しる・し
しるし【印/▽標/▽証】
読み方:しるし
1 他と紛れないための心覚えや、他人に合図するために、形や色などで表したもの。目じるし。「非常口の—」「持ち物に—をつける」
㋐ある概念を象徴するもの。「平和の—の鳩」「純潔の—の白い衣装」
㋑(証)ある事実を証明するもの。証拠になるもの。「見学した—にスタンプを押す」
㋒(証)気持ちを形に表したもの。「感謝の—に記念品を贈る」「お近付きの—におひとついかがですか」
3 所属・家柄などを表すもの。記章・旗・紋所など。「会員の—」
4 (「璽」とも書く)
㋑三種の神器の一である、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)。神璽(しんじ)。
「—を厚く調へて送り納(い)れ、良き日をとりて婚儀(ことぶき)を催しけり」〈読・雨月・吉備津の釜〉
[下接語] (じるし)合い印・家印・糸印・馬印・笠標(かさじるし)・風標(かざじるし)・木印・袖標(そでじるし)・爪(つま)印・苗標(なえじるし)・荷印・墓標(はかじるし)・旗印・船(ふな)印・星印・無印・目印・矢印・槍(やり)印
しるし【▽徴/▽験】
しる・し【▽著し】
読み方:しるし
[形ク]
「大伴の遠つ神祖(かむおや)の奥つ城(き)は—・く標(しめ)立て人の知るべく」〈万・四〇九六〉
しるし【▽首/首=級】
記し、印し、標し
印
しるし
印
印 |
幖
徴
徴 |
徵
瑞
璽
症
讖
騐
騐 |
験
験 |
「しるし」の例文・使い方・用例・文例
- 私はおわびのしるしに彼女に花を贈った
- 彼は愛と感謝のしるしとして妻にダイヤモンドの指輪を贈った
- 大人の雄ゴリラの特徴ある色は成熟したしるしである。
- よろよろ歩きは彼がすっかり酔っぱらっているしるしだ。
- 感謝のしるしに花束を贈呈する
- 彼は降参のしるしとして両手を挙げた。
- 彼は感謝のしるしに私にこの人形をくれた。
- 彼は感謝のしるしにチップを与えた。
- 熱があるのは病気のしるしである。
- 赤でしるしをつける。
- 神がともにおられるのでなければ、あなたがなさるこのようなしるしは、誰も行う事が出来ません。
- 口少ないひとは、賢いしるし。
- 感謝のしるしにこれをさし上げたいと存じます。
- 快便快食快眠は健康のしるし。
- みどりとは反対に、赤は危険のしるしである。
- この果物はご親切に対するお礼のしるしです。
- このしるしは何を表していますか。
- きみの作文のまちがっているところにしるしをつけてあげよう。
- おしるしが出ました。(妊婦用語)
- イエスはこのことを最初のしるしとしてガリラヤのカナで行った。
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