア子供受けするようなコミカルな造形となった世界観ミニチュア合わせるように、明るくコミカルヒロイックファンタジー彷彿とさせる世界観になる。 そのため、倫理的に問題があるモンスター退廃的うらぶれた雰囲気泥臭い設定など排除されることになった第4版第5版は後に「Herohammer」と揶揄されるほどキャラクターが強いゲームバランスであった。 この版よりそれぞれの種族それぞれのアーミーブックが存在するとなった。 各アーミーポイント制限を受け、モンスターウォーマシーンなどすべてがその制限従った魔法ルール選択した魔法ランダムで働くようになり、選ばれスペルカード発動するとなっていた。 また魔法もアーケンマジック(秘儀魔法)とケイオスマジック混沌魔法)を使い強化できた。 第4版Boxセット Boxセットにはプラスチック製で一体成型仕様ミニチュア付属され、箱から取り出してすぐにプレイできる形になっていた。 ハイエルフゴブリンミニチュア含まれている。 ウォーマシンチャリオットなどは衝立コマ使って暫定的に表現されている。 ジェネラルとコマンドグループは含まれていない第5版日本語版初展開) 第5版1996年にハードカバーブックとして、5版改訂版Boxセットとしてその年の12月発売されている。 第5版はベストファンタジー賞やサイエンスフィクション1996のミニチュアルールのオリジナル賞を受賞した4版5版ルール的には類似しており、第4版のアーミーブックを引き続き使用することができる。 魔法体系基本システムは同じとしながら刷新され、バトルマジック(戦闘魔術)と各種族毎の魔法分かれることになった第5版Boxセット ブレトニアリザードマンミニチュア入ったスタートBoxセット上記アーミー第5版リリースと共にサポートされたため、普及宣伝させる意味でBoxセット入り決定した第5版までのBoxセットルール必須なジャネラルやルール有利なコマンドグループが含まれていない。 そのため本格的に遊ぶには、それらのメタルフィギュア購入しなければならなかった。 特にリザードマンジェネラルスランという高価なメタルフィギュアが必要であった第6版 第6版ペーパーバック仕様として2001年発売されBoxセット同時に発売された。 4版5版類似していたのと同様、6版7版は類似点多く5版とは異なっていた。 5版までのヒーロー強大な力を持っていたが、6版からはそうでもなくなりヒーローによって勝利出来なくなった。 各アーミーブックにヒーロー魔法体系がまとめられ非常に良く纏まったルールとなったミニチュアに関しては、4版では子供向きコミカルな造形となっていたが、6版でゴシックホラー造形へとデザイン先祖帰りした形になった。しかし、3版までの造形よりスマートになっていた。 世界観4版5版とうって変わり、3版のころの退廃的な世界観近づくことになり、よりゴシックかつパンク雰囲気漂わせることになった第6版Boxセット エンパイアオークゴブリンミニチュア入ったスタートBOXセットウォーハンマー世界主役とも言えるエンパイアと、ウォーハンマーで一番数が多いとされるオークゴブリン含まれている。 そのため世界観的にもバランス取れたBoxセットである。 2008年に7版が出た後で付属するミニチュア内容評価高くミニチュア主な目的として購入する人も多い。 第6版サプリメント アルビオン 隠され幻の島覇権をめぐり各勢力が争うイベントサプリ ラストリア 旧き者の第2の巨大遺跡群の残る大地ラストリア。その覇権をめぐりリザードマンとの攻防を楽しむイベントサプリ ストーム・オブ・ケイオス いよいよアーケイオンが渾沌四神加護を受け、純粋なケイオス軍及び四神軍を引き連れてオールドワールドに大侵攻してくるイベントサプリ 第7版 第7版2006年9月9日ハードカバールールブックとして発売され、6版と同じくBoxセット発売された。(日本語版はBOXセットのみ) ルール自体は6版のマイナーチェンジ版である。そのため、6版仕様各種族アーミーブックを引き続き使用することができる。 世界観も6版と同様の世界観である。 第7版Boxセット 7版のBoxセットドワーフゴブリンの戦う「どくろ峠の戦い」である。 ドワーフゴブリンミニチュア入っている。6版と違い一体成型ミニチュア増えたのが特徴。 これはミニチュア精巧さにとってはマイナスであるが、ランナー1枚あたりのミニチュア数の増加貢献している。 第8版 第8版2010年7月10日にハードカバールールブックが発売され2010年9月4日Boxセット発売された。(日本語版はBOXセットのみ) 第4版以来大規模なルール変更が行われたことにより、ユニット死亡場面増えたため、必要ミニチュア数が大きく増えることになった各種族アーミーブックは6版〜7版仕様引き続き使用することができる。 第8版Boxセット 8版のBoxセットハイエルフスケイブンの戦う「流血島の合戦」。精緻なパーツ分割躍動感のあるミニチュア特徴的である。 なお、以前の版と違いBoxセットのみではゲーム必要なデータ足らず別途種族アーミブックを入手する必要がある。 (日本語版ならPDFにて無料ダウンロードが可能)

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ウォーハンマー:ファンタジーバトル(WarHammer:Fantasy Battle)

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ウォーハンマー (ミニチュアゲーム)」の記事における「ウォーハンマー:ファンタジーバトル(WarHammer:Fantasy Battle)」の解説

オールドワールド呼ばれるファンタジー世界扱ったゲーム。現在は8版。中世ヨーロッパ似た地形文化を持つこの世界には、様々な種族国家覇権求めて戦いあっている。また、全ての文化的種族の敵である「混沌ケイオス)」の勢力存在しオールドワールドでは戦い絶えことはない。ダークファンタジーとも呼ばれる非常に退廃的ブラック雰囲気強調されており、ミニチュア多く狂気残虐さ、野蛮さ際立たせる造形なされている。また、ハイエルフ・ダークエルフ・ウッドエルフの三種族の耐久性ただの人間と同じと設定されている。参照White Dwarf en:Warhammer Fantasy Battle(01:13, 5 December 2008)を一部翻訳

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