宗五大草紙とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 古典文学作品名 > 宗五大草紙の意味・解説 

宗五大草紙

読み方:ソウゴオオゾウシ(sougooozoushi)

分野 有職故実

年代 室町後期

作者 伊勢貞頼(宗五)


宗五大草紙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/10 02:49 UTC 版)

宗五大草紙』(そうごおおぞうし)は、戦国時代享禄元年(1528年)に伊勢貞頼(貞仍)によって記された武家故実の書。全1巻1冊。『条々聞書』(じょうじょうききがき)とも。

概要

伊勢貞頼は、応仁の乱最中の文明9年(1477年)に室町幕府に出仕し、足利義政以来の5代の将軍に仕えた。その貞頼が74歳を迎えた享禄元年に、伊勢氏一族(一説には子)の伊勢貞重のために、武家奉公人としての心得や幕府殿中における諸作法・心がけ、先人の教訓などを25項目281か条にしてまとめたものが本書である。

現在は写本のみが存在するが、武家故実の観点のみならず、室町幕府幕臣としての実体験から書き記された部分も含んでおり、戦国期の室町幕府について知るための史料とされている。

参考文献



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「宗五大草紙」の関連用語

1
刀引き デジタル大辞泉
100% |||||

2
しる・し デジタル大辞泉
98% |||||

3
申し次ぎ デジタル大辞泉
98% |||||



6
32% |||||


8
14% |||||

9
10% |||||

10
10% |||||

宗五大草紙のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



宗五大草紙のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの宗五大草紙 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS