イエスの弟子(十二使徒)
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「聖☆おにいさん」の記事における「イエスの弟子(十二使徒)」の解説
ペトロ 声 - 戸谷公人 (ドラマ版) イエスの一番弟子にして十二使徒のリーダー。初代ローマ法王でもある。元はガリラヤの漁師でアンデレの兄。弟と共に天国の門の前で受付をしており、天界に来た者を天国や地獄に振り分けている。弟と合わせ「漁師兄弟」と呼ばれている。 朗らかでノリの良いいわゆる「ウェイ系」の若者として描かれており、イエスに対しても「サーセン」「マジパねェッス」等くだけた若者言葉で話す。イエスとの出会いを怪談噺のネタにしたり、「ペトロの否認」で有名な「知らない」を持ちネタにするなど無礼講を地で行っているが、師であるイエスへの恭順も誰より深い。そのため「イエスから最も信頼されそして最も説教されて いる弟子」と紹介される。イングレスやロードバイクなど新たに始めた趣味を弟やイエスに熱心に勧めるため、最近ではブッタから『息子の悪い友達』的な目で見られている。 昔は口より先に手が出るタイプで、布教するイエスにノリよく投網したり、イエスが捕らえられた際に激怒して兵士の耳を切り落とし(実際の逸話)たりしていたが、現在はだいぶ丸くなっているらしい。それ以外でも何かと沸点が低く、ジャック・オ・ランタンの話を真に受けて号泣したり、聖人認定されず落ち込むジャンヌ・ダルクの様子を見かね、初代法王として聖人認定しようとしたりしているが、慰めている様子が一見すると口説いているようにしか見えなかったため、アンデレが「ナンパじゃない」とフォローを入れていた。天国の門の受付の机は他の使徒たちと共用で使用しているが、机の上に私物のボトルキャップを大量に並べているので、雷兄弟から捨てるように言われている。 イエス同様ネットやパソコンを愛好し、オンラインゲーム「デーモンハンター」やmixiなどをしている。ネット上でのハンドルネームは「ぺとろん」。携帯小説が大好き。 アンデレ ペトロの弟。兄と合わせ「漁師兄弟」と呼ばれている。 ペトロ同様「ウェイ系」でノリの良い性格をしている。普段は長い前髪で目元を隠しているが、前髪を上げた容貌は兄ペトロと瓜二つである。ペトロと行動を共にすることが多い。兄と同じく「デーモンハンター」をしている。兄よりはやや冷静な性格でキレる兄をたしなめることもあるが、基本は同じタイプであるらしく兄の暴走を本気で止める気配は一切ない。ただし後述のような場面では情緒が不安定になり、逆にペトロを振り回し困惑させることもある。ソーシャルゲームのヘビーユーザーであり課金もしている。充電器が無い環境にいると不安で異常に落ち着きがなくなる。そのため、天国の門の受付の机の引き出しの中は自身の充電器であふれ、雷兄弟からは「ピカチュウ」とあだ名され、充電器を処分するよう兄を経由して言われている。ネット上での名前は「あんでれ」。 自身が殉教した際、X字型の十字架(聖アンデレ十字)に磔にされた事から、周囲からは元気はつらつポーズを取りながら昇天したと思われ、ペトロ等は前述の「聖アンデレ十字」を密かに「イエーイ十字」と呼んでいた。その事実を最近知りショックを受けている。 兄ペトロとよく似た顔立ちをしているため、アンデレ自身兄が『大シモン』、自分が『小シモン』と呼ばれるかもしれないと考えている。そのため、前髪を上げることを非常に嫌がっている。 ヨハネ イエスを洗礼したヨハネとは別人。兄のヤコブ(大ヤコブ)と合わせて「雷(いかずち)兄弟」と呼ばれる。 弟子達の中で最後に亡くなったので、自身の福音書に「主(イエス)に愛された弟子」という一人称を用い、話す時も使っている。イエスは「アガペーだから誰が一番とかはない」と言っているものの、本人は「言った者勝ち」と開き直っている。1人だけ殉教しなかったことを後悔しており、極楽サイドの伝統スポーツ「ショムジョ」のレギュラー選手となった際に知り合ったアナンダと、同じ大往生した者同士意気投合する。 著書「ヨハネの黙示録」が天界では大ベストセラーとなっており、ミカエル達大天使も愛読している。同著ではヨハネは、師であるイエスについて「7つの目と7つの角を持つ子羊に似ている」など独特の言葉で表現しており、その表現力から天界では「ヨハネの黙示録」はホラー的な読み物として扱われている模様。 また服装やヘアスタイルに気を遣う美意識の高い若者とも描かれており、イエスからは「君の着ている服は高そう」と評されていた。立川に行きつけの美容室があり、そこで毎月カットとトリートメントをしている。髪型にはかなり神経質で、前髪を切りすぎたため有給休暇を使って会社を休んだり、カットモデルとなったイエスが変な髪型にされた際は「天から呼び下ろした火(ホットペッパーに悪い口コミを投稿)」を放ち美容院を炎上させようとしたが、前述の通り表現が意味深すぎて読解が難しい物になった。また仕事とプライベートは分ける今時の若者でもあり、残業は絶対せず、仕事が残っていても定時退社し美容室の予約などプライベートの予定を優先している。その事から「定時退社の守護聖人」と呼ばれている。 ヤコブ(大ヤコブ) 弟のヨハネと合わせて「雷(いかずち)兄弟」と呼ばれる。弟のヨハネと同じく「ショムジョ」のレギュラー選手となっている。弟や他の弟子と比べ常識人的な言動が見られる。 弟が、漁師兄弟から「ギャバ」と影で呼ばれていることは知っているが、あえて黙っている。 ユダ イエスを銀貨30枚で売った裏切り者の代名詞的な人物。その罪はイエスが発行した免罪符5枚で許されており現在は天界にいるが、免罪されるまではブルータス・カシウスと共に「裏切り者が堕ちる地獄の最下層(コキュートス)」で氷漬けにされていた。そのため何かと地獄ネタを引きずることが多い。 自身の罪の重さからか、ネガティブ思考で自虐的な人物として描かれており、イエスや他の十二使徒のメンバーか逆に気を遣われてしまっている。イエスらと共に「デーモンハンター」をプレイしていたが、ネトゲ廃人から脱出するためネトゲを辞める。一時期、保地丁夫(ぽじてぃぶ)なる作家のポジティブ・シンキング論に傾倒し、同氏の書籍を愛読するなどして別人のようにポジティブな性格になっていたが、すぐに元に戻った。前述のイエスを売った金銭で生前に下界で土地(血の畑)を買っており、その「外国人のための墓地になっていたわけ有りの土地」で野菜栽培を始めようとしていたがペトロに止められた。 マグダラのマリアの油の逸話から油の浪費にはかなり神経質であり、油の量をデナリ単位で瞬時に目算する能力を持つ。一見自虐の多いキャラだが、twitterでペトロ、アンデレと一緒にモーセの割るネタをふったりとノリのいい一面も持つ。 トマス 本人確認のため、復活したイエスの聖痕に指を入れた人物。紐を見れば引っ張り、ボタンがあれば押す性格。ブッダとの初対面の時も彼の耳たぶを引っ張った。 かなり用心深い性格で、イエスの聖痕に指を入れ傷の位置と感触を確認しないとイエスだと認めない。そのため、イエスからは「一番めんどくさい弟子」と思われている。さらに正直すぎる上遠慮がなく、ブッダが携帯をスマホに機種変更しようとした際、魔界からマーラを呼び出し、ブッダにマーラのスマホを譲らせようとし、その際も言っていることに間違いはないが正直過ぎてマーラを傷つける言動をしている。
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