フン

デジタル大辞泉

ふん

［感］

１ 目下の者などに対し、軽く受け答えするときに、また、承諾の意をぞんざいに表すときに発する語。うん。「—、そう」

２ 不満や軽視の気持ちを表すときに発する語。「—、ばかばかしい」

ふん

［接頭］《動詞「ふ（踏）む」の連用形「ふみ」の音変化》動詞に付いて、その動作を荒々しく行う意を表す。「—じばる」「—だくる」「—づかまえる」

ふん【分】

読み方：ふん

⇒ぶん

ふん【分】

読み方：ふん

１ 時間の単位。1分は60秒で、1時間の60分の1。記号min　ミニット。「—刻みで行動する」

２ 角度および経度・緯度の単位。1分は1度の60分の1。記号′　分角。

３ 尺貫法の目方の単位。1分は1匁(もんめ)の10分の1、厘(りん)の10倍。

[補説] 上に来る語によって「ぷん」ともなる。

ふん【^×刎】

読み方：ふん

［音］フン（慣）　［訓］はねる

首をはねる。「刎頸(ふんけい)・刎死／自刎」

ふん【^×吻】

読み方：ふん

［人名用漢字］　［音］フン（慣）

くちさき。くちびる。「吻合／口吻・黄吻・接吻」

ふん【^×吻】

読み方：ふん

動物の口先。頭部で、目より前方に突出した部分や、口またはその周辺から出て伸縮のできる管状の構造物。象の鼻、昆虫のストロー状の口器など。

ふん【噴】

読み方：ふん

［常用漢字］　［音］フン（慣）　［訓］ふく

内部から外にふき出す。「噴煙・噴火・噴射・噴出・噴水・噴霧器／自噴」

ふん【墳】

読み方：ふん

［常用漢字］　［音］フン（漢）

１ 盛り上がった土。堤や丘。「丘墳」

２ 土を盛り上げて造った墓。「墳墓／円墳・古墳」

ふん【奮】

読み方：ふん

［音］フン（呉）（漢）　［訓］ふるう

［学習漢字］6年

ふるい立つ。気力をふるう。「奮起・奮迅・奮戦・奮発／感奮・興奮・発奮」

ふん【^×忿】

読み方：ふん

［音］フン（呉）（漢）　［訓］いかる　いかり

かっと腹を立てる。「忿怨(ふんえん)・忿然・忿怒(ふんぬ・ふんど)・忿懣(ふんまん)／小忿」

ふん【憤】

読み方：ふん

［常用漢字］　［音］フン（漢）　［訓］いきどおる

１ いきどおる。いきどおり。「憤慨・憤激・憤然・憤怒(ふんぬ・ふんど)・憤懣(ふんまん)／鬱憤(うっぷん)・義憤・私憤・痛憤・悲憤」

２ ふるい立つ。「感憤・発憤」

ふん【^×扮】

読み方：ふん

［音］フン（慣）

本来とは違った姿に装う。「扮飾・扮装」

ふん【^×焚】

読み方：ふん

［人名用漢字］　［音］フン（漢）　［訓］たく

焼く。燃やす。「焚刑・焚殺・焚書」

［難読］焚火(たきび)

ふん【粉】

読み方：ふん

［音］フン（呉）（漢）　［訓］こ　こな

［学習漢字］5年

〈フン〉

１ 物を細かく砕いたもの。こな。「粉状・粉食・粉塵(ふんじん)・粉末／花粉・魚粉・金粉・胡粉(ごふん)・骨粉・受粉・製粉・鉄粉・澱粉(でんぷん)」

２ 砕いてこなごなにする。「粉砕・粉骨砕身」

３ おしろい。「粉飾・粉黛(ふんたい)／紅粉・脂粉」

〈こ〉「汁粉・紅粉(べにこ)・片栗粉(かたくりこ)・小麦粉」

〈こな〉「粉薬・粉雪」

［難読］白粉(おしろい)・糝粉(しんこ)・米粉(ビーフン)

ふん【^×糞】

読み方：ふん

［音］フン（呉）（漢）　［訓］くそ

〈フン〉

１ 大便。くそ。「糞尿・糞便／牛糞・鶏糞・人糞・脱糞・馬糞」

２ きたないもの。「糞土」

〈くそ（ぐそ）〉「糞度胸／鼻糞・馬糞(まぐそ)・胸糞(むなくそ)」

［難読］猫糞(ねこばば)

ふん【^×糞】

読み方：ふん

動物が肛門から排泄(はいせつ)する食物のかす。大便。くそ。

ふん【紛】

読み方：ふん

［常用漢字］　［音］フン（呉）（漢）　［訓］まぎれる　まぎらす　まぎらわす　まぎらわしい　まがう

１ ごたごたと入り乱れる。物事がもつれる。「紛糾・紛争・紛紛／内紛・繽紛(ひんぷん)」

２ 入りまじってわからなくなる。「紛失」

［名のり］お・もろ

［難読］気紛(きまぐ)れ

ふん【雰】

読み方：ふん

［常用漢字］　［音］フン（呉）（漢）

もやもやとした大気。「雰囲気」

[補説] 「氛(ふん)」と通用する。

歴史民俗用語辞典

分

読み方：フン（ｆｕｎ）

江戸時代の重さの単位。

外国人名読み方字典

フン

名前 Phung； Hung； Foun； Fung； Gun； Heung； Hoon； Hun； Hunn

隠語大辞典

フン

読み方：ふん

1. 拾銭ノコトヲ云フ。〔第二類　金銭器具物品之部・宮崎県〕

分類 宮崎県

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ウィキペディア

フン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/11/05 15:31 UTC 版)

フン

• フン族 - 1世紀から5世紀に存在した民族。
• フン（Hun） - ドイツ人、特に第一次・第二次世界大戦時のドイツ軍兵士に対する侮蔑的呼称。
• フン (ベトナム語) - ベトナム人やベトナム系外国人に見られる名前。
• フン (楽器) - 韓国の伝統楽器。
• HOON（フン） - 韓国の男性歌手・俳優。アイドルグループU-KISSのメンバー。
• 糞 - 動物の排泄物の内、固形のもののこと。
• フン郡（英語版） - ラオス、ウドムサイ県の郡。

関連項目

• HUN（曖昧さ回避）
• フーン（曖昧さ回避）

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ウィキペディア小見出し辞書

フン……。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2018/10/15 09:00 UTC 版)

「ミルドレッド・アヴァロン」の記事における「フン……。」の解説

ミルドレッドの背後に光の渦が現れ、その中に消えた後に別の場所に現れる光の渦から出てくる瞬間移動技。魔のアルカナ・ディウー・モールのアルカナ必殺技「デシリュール」と同様の技。主にプレイヤーキャラクターと距離をとるために使う。

フン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/10/04 04:31 UTC 版)

「ディエンビエンフー (漫画)」の記事における「フン」の解説

いたる所に登場する笠を被った西洋犬。雄犬。1819年頃からすでにおり、ザーロン帝の長兄カインの飼い犬だった。

フン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/08/23 15:27 UTC 版)

「ブンとフン」の記事における「フン」の解説

小説家。40歳。独身。小説はこれまでに何冊も出版しているが、『ブン』を除いては全く売れたためしがなく、それどころか版元がことごとく倒産してしまう。そのためひどい貧乏で、チラシの裏を原稿用紙代わりにしている。自尊心は高く、ことに、自分の小説が難解で世に理解されないことについてはおかしな自信を持っている。小説家としての実力は本物であるらしく、偽ブンは「さすが本物の小説家、気迫がこもってました。お書きになることに、バランスがとれておりました」と評している。極度の悪筆。

漢字辞典

妢

妢	画数：7 音読み：フン、 ブン

弅

弅	画数：7 音読み：フン、 ブン

捴

捴	画数：11 音読み：フン、 ソウ ピンイン：zong3

棻

棻	画数：11 音読み：フン ピンイン：fen1 対応する英語：kind of wood from which perfume is made

獖

獖	画数：14 音読み：フン、 ブン、 ホン、 ボン ピンイン：ben4

豶

豶	画数：20 音読み：フン、 ブン ピンイン：fen2 対応する英語：castrate pig

轒

轒	画数：19 音読み：フン、 ブン ピンイン：fen2 対応する英語：chariot

鈖

鈖	画数：12 音読み：フン ピンイン：fen1

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Weblio日本語例文用例辞書

「 フン」の例文・使い方・用例・文例

• 翌日、新聞社で、彼は中にダックスフントの入ったパンを描いた。ダックスフント・ソーセージではなく、犬のダックスフントの入ったものをである。
• 彼は、ダックスフント・ソーセージを売っている売り子を見た時、漫画にできそうなアイデアが浮かんだ。
• 売り子が観客の列をあちこちと売り歩くとき、「ダックスフント・ソーセージはいかが」と叫んだ。
• 俺は犬のフンなんてかたづけたくない。
• ドーガンはダックスフントをどうつづるのか知らなかった。
• ダックスフントは、非常に長い胴と短い足をしたドイツ犬である。
• ダックスフント・ソーセージは、最初ニューヨークで大人気になった。とりわけ野球の試合の時である。
• アメリカ人はフランクフルターを「ダックスフント・ソーセージ」と呼んだ。
• 熱いダックスフント・ソーセージはいかが。
• 「ダックスフント・ソーセージ」は、フランクフルターにふさわしい名前であった。
• ハイフン付きの[でつないだ]語 《red‐hot など》.
• ハイフンなしでつづられる複合語.
• その一言でギャフンと参った
• 音節や語をハイフンでつなぐこと
• 451年に、フン族のアッティラがローマ人と西ゴート族に敗れた戦い
• ハイフンと分けるか、つなげる
• これらの単語および名前をハイフンで結ぶ
• セネンフントで最も小さいもの
• うなっている音とともに飛ぶ旧世界のフンコロガシ
• ダックスフントは耳が垂れ下がって胴が長く体高が低い犬だ